カテゴリ:落語の話題
2週続けての国立演芸場です。
お目当ては遊雀師。 こういう授賞式とか 前向きな会はいいですねえ! こういうところに税金を使ってくれるんなら 文句はありやせん。 ---------------------------- 13:00開演-16:06終演 市朗-やかん(約13分) 和助-太神楽(約16分) ばち/土瓶/暮らしに役立つ太神楽/皿回し 土瓶はひやひや、さすがに師匠の方が安心感があります。 菊之丞-唐茄子屋政談(約25分) 吉原田んぼまで。安定していますねえ。 今回の金賞受賞で借金がしやすくなるそうです。 たい平-青菜(約25分) まくら控えめ。 ---仲入り--- 表彰式(約22分) 進行役-高田文夫 素敵にふざけた授賞式でした。 随所のアドリブと掛け合いはさすがです。 和助・一之輔はヤクザの御通夜、 菊之丞は田舎の歌舞伎役者って・・・うまい! 理事の「以下同文」をいじり倒して、 完全にネタにしてしまうところもさすが。 また、審査総評に対して、いちいち指さして茶々をいれるのも みていてわくわくしました。 遊雀師に対して「二人の師匠を持つ男」との紹介、 さすがに遊雀師は土下座をして勘弁を乞うていました。 一之輔-夏泥(約16分) 総評の「完成されて気に入らない」との言葉が気になる様子。 まだ二つ目なんて信じられない安定感です。 かんから-巌流島(約13分) 寄席のコントってちょっと渋い。 遊雀-宿屋の仇討(約36分) 武蔵や青菜の入れ事あり。 やや緊張気味だったんでしょうか、トリネタということだったんでしょうか 生まれながらのフラによる?、弾けた笑いは少なめでした。 ---------------------------- 今回、花形演芸会のルールを知りました。 先ず、銀賞を受賞するとレギュラーに加わり 年間二回程度の出演が確約される。 レギュラー陣の中から年間で金賞が選出され、 3回受賞する?と大賞受賞となり、レギュラーからは卒業。 参加条件は芸歴20年以内とのこと。 ・・・大賞の定義はちょっと自信ありません。 以前の授賞式で市馬師は進行役の際、 喬太郎師と三太楼師が、大賞を二回とったら 「小さん」が襲名できるなんてどうでしょう? とネタにしていたことを懐かしく思い出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.21 21:28:57
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