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今日は病院でお休みの日。
お昼に友達とボルシチを食べて おなか一杯になったあと、 (これはとってもおいしかった。 ボルシチってほんとはこういう味なんだ。と感心(^^;) 昼、ちょっと調べ物をしに国会図書館へ行ってきました。 http://www.ndl.go.jp/ 国会図書館というと、日本最大級の蔵書数で有名ですが、 電子ジャーナルやDVD、CD-ROM、CDなんかも充実に非常に面白い。 今回きた目的はある分野”量子コンピューティング”、”量子もつれ”、 ”量子テレポーテーション”なる分野に関する解説資料と主要論文の検索。 主要なジャーナル、雑誌記事はほとんどそれっているので、 総論から各論まで順々に調べることができました。 調べかたもいたって簡単だったかな。 システムは磁気カードによる管理方式。 1.まずNDL-OPACという蔵書検索システムを端末上で検索をかけて どの本に記事があるか調べる。 すると、磁気カードに調べたい本のデータが保存される。 2.閲覧希望を端末上で申し込むと、図書館員の人が 希望の本を探してきてくれる。(自分で本を探さなくてよい!) 3.それでこの本のこのページをコピーしたいってときには、 専用の端末からカード上に記録されてるデータをつかって、 複写希望書を作成すれば窓口に提出して複写終了という寸法。 極力人がかかわるのを少なくした仕組みだ。 うーん、大学図書館で探すのタイヘンだったことを考えると、 いいシステムだなー。 ひとつ欲を言うと、図書館内で無線LANでオープンソースに アクセスできたらもっといいかな。オープンソースを元に 記事を調べたいときってあるからね。 あとは、複写紙を廃止して、pdfファイルにしてくれれば・・・なぁ。今のところ電子ジャーナルもPDFでダウンロードして 所有するってのは難しいらしいので、持ち帰るときに紙だとタイヘン。 ここの点は大学にいたときは簡単に出来てたんだけどね。 使う側からの理想の図書館システムを考えてみると・・・ 以下の条件を備えてればいいなぁと思う。 大学図書館との使い勝手(あくまで自分が通ったとことの比較ですが(^^;)を 比べてみよう。 1.専用端末以外からの蔵書検索、蔵書複写申し込み 大学図書館→検索○、複写△(あるとこもある) 国会図書館→検索、複写ともに○ 2.閲覧、複写の手続きが簡便。 大学図書館→×(自分で閲覧場所を探して、複写機で自分でコピー) 国会図書館→○(専用端末を通じて、係りの人がやってくれる) 3.所蔵文書の電子化、複写文書のペーパレス化が可能。 ・電子ジャーナル化 大学図書館→○ 国会図書館→○ ・複写文書のペーパレス化 大学図書館→△(ジャーナルのDLならPDFで可) 国会図書館→×(複写はすべて紙) 4.オープンソースへのアクセス 大学図書館→○(専用端末からのネットアクセス、無線LANスポット なんかがあるところもある) 国会図書館→×(オープンソースへのアクセスは付加。 あらかじめ調べておくことが必要) 5.著作権、複写費用 これは公費負担にしてくれるといいなぁ・・・ 研究室に所属してるときは、どちらの図書館でも公費で落ちるんだけど。 ちなみに国会図書館では1ページモノクロ25円でした。(著作権料込み) 公共で使われる施設だったら、こういう費用を予算でだしてくれないのかしらん。 と、いろいろ書いてみましたが、一言でいうと、蔵書の検索から複写までが 楽なのが国会図書館。所蔵物の電子化、複写文書のペーパレス化、オープンソース の利用など、電子図書館的機能が高いのが大学図書館って感じなのかな。 特に3と5の条件がクリアーされると、すごい使い勝手がいいんだけどなぁ。 著作権は国で一括買い上げして、コピーアトワンスの出来る デジタル文書にするとかね。著作権の問題でこういうのできないですかね? できたらいいなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 22, 2005 01:34:21 AM
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