三輪有子さんの”勇気”
『財貨を失ったら働けばよい、 名誉を失ったらほかで名誉を挽回すればよい、 勇気を失ったものはこの世に生まれてこないほうがよい。』 -ゲーテ- 勇気:自分が正しいと思うことを正しいと知ること、認めること。 自分が気付いたことに責任を取り、言葉にすること、行動に移すこと。ゲーテは政治家でもあり、戯曲家でもありました。自分が正しいと思うことをやろうとすると、必ずそれに反対する人がいます。国を良くする政策であっても、それが大衆受けするかどうかはわかりません。ゲーテはどんな困難、反対、妨害があっても人民の為を思い、その国がよくなるように活動しました。舞台芸術でも常に新しい試みに挑戦し、そのたびに批評家からは痛烈な批評を受けました。それでも彼は自分を信じ『ファウスト』を世に送り出しました。冒頭の名言は、彼の人となり、生き様を端的に表していると思います。夢や理想に忠実に生きること、勇気、挑戦といった言葉は過去の遺物になってしまったかのようです。が、しかし、日本人ほどこの言葉がよく似合う国民はいません。ここ100年くらい寝ぼけた状態ですが、もうそろそろ目を覚ましてもいい頃です。 目を覚ましましょう!!三輪有子さんもそう願っていると思います。