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キュートなミミとながいハナ

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2012.09.01
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カテゴリ:銀魂

先週のアニメ銀魂’感想の続きです。

遅くなりました><

明日は祖母の所に行くので、続きは多分深夜になります><;


そして最早、アニメの感想というより原作の感想。

今週のアニメは見れなかったのですが、DVDを持ってます。

アニメを見た家族が、「 笑ったり泣いたりだった 」って、言ってました ^ ^


★ DVD 『 銀魂’03巻 』

 第210話「無法の街に集うはキャッホーな奴ばかり」☆
 第211話「墓場で暴れるのは幽霊だけでない」
 第212話「侠の鎖」
 ☆ 第213話「鉄の街」

★ 原作 『 第35巻 』

「 第三百五訓 ジジイと若い女が一緒にいると何か色々想像力が増す 」

の、感想。


☆ネタバレにご注意ください。


戦争が起こるという噂で、人が居なくなったかぶき町に、

残っているのは、四天王と、その配下と、銀さんの仲間たちのみ。


風が吹き抜ける街を見下ろす次郎長。


「 ずいぶんと殺風景な街になっちまったな

   人がいねーと存外 この街もしおらしいツラしてやがらァ 」


華陀の言うには、子供の遊び場となった歓楽街は、

次郎長の目には、女狐の狩り場に見えた。



「 とりにきたのさ 狐の首を 」



四天王対四天王の一騎打ち。


次郎長は、最初から的を華陀に絞っていたみたい。

煙管片手に、のっそりと話す姿は、穏やかなのだけど、

殺気を感じる程に◎◎







スナックお登勢を護る戦いは、


「 次 お願いします 」

狂死郎さんに斬られる為に、順番待ちの列が出来ていた。


どうせ刺されるなら狂死郎様に・・・・って、

元攘夷浪士の猛者たち!


狂死郎さんの、みごとな太刀筋は、

「 あれは 一子相伝で伝えられるという対オカマ用暗殺剣 百須斗神剣 」

って・・・・・きいた事あるな ^ ^


もちろん、その剣に対抗出来るのは、

「 百須斗神剣と対をなす 一子相伝のホスト撃滅拳法

   伽魔仙流伝承者・・・ 拳王アゴウよ!! 」


でも、アゴウ瞬殺だった ^ ^


「 あの・・・ おとなしく死んだフリしててもらえますか

   ホストがきっていいのは 女性だけですから 」  (狂死郎さん)


西郷さんの事情を知っていて、

傷付けないように、一芝居うってくれていたみたい。

大切なものを護り通した狂死郎さん ^ ^


ぴら子の配下は、みな倒れて、

「 もう勝負はついた 私らの負けだよ 」

西郷さんは、

てる君の為に戦っていただけだから。


しかし、ぴら子は、

「 ついてませんよ だって まだ親父は天下をとってないもの・・・ 」

血を流しながら立ち上がって、剣を拾っている。


「 私は・・・ 一人になったって 親父の味方です~

  たとえみんなが どんなに親父を悪く言っても

      たとえ親父の目に 私なんか映ってなくても 」


次郎長は、商売を独占する為に、ぴら子の身内をだまし打ちしたらしい・・・

そんな事をすれば、ぴら子や母の肩身が狭くなる。

「 俺ァとっくに 縁なんざ切ってるつもりだったがね 」

父の心にも、ぴら子の居場所は無く、

母を亡くせばもう何処にも、居場所は無かったかもしれない。


女の人のために自分達を捨てた父を、ぴら子が信じられたのは、母が信じていたからですね。

次郎長は、戦争にいく前にぴら子と母に、

「必ず帰ってくる」

って、約束をしたらしい。


「 あの人 まだ戦ってるのよ でも それが終わったら きっと帰ってきてくれる

   だから平子 あの人を嫌いにならないであげて

  私がいなくなったら あの人ホントに味方がいなくなってしまうもの

    約束を交わした私達だけは・・・ あなただけは お父さんを信じてあげて 」


ピラ子のお母さんは、次郎長がとても大事だったのですね。

次郎長の辛さを理解し、一人にしない為に?

娘に拠り所をつくる為に?


「 ・・・約 ・・・束 したもの 必ず・・・・・

    帰ってくるって 約束したもの 」


母が信じていた約束。

親娘の晩酌シーンでも、ぴら子は自分の願いを口にしただけだった。


それでも約束を信じて立ち上がるぴら子。

何処に向かって歩いて行くのか、一歩ずつ進むぴら子に、


援軍のはずの華陀の勢力は、刃を振りかざした。


ぴら子を殺す二つの剣は、西郷さんが身体で止めた。


カッコイイ!!>< 白ふんの西郷!

ぴら子の表情。

自分の欲しいものの為に、

心を殺して人の痛みを感じる事を遮断していたぴら子の

心のままの表情が><






華陀の城。


「 平子(ガキ)を起爆剤とし この街に戦争を起こす

  そして四天王勢力 互いを消耗させ 弱りきったところを

    まとめて潰し この街を独占する 」

次郎長が見たところ、

女狐の戦略は、こうだった。

内輪もめを引き起こし、街を乗っ取る。

でも、華陀も次郎長の考えを読んで、パーティの用意をしていた。

辰羅は、・・・・夜兎、茶吉尼に並ぶ傭兵部隊。

「 この街は もうわしのもの・・・ いや

   宇宙海賊「春雨」第四師団団長 華陀のものと言った方が いいのかえ 」


尻尾が見えていた次郎長と、見えていることを知っていた華陀。

次郎長が、なり振り構わず、外道に身をやつしていた理由は、

「 我等天人から この街を護るためであろうが 」

護るため、だった。

華陀の目にも、次郎長の覚悟が映っていた。


「 戦争を通して学んだことが 二つある

  一つ目は このままじゃこの国は 天人に食いつくされること

    二つ目は 自分があまりにも 無力だってことだ

  それでも護りてーもんがあんなら てめーが変わるしかあるめーよ

       俺ァ てめーらに勝つために 人間やめたのさ 」


腕の中で、護りたかった者が死んでいって、

護りたかった、大切な幼なじみも悲しませてしまった。

それでも護りたいものって、

お登勢さんや、故郷や、親友と共に護ってきたそこに住む人々ですね。

楽な選択では、無かったはず。

孤独だったはず。

ぴら子のお母さんは、それを解っていたのね。

華を取り戻す

って、華が枯れていないのが、ちゃんと見えていたみたい。



「 かぶき町を なめるなよ 」

次郎長は、自分の無力を知っている。

その上で、そこに住む人の力の事は、信じている ^ ^


にたっとした次郎長。

底力を感じる。

笑っているのに、笑ってない感じが ◎ ◎)凄いです!


一触即発な雰囲気を、

蹴破って

「 待たせたな ガングロジジイ 」

到着した万事屋に ^ ^

瞬間、明るくなる雰囲気!


かぶき町は、もう大丈夫 ^ ^





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Last updated  2012.09.02 00:37:48
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