いいお誕生日を迎えました。
昨日、11月20日、主人は77歳になりました。日本が終戦間際だった時,、幼児だった主人は、八王子空襲で命を落としかけました。5人兄弟でしたが、火の手が迫る中、末っ子がいない事に気づいた祖母が家の中を必死に探し、押し入れに隠れていた主人を見つけ出したそうです。逃げ出した後に、家は全焼してしまったので、祖母が見つけてくれなかったら主人は死んでいたでしょう。その後、北海道の親戚を頼って逃れましたが、父を失った家族には生きるのも厳しい生活でした。孫や子供に囲まれ、77歳を祝う事ができるなんて、夢のようだと主人は言います。私自身も、生まれた当時、治療技術もないとされた先天性股関節脱臼で、正常に歩く事は将来もできないとされてました。大変な費用がかかる難しい治療に挑む事で、両親は莫大な借金を背負いました。治療は成功し、私は正常に歩く事が出来るようになりましたが、借金返済の為、私もまた究極の貧乏生活でした。どちらが辛い生活だったか、幼い頃の貧乏生活を、お互いに自慢し合う主人と私です。(笑)今の暮らしは、まるで夢のようです。11月のどこかで、息子や娘たちの家族で、出かけようかなとしたのですが、なかなか全員のスケジュールが合わず・・。我が家での夕食会になりました。息子夫婦から高級日本酒、娘夫婦からヘネシーのブランデーなど、お酒好きな主人も普段口にしない立派なお酒。それぞれのおうちから、手作りの美味しいお料理など。孫たちから素敵な手紙やメッセージカードなど、心のこもった嬉しいプレゼントで、主人の頬は緩みっぱなし(*´∇`*)明日、早出のオットさんたちは夕方4時半頃から来ましたが、仕事が遅くまであった息子は、最後に夜10時近くに来てくれました。夜に塾に行くアオちゃんは、食事の途中で塾に行き、М子ちゃんはその送り迎え。など、常に誰か彼かが出たり入ったりの、賑やかで楽しい宴が4時半から10時半まで続きました。孫たちのプレゼントのメッセージカードにはそれぞれ工夫があって、思わず笑い出してしまいました。中の1つを写真で紹介。マオちゃんのカードに蝶々がたくさん飛んでいたのですが、良く見たら蝶々がお酒を運んでいました。お酒の瓶を(老眼鏡で)良く見ると、中身のお酒が飛ぶ方向に合わせて傾いている(笑)タケちゃんのカードにも、主人が普段よく飲むお酒の銘柄が書いてあり、更にとっておきのお酒も書いてあり~!普段、あまり呑まないこのお酒の銘柄を、小学校1年生のタケちゃんが良く知っていたね~と、大笑い。そのとっておきの時呑むお酒が、今回息子がプレゼントに持って来たお酒と銘柄が、偶然一致していて・・。その偶然に、一同は更に大笑いになりました。アオちゃんのカードも、中学生らしくお洒落で素敵でした。息子たちのプレゼントの日本酒のパッケージに「祝 喜寿」と大きい文字が印刷されていると思ったら~~。最近は酒屋さんでこうして書いて下さるんだね~と感心していたら、なんと、アオちゃんの手書きのレタリングでした。デザインや描画に詳しい主人も、これは大変だったろうねと、大感激。みんなから心のこもった嬉しいプレゼントで、主人の頬は緩みっぱなし(*´∇`*)明日、早出のオットさんたちは、早めの参加と云う事で、夕方4時半頃から来て早めに切り上げましたが、仕事が遅くまであった息子は、最後に夜10時近くに来てくれました。夜に塾に行くアオちゃんは、食事の途中で塾に行き、М子ちゃんはその送り迎えもしながらです。塾から帰ってきてから、又顔を出してくれるなど。K太は、泊りがけで大学のサークル仲間の集まりがあって残念ながら、来られませんでしたが、常に誰か彼かが出たり入ったりの、賑やかで楽しい宴は4時半から始まり、(その間、娘たちはお風呂に入るなど)最後の人が帰った10時半まで続きました。今日まで元気で生きてきて、本当に幸せ~~!!と、主人の言葉。主人も私も1年ずつ老いていき、来年の事はホントに鬼が笑う年になりました。2人とも健康に気を付け、平和な暮らしが1年でも多く続きますようにと、心から願っています。こちらは雪が積もり、とうとう本格的な冬に入りましたが、暖房が効いている家の中は暖かです。