クリームな日々

村野瀬さまの転載です。

はじめ

「衆院選を待ちながら

• ジャンル : 政治・経済
• スレッドテーマ : 自民党の腐敗

新聞など見ると、麻生首相が求心力を失っているとか解散戦略で行き詰っているとかなんとか書かれています。

麻生太郎氏という見識も指導力も矜持もない政治家のこの瞬間の滅びの姿はどうでもいいことです。そして、そのことは麻生太郎氏を国民的人気があるという理由で前回の総裁選で選んだ自民党全体にも言えることです。

組織として誰がトップに適任かを判断すること、そして、実際に指導力のあるトップを選ぶことはその組織全体の「質」を浮き彫りにします。たとえば、株式市場に上場している企業が誰を社長に選ぶか、その社長のもとでどのように組織として行動するか、それによってその会社への評価も決まりますし、株価にも影響するでしょう。それと同じことだと思います。

ダメなトップしか選べない組織は、トップだけがダメなのではなくて、組織自体がダメなのです。

そして、そのようなダメなトップしかいないダメな政治組織しか与党として選ばない有権者は（　　　　　）。（←空欄を埋めよ）

そこで、衆院選を待ちながら、いくつかメモ。

衆院選の前哨戦としての東京都議選ですが、自公が負けるという予測が広まっている中、そうはならないのではないかという意見もあり、民主党の候補者がまだ十分な数そろっていないことから、民主党は本当に勝つ気があるのか、自公与党と馴れ合いの都議会運営をするのではないか、自公は議席を減らすにしても都議会の過半数は確保するのではないかという恐れも残っていると思います。kimeraさんと、大脇道場の友さんが都議選について考えていますのでリンク。

●kimekime25
都議選は自公が過半数を取る！アホな民主の馬鹿戦略をあえて叱る！
http://blog.goo.ne.jp/kimera25/e/895be0c0668b11821a866eef78aa75a7

●大脇道場！
NO.1219 都議選は総選挙を占う？
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1251.html

それから、東京をめぐる三つの課題、「築地市場の豊洲移転問題」、「新銀行東京問題」、「オリンピック承知問題」についての世論調査。

●東京新聞　TOKYO Web　2009年6月8日 朝刊
伸び悩む　五輪支持　築地移転　賛成は３割満たず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009060802000054.html
http://yomi.mobi/read.cgi/newsplus/tsushima_newsplus_1244427946/l50

　「賛成六割、反対三割」。東京都議選（七月十二日投開票）をめぐる本紙の世論調査で、二〇一六年夏季五輪の東京招致への賛否を尋ねた結果だ。都議選の大きな争点になるが、都民の「五輪支持率」はいまひとつ伸び悩んでいる格好。一方、築地市場の豊洲地区への移転については、支持が三割弱、不支持は六割と出た。　

　本紙世論調査によると、五輪招致に「賛成」と答えた人は、全体の６１・６％。十月の開催都市決定まで四カ月足らずだが、東京五輪招致委員会が目標としていた「八割」の支持率より低い。

　招致実現に向けた東京の課題とされる「世論の支持」は依然、伸び悩んでいることが浮き彫りになった。

　「賛成」と答えた人に理由を選択肢から選んでもらったところ、「次世代に夢を与えるから」が４７・３％でトップ。「地元で五輪を見たい」が２９・６％、「スポーツ振興につながる」が１３・１％で続いた。

　また、五輪招致に「反対」と答えた人は、全体の３０％。理由は「会場建設などにお金がかかりすぎる」が７０・３％と圧倒的。「計画や理念に疑問がある」が１７・５％、「二度目の開催だから」は４・９％だった。
（中略）
　築地市場を豊洲地区に移転する計画については、「支持する」と答えた人が２６・４％。「支持しない」が６０％だった。

　「支持しない」と答えた人に理由を聞いたところ、「移転先の土壌汚染」を挙げた人が４８・３％、「築地にあることが重要だから」が４６・６％と、ほぼ拮抗（きっこう）していた。

　豊洲地区の市場移転予定地では、環境基準の最大四万三千倍のベンゼンなど有害物質が検出された。都は、公募した新技術や新工法を駆使して大規模な土壌汚染対策を施してから市場施設を建設、二〇一四年十二月に移転開場する計画だ。

■「七生養護学校・障碍児性教育」裁判をめぐる読売と産経の社説は報道機関失格
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1163.html

田代ひろし氏、古賀俊昭氏、土屋たかゆき氏の三人は、障碍者についての知識もなく、現場の取り組みへの理解もなく、論理的思考力もなく、あるのは思い込みと偏見にもとづいたはた迷惑な行動力（笑...怒）だけのようです。名前を記憶しておき、次の都議会選挙で落選させるべき人々です。

なぜ、障害児を受け入れる七生養護学校がこのような性教育の取り組みをしているのか、まともな人なら、現場の取り組みに沿って偏見抜きに論理的に理解しようとするはずです。現場の取り組みの意味を事実にもとづいて理解できず、理性的な判断もくだすことができないこの都議会議会三人には、あぶなかしくて、政治を任せることはできません。この三人の議員は次の記事を読んでも理解できないなら、住民代表としての適格性はないと思います。

」

以上です。