そろそろ食べてしまわないといけない鶏肉があったので、
今日の晩ご飯はそいつをメインにした料理に。
臭いを嗅いだところ、微妙に傷みはじめている感じだったので、
にんにくと玉ねぎでディアブロチキンにしようと思い立ちました。
最初はオリーブオイルで洋風にしようと思っていたのに、
お肉を焼き始めて、
付け合せの野菜(にら、もやし、エノキ)に
決めたことで気が変わり、
中華風に仕上げた一品です。
何が中華風かと言うとね~、
フランベするお酒を紹興酒に、
オイルはゴマ油に変えたからなのさっ。
【簡単レシピ】
※分量は自分のお好みで調節してみてくださいね。
[1]とりもも肉は一口大に切り、塩、胡椒して下味をつける
[2]にんにくはすりおろし、玉ねぎはみじん切りにする
[3]フライパンを熱し、1を焼く。
皮は焦げ目がつくようにしっかりと焼き、
キッチンペーパーで余分な油を取る。
[4]3に火が通ったら、2と赤とうがらし1本を入れ、
軽く炒めてから、強火にし、紹興酒を入れてフランベする。
[5]アルコールが飛んで水っぽさがなくなったら、
ごま油を垂らして軽く回し、お皿に盛る。
大体の分量なんですが、
鶏肉150gに対し、にんにく2かけ、玉ねぎ1/6個です。
にんにくと玉ねぎは、
たっぷり使ってお肉にからみつく感じにした方が美味しいと思います。
胡椒と赤唐辛子も入っているし、
紹興酒とにんにく、玉ねぎがいい感じのソースになっていて、
パンチの効いた大人の味。
お酒のおつまみにもいいですよ~。
さて、今回の素材ですが、
にんにく、玉ねぎ、にら、赤唐辛子、胡椒は
全て温熱類の食材です。
また、これらの食材なんですが、
『気滞血お(きたいけつお)』つまり、
ストレスや情緒不安などで気や血の巡りが滞ってしまい、
不調を訴える症状の改善によく使うんですね。
気や血の巡りが滞るとどんな症状が起きるかというと、
冷え性や生理痛、不妊症、更年期障害、鬱など。
早い話、代謝が悪い人に多く見られる症状です。
これ、自分でも簡単にチェックできる方法があって、
鏡の前で舌を「ベー」ってやって、
舌全体の色が青紫っぽかったり、
舌の裏の中心の筋に沿って、
両側に青い筋が出ている人は『血お』タイプ。
で、この『血お』タイプさんは、
『気滞』も併せもっている人が多いので、
生理痛やPMSの症状だったり、
普段からイライラしやすい、脇が張るといった症状も
あったりします。
なので、カラダを温めて、
気と血の巡りを良くしてあげる事が大切。
鶏肉もカラダを温めて、気を補ってくれる食材なので、
これらの組み合わせはとってもおススメなんですね。
私も昔から典型的な冷え性でなので
しっかり『気滞血お』タイプ。
なので、気や血の巡りを良くしたり、
カラダを温める食材のお料理がメインです。
でも、今、口の中がちょっとニンニク臭い・・・(笑)
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