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テーマ:映画館で観た映画(8352)
カテゴリ:洋画(な行)
原題: NE CHANGE RIEN 監督 : ペドロ・コスタ 出演 : ジャンヌ・バリバール 、 ロドルフ・ビュルジェ 、 エルヴェ・ルース 、 アルノー・ディテリアン 、 ジョエル・テゥー 観賞劇場 : ユーロスペース 公式サイトはこちら。 <Story> 『そして僕は恋をする』(アルノー・デプレシャン)や『恋ごころ』『ランジェ公爵夫人』(ジャック・リヴェット)などに主演し、若手から巨匠まで現代フランスにおける映画作家たちのミューズとして知られるフランス人女優ジャンヌ・バリバール。 歌手としても知られるバリバールの音楽活動の軌跡を、『ヴァンダの部屋』『コロッサル・ユース』で世界中の気鋭の映画作家たちやアーティストたちを刺激し続ける、今最も注目を集めるポルトガルの鬼才ペドロ・コスタが独自の視点で映画にした。 (作品資料より) 何も変えてはならない - goo 映画 <感想> 私が観た回の終了後に、ペドロ・コスタ監督のトークがあったようで、 超満員はそれでなんだ、と思ったのですが、所用で残念ながらトークはパスしてしまいました。 なのでこの作品の本質的なことってわかってないと思うのですが。。。 (トーク聞いてくればよかったかな) ただ言えることは、徹底的にバリバールの音楽を追求していることで、 白黒の画面、そしてステージと練習風景を敢えて繰り返し、 バリバールのトークによる説明は一切してないことで、 頑なに「何も変えてはならない」姿勢を打ち出しているような気がする。 雰囲気的に、この映画に似ていると感じました。 モノクローム、そして長回しが多く恣意的な作品ということです。 この監督の作品、そして関連諸事項の変遷の知識なしに この映画を観賞することは、理解するのに非常に難解に感じたことは事実です。 バリバールも知らないのに観た私がいけなかったかな? 劇中に説明は一切なく、雰囲気で感じ取る作品のため、予備知識がないとついて行くのは難しいです。 彼女は非常にテンポを気にしながらレコーディングしていて、またテンポに合わせて歌うのが苦手なように感じました。 ただし、ステージでの曲はその場の雰囲気にピタリと合ってくる。 思いついたまま、意のままに歌うこと、そのスタイルを貫くことを変えない、という風にこの映画を解釈しました。 予備知識を必要として空気を感じ取るアート的な作品ということで、今回は★はつけられないと判断しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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