八紘学園農産物直売所と「花菖蒲園」
もう先週の日曜の話で1週間もたってしまいましたが、今年お初の「八紘学園の直売所」に行ってきました。すごく暑い日で、着いたのもお昼ちょっと過ぎということもあり、今までわたしがここに来た中では一番の混みようで、みんながみんな、八紘学園オリジナルソフトクリームを食べていました。250円。八紘学園は、農業専門学校。ここで飼われている牛の牛乳が原料のソフトクリームはほんとに美味しいし安全、安心。野菜は、札幌近郊の農家さんの野菜とJA道央、JAさっぽろの野菜。野菜とソフトクリームを一緒のレジで精算し同時にソフトクリームも渡されるから、レジカゴのまま野菜置いといて、とりあえず、ソフトクリームを食べる。野菜の話はまた別の機会にするとして、今日はこのあと、八紘学園の「花菖蒲園」を見学に行きます。2ヘクタールに約450種類、10万株の菖蒲が栽培されています。入園料は300円。「え、お金取るの?」って一瞬思ったけど、生徒たちが研究・栽培・お世話をしてるので、無料公開してその維持費が授業料に上乗せされたら申し訳ないので、ここはこころよくお支払い。数日前の新聞に、満開・見ごろ、って載ってたよな~あれから何度か雨、ゆうべも雨、降ったよな~、お花、大丈夫かな~、って心配した通り、もうお花も終わりの感じ。花びら薄くて、上向いてるから雨に弱い。そういうのもあって本校では、水やりは、下から吸わせる、って、後述の先生のお話で納得。花菖蒲の担当の先生のガイドツアーに参加。あやめ、菖蒲、かきつばたの違いは、まず、咲く時期が違います菖蒲は、稲のように水の中から出て咲いて、という花だけど、本校では、草取り、虫とり、みな生徒たちがやるので管理・作業しやすいように、こうして水を張らずに、畑のまま花を咲かせます。と、熱っぽく解説されています。 先生の向こう側に丘があって、木が横に並んでてその向こう、 白っぽい背景になっているでしょう? それ、札幌ドームです。野球の試合とか、ドームコンサートとかに使うあのドーム。 八紘学園の校舎と農産物直売所は、札幌ドームと月寒ドーム(つきさむどーむ)の間、 花菖蒲園は、ちょっと離れて北野通りを渡って月寒ドームの右奥あたりにあります。 ナビに「八紘学園」で入れちゃうと、広すぎてこの菖蒲園の入り口あたりで 「目的に近づきました、案内を終了します」って投げられて迷子になるので 要注意です。 花菖蒲園だけに行くなら、北野通りから行ってもわかるけど、 直売所に行くなら、 36号線の札幌ドームの手前のトヨタを左折で行った方がわかりやすいです。横道にそれましたが、お花は、代表的な「江戸系」「肥後系」「伊勢系」と八紘学園のオリジナル品種、外国で交配された品種などなど。そして、松平菖翁という人が「未曾有の花ができた」と自画自賛した牡丹のように華麗な品種「宇宙」と書いて別名「オオゾラ」。この花を一般公開してるとこは、たぶん、八紘学園の花菖蒲園だけではないか、と言われているほど見る価値のあるお花が、触れるくらいみんなと一緒に咲いています。こういうお話も、ガイドツアーを聴いて初めてわかるので、ただ行って好きに見るだけじゃなくて「実際の話を聞く」って、大きいなって思います。他に菖蒲園内では、菖蒲の株や、お花の鉢が売られてたり、あと地元のお菓子「月寒あんぱん」(ほんま)も売ってます。http://www.e-honma.co.jp/八紘学園北海道農業専門学校http://www.hakkougakuen.ac.jp/≪行き方≫ 36号線からは、札幌方向から札幌ドームを見て、 左側のマツダ、もしくはトヨタの信号から左折。道なり。 または、 南郷通り14丁目から月寒方向。まっすぐ行って ゼビオの信号で右折で直売所。 月寒ドームを通り越して「ジンギスカン」の看板の信号左折で すぐ右が牛舎っぽい建物があってそれを見ながらしばらく道なりに行くと 奥が「花菖蒲園」。