邂逅『縄文杉』
昨日の続きデス。ふたたび、屋久島の森の山。**** 道はすでに、トロッコ道をはなれ、急な岩の登山道となっています。こんな感じ ^^; 見ただけで汗が出てきそう?それに、雨が降りやみません。それどころか、しだいに激しくなるのです。 足元注意! 悪戦苦闘の登りですが、木の階段が整備されている所も沢山ありました。水たまりを踏まずに済みます。でも、階段は階段でまたキツイ。(ひーこら ^^;ヘーコラ^^;)****突然、 『大王杉』の所にやってきました。出会いの一瞬は、うわ~っ。このすばらしい存在感は、いったいなに? それもそのはず、『縄文杉』発見以前は、『大王杉』が屋久杉の王様だったのです。胸高周囲11.1m 樹高24.7m 推定樹齢3,000年杉の樹のイメージを超えて、そびえておりました。しかし、そうそう感慨にひたっているヒマはありません。雨はふるし、休めば身体が冷えすぎます。登山道は狭く、すれ違いのたび待たなくてはいけないですが、登山者が多いので、悪条件の中でもしゅくしゅくと先を進めなければいけません。登る者、降りるもの・・・ガイドさんの説明を聞くグループ、休憩するグループ・・・目には見えないけれど、全体に何らかの連帯感で結ばれている感じすらありました。縄文杉に魅かれて登るものたちの・・・さあ、ここまで来れは、もう一息。下ってくる人たちから「あと、もう少しですよ」と声がかかるようになります。**** 『縄文杉』は最後の木の階段を踏破したところに、ありました。前面をデッキで囲まれていて、さわることとかはできませんが、まさしく、出会いの感動があります。命を超えた命。生命をこえる生命。 『 邂 逅 』か い こ う にほんブログ村ポチよろしく- ****気象状況で、クリアな写真になりませんでしたがお許しを・・これで、精一杯でした。★ 縄 文 杉 ☆確認されている最大の屋久杉。世界文化遺産に登録されているとともに国指定特別天然記念物。合体木だとの説がありましたが、現在は1本の樹だと認められているそうです。胸高周囲16.4m 樹高25.3m 推定樹齢2,170~7,000年標高1,310mにあるので、会いに行くには距離にして22km、登山口からの標高差700mを登る本格登山の準備が必要ですが、とてもたくさんの人々が訪れています。 ****下山したら、ふもとの町では雨は一粒も落ちてこなかったとのこと。屋久島の天候って、こういうものなんですね。