五感を「 感じる 」
『 道元 「禅」の言葉 』境野勝悟著/三笠書部より五感を「 感じる 」どの花にも、春がくる。白い花にも、赤い花にも、紫の花にも、どの花にも春のエネルギーが働いている。だれもが、宇宙の生命で生きている。穏やかな人、理屈をこねる人、笑う人、笑わない人。勉強する人、しない人。お金のある人、ない人。名誉のある人、ない人。いつでもどこでも、立っていても座っていても、だれもが、宇宙の力で生きている。パッと目を開いて、桜を見たときも、鼻をくっつけて、水仙の香を嗅いだときも、ぜんざいを口に入れて「あ、甘い」「あ、おいしい」と味わったときも、CDから流れる音楽を聴いて、「いい音だね」と感激した時も、ボリュームを上げすぎて「うるさい!」と感じたときも、万法(宇宙の生命)のお世話にならないことは、ない。その力を悟った人が、仏様。そんなにいつもお世話になっていても、その尊さをまったく感じない人が、凡夫・凡人。~・.★.・~この本は楽天さんにありませんでした。ほかの禅のご本を紹介♪心が晴れる禅の言葉 人生が開ける禅の言葉心がスーッとなる禅の言葉 ふっと心がかるくなる禅の言葉禅の言葉に学ぶ生き方自然の気配を“神の息吹”と表現しますから、いたるところに存在している命に気付き、ありがたさを感じる心は仏のこころにも神の御心にも通ずるんですねー…