転載します。
少し前の村野瀬さま。
「
竹内行夫を最高裁裁判官から罷免し、日本に三権分立を取り返そう
衆議院選と同時に行われる、最高裁判所裁判官国民審査。
今回審査の対象となる裁判官の中に、
大丈夫とはいえないと思う裁判員制度を作った中心的存在の竹崎長官がいると同時に、麻生内閣が外務官僚のトップから抜擢して指名した竹内行夫元外務事務次官がいます。
●法学館憲法研究所
「最高裁裁判官の国民審査」で「平和の意思表示」を
http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20090803_01.html
今回は、15名の最高裁裁判官のうち、前回の「郵政選挙」の後に裁判官に任命された9人の裁判官が「国民審査」されます。
その中には、裁判員制度を牽引し、東京高裁長官から一気に最高裁長官に抜擢された竹崎さん、違憲とされたイラク派兵を積極的に進めた、竹内行夫元外務事務次官(外務官僚のトップからの抜擢)などがいます。
裁判員制度をどう思うか、また、平和憲法を蔑ろにする人が最高裁裁判官としてふさわしいのか、いろいろな観点から、「国民審査」をしていくことができるはずです。
■竹内行夫さんは最高裁裁判官にふさわしくないと考えます。
竹内行夫さんが最高裁裁判官に任命されたのは、去年の10月。去年の4月にイラク派兵違憲判決が出た後に、麻生内閣によって最高裁の裁判官に任命されました。
この竹内行夫さん。小泉首相時代に外務事務次官(外務行政のトップ)として、自ら積極的にブッシュのイラク戦争支持や自衛隊のイラク派兵を決定し、実行し ていった外務行政の責任者です。イラク戦争に反対したレバノン大使(天木直人さん)を「クビ」にしたのも竹内さんです。
また、高遠さん達3人がイラクで身柄拘束されたときにも、「自己責任だ」と切って捨て、3人へのバッシングを引き起こしました。
今振り返ってみてどうでしょうか?
今やイラク戦争についてブッシュ元大統領でさえ「間違っていた」と反省をしています。
そして、イラク派兵については、名古屋高裁が違憲と判断しています。
竹内さんは、まさに間違っていたイラク戦争を支持し、違憲と批判されたイラク派兵を進めた張本人です。
外務行政のトップとして、積極的に平和憲法を蔑ろにしてきた方です(なお、「裁判官」といっても、この方は司法試験には合格されていません)。
このような方に、最高裁の裁判官を任せて良いのでしょうか。
(引用ここまで)
竹 内行夫氏が最高裁にいるという事実は、日本では「三権分立」という建前とは裏腹に、三権が全然分立していないことを示しています。立法、行政、司法という 三つの権力が、主権者である国民を無視して、立憲主義や民主政治原則を捨て去って、自己の権力保存のために協力し合っているということです。
違憲の政策を政府内で積極的にすすめた者が今度は司法に移る。誰が考えても民主政や三権分立や司法の独立や「法の支配」への不適で不敵な挑戦です。違憲の政策について「それは違憲でない」と言わせるために、違憲の政策をすすめた当の本人を司法の高い地位につける。
そういうことです。
竹内行夫氏を単純に犯罪者扱いするわけではありませんが、図式としては、犯罪者を警官にして犯罪の取り締りをやらせるようなものです。どう違うのでしょうか。
竹内行夫氏自身は犯罪者ではないです。しかし、違憲行為をすすめた官僚を今度は最高裁の裁判官につけるなんて、麻生内閣はほとんど犯罪的です。
最高裁判所裁判官国民審査では竹内行夫氏を罷免するよう罷免の印をつけるのはもちろんのこと、竹内氏を指名した麻生内閣の長である麻生太郎氏もぜひ落選させたいところです。
参考になるほかの方の記事。
●日本共産党境港市議 定岡敏行のホームページ
竹内行夫にバッテン(×)を
http://www.sadaoka.net/blog/entry/001111.html
」
ここまで。
最近毎日毎日繰り返される裁判員裁判の報道は、、なんだか胡散臭い茶番というか、
下手な学芸会を見せられているような気がして気持ち悪い。
どうもまだまだ国民は舐められているんではないかな?
選挙は正しく民意を反映できるか、楽しみでもあり、不安でもあり・・・