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2011年08月08日
カテゴリ：野球の話
★この春、日本テレビ系列で放送していた
『高校生レストラン』のモデルとなっていた 三重県立・相可（おうか）高校は、かつて は甲子園にも数回出場するほどの三重県 の強豪校でした。 自分が高校球児だった頃、その強かった頃 の相可高校と、夏の予選で戦ったことがあ ります。 忘れもしない昭和５３年７月・県営松坂球場 での試合でしたが、どちらも県立高校という だけでチームの実力は月とスッポンでした。 （相可高校） ・春の県大会を制し優勝候補の筆頭。 ・キャッチーの中西親志さんは、後にヤクル トスワローズでも活躍し、野村ＩＤ野球の継 承者として現在も１軍のバッテリーコーチ。 （ワシの上野商業） ・部員は補欠なし９人ギリギリ。 ・練習試合を含めて全敗（ほとんと練習試合 も相手に断れていた） ・他の女子のクラブからは、野球部は弱いの だから同好会に格下げすべきと勧告される。 という両校の試合ですから・・・ ＯＢ達にも不名誉な「大差の日本記録」（当 時の日本記録は７２点差）だけはなんとして も阻止することと、命じられておりました。 結果は・・・ 上商０００００＝０ 相可４３７２Ｘ＝１６ （５回コールド） 相手の河合投手はノーヒットノーランを達成 でしたが、コールドですから参考記録に。 唯一の見せ場は・・・ ４回の裏・相可の攻撃、左中間を破る当りで、 打者走者がランニングホームランを狙ったの を、ホームでアウトにしたシーン！ 日本人特有の判官びいきでしょうが、スタン ドからは大きな拍手をもらいました。 自分はレフトを守っていたのですが、この時、 フェンス際の打球を中継の内野手に転送した のですが、その中継のバックホームも勢いが なく、さらに中継が入りホームで刺殺したの です。 外野からの返球に、カットが２つ入るという プレーは『伝説のバックホーム』として、上 商野球部だけでは語り継がれておりました。 この試合、最後のバッターだったのも自分。 サードゴロでしたので、高校野球のお約束は、 当然ヘッドスライディングです。 試みましたが、歩数を誤ったようで滑るのが 早すぎてペースに手が届きませんでした。 試合後、ＯＢ達からは「ナイスゲーム」と褒 められ、新聞には『上野商の９人さわやかに 散る』と大差の善戦？との記事が載りました。 優勝候補だった相可高校は上商戦で悪いクセ が付いたのか？この後、敗退してしまいまし たが、翌年の６１回大会に甲子園に出場。 初戦では、元ドラゴンズの鹿島投手を率いる 「鹿児島実業」に勝つほどの素晴らしいチー ムに成長してました。 残念ながら母校の上野商業は少子化の影響で、 統合され今は「伊賀白鳳高校」となってしま いました。今年の夏は甲子園に出た「伊勢工」 と対戦して、０対３というホンマの善戦。 ※自分の高校時代のお話などは、雑誌「野球 小僧」の増刊『高校野球小僧』２０１０年春号 に、特集として載せていただいてます。 よろしかったら、バックナンバー等でご覧く ださい。 ★「名古屋けいば」は水曜からですが、 火曜の金沢では『ＭＲＯ金賞』があります。 東海からは笠松１頭、愛知からは東海ダービー 馬「アムロ」他、計４頭の出走があります。 やっぱり兵庫の「ホクセツサンデー」が強敵 かと思います。 甲子園では初戦で全滅だった東海勢でしたが、 お馬さんでの健闘を期待してます。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011年08月08日 19時27分13秒
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