Iris ensata var. ensata

<追加登場人物>

Leviathan
読みは「れヴぃあたん」
ファンタシースターポータブル２インフィニティーから参戦。
ステータスフルカンストまで転生するほど、同じ作業でも出来る人。


「最近あの人いないなー飽きてやめ・・流石にないよね」

「こんにちはー！初めまして、あなたが期待の新人さんだね」

「期待かどうかはわかりませんが、初心者です。どーも。」

「うぇとから話は聞いてるよー。過去作の話ができる有望なアークスだって」

「は、はぁ。それはそうとその本人最近見ないですけど、多忙なんですか？」

「あぁ、最近は共通シップに行ってるみたいね」

「共通シップ？」


みんながいくことになる（やもしれない場所）
それが共通シップ

そこでは最初に選んだ所属シップとはまったく関係なく集ることができて
できるクエストはチャレンジクエストのみ。

各シップにもチャレンジロビーは存在しますが、やっぱりシップ関係なしに集れるのは魅力。


「存在にすら気付いていませんでした。」

「まあ、基本的にチャレンジに行く。以外には使わないからね」

「チャレンジモードってことはいつものステージ踏破系ですか？」

「今実装されてるものは昔のチャレンジと似ててちょっと違うかなー」


始動と決断

現在実装されているチャレンジクエストはその2種のみです。
クエストの長さは
始動：全１０ステージ（所要時間約1時間～1時間半ほど）
決断：全５ステージ（所要時間約20分～40分ほど）

もらえる報酬マイル（アイテムに交換できるもの）
始動：クリアで約12500～マイル
決断：クリアで約4000～マイル

※道中や、クリア状況でかなりの変動があるためざっくり目安です。

「ぱっと見、始動の方がおいしそうですね」

「難易度でいうと決断の方が低いのもあってマイルも安めになってるね」

「私みたいな初心者が行っても大丈夫なものですか？」

「気をつける点はあるけど、もちろん誰でも始められるよ！」

気をつける点とは、
さてどこでしょうか？

武器の扱い方でしょうか？
敵のモーションでしょうか？
マップの仕掛けでしょうか？

もちろん全部大事です。

けれども一番大事なのは、「意思疎通を図ること」だと思います。
相手があなたから欲しい情報は
1.どのくらいやったことがあるのか。（初心者かどうか、解説がいるかどうか）
2.どういったものが得意、あるいはどういった役割がしたいか。（何がしたいか）
3.現在の状況はどうか。（回復アイテムが足りない、武器が出てない、もしくは余ってる）

一回クエストが始まってしまうと、周りを見ている余裕はなかなかないものです。
いかにベテランプレイヤーでも、相手のことを知らないとフォローなんてできません。

上の全てを必ず伝える必要はありませんが、お互いのために必要なやり取りは
省略するべきではありません。

「そんなこともできないのにくるな」
「なんでそんなことも知らないできてるの？」
などなど
時に心無い言葉を浴びせてくる人もいますが、それは本当に相手がひどい人なのでしょうか？

もしかしたらあなたが最初から「初心者なんです。」と相手に伝えていたなら・・

「やったことないなら私について来て下さい。必要なことは途中で伝えますので」
とか言ってくれるかもしれません。

「あなた」も、そして「周りの人達」もお互いのことは良く知らないです。

お互いが初対面で、これからグループでまとまって何かをしようとする時に
必ず上にあるようなことをやってきましたよね？
オンラインゲームでもそれは同じことだと思います。

仮にリアルではそういうのが苦手だった。という人でも
自分の得意な役割ってあったと思います。
そこからイメージを膨らませて

自分はリーダーでまとめるのが得意だ！
私は数字を管理するのが得意だ！
俺は難しいことも挑戦したい！

まあ、なんでもいいんですけど、
自分の役割を見つけてそれが上手くいったら、楽しいじゃないですか。


最後にもっとも重要なこと
言わなくてもきっとわかると思いますが、
結果は「グループ全体の連帯責任」です。

どんなに個人が頑張ってもうまくいかないことは多くあります。
他人に足を引っ張られた。と思うことも少なくありませんし
実際にそういうこともあると思います。
でも、それは相手も自分もお互い様。

「PSOの頃のチャレンジ組って実はみんな仲良しだったんですよ」

「へぇー、ギスギスしちゃうことってやっぱり多くなかった？」

「なんたってエンドコンテンツなので、人口そのもの少なかったんです」

「な、なるほど・・」

「でも、だからこそ定期で人を集めるチームがあったり、新規さんみたら物凄い食いつきで。もうなんていうか。お母さんでしたね。あれは」

「お母さん？」

「マップと仕掛けが難しいのもあって、あなた武器持った？次のところは私についてきて！メイトちゃんとある？スケープドール私のも持ってって！それからそれから・・みたいな」

「想像しただけで微笑ましすぎる」

「４PTくらいで同時進行して、早いPTもあれば失敗してやり直すPTもあったけど、
　早い人達もロビーでみんなの帰りをチャットしながら待ってたりね」

成功はみんなのもの！

そんでもって失敗もみんなのもの！

最後にはしっかり
「(成功でも、失敗でも)一緒に遊んでくれてありがとうございました！」
って言えるようになりたいですね。