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『チャーリーとチョコレート工場』 (2005)
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY 上映時間 115 分 製作国 アメリカ/イギリス ジャンル コメディ/ファンタジー さあ、世界一オカシな工場見学へ!
とっても、ハイな気分になってしまいました。 ウンパ・ルンパは麻薬です! 初めて登場したダンスシーンではあんまりおかしくて頭が変になった(自分が)。。っと思っちゃいました。 あの、ドクドクしいほどの色彩と、ッ妙なダンス、同じ顔、同じ動きの何百ものウンパルンパの洪水を観てると、脳内で勝手に麻薬を作ったんじゃないか?ってくらいハイな気分になっちゃいましたよ。 チャーリーとチョコレート工場を記念してドリンクのショコラが販売していたせいか、観ている間、チョコレートの香りがほんわり香ってくるのがまた、ハイな気分を盛り上げてました。チョコレートは幸せの味でしたっけ?ほんとそうかも。 <悪い子供>が登場する話って、小さい頃「いやいやえん」って絵本で読みましたが、あれを思い出しましたよ。 子供だからって、純真なばかりではない。この映画では、いろんな嫌な子、、チャーリー以外の子ってことですが、出てきますね。子供が、というよりゆがんだ親子関係なんですが。 四六時中食べてばかりの子と、それを止めない親。 (正しい食事を与えられない 身体面での管理できない) 「わたし ○○が欲しいの!買ってよ!」我儘っ子と、すぐ買ってくれちゃう親(我慢を教えられない) ○○賞に燃える子といわゆるステージママ テレビゲームに毒されて切れやすく頭脳明晰なんだけど子供らしさの無い子と子供が理解を超えた領域に行ってしまって、意志の疎通ができない親 工場見学案内をしながら、ウォンカさんは、これらの子達に対して、決して大人の態度で<たしなめる>とか<諭す>事はしない。 そもそもウォンカ氏自体が、子供じみてるんですよね。 彼はとにっかくチョコレートやら、お菓子に情熱を捧げている子供大人なんですね~。 だから、気に入らない子供へは冷めた対応に冷たい言葉。 なんだけど、コレがジョニーだから面白いのよね~。 主人公の貧乏で苦労しているチャーリー少年が よっぽど大人ですよね。 誰よりも貧乏で誰よりも優しい。 あの、絵に描いたようなチャーリー少年一家の 貧乏な暮らしぶりは、なんだか楽しそうに見えるほど。チャーリーのママがヘレナ・ボナム=カーターで、パパが ノア・テイラーで、二人とも貧乏臭いセーターの重ね着して、やつれた姿を披露しているのは受けました。ジョーじいちゃんの顔が良い! いきなりうれしくて踊っちゃったシーンは微笑ましくてたまらん! ご老人達がとっても良いのですよね。 愛情に満ちてて、4人合わせた年齢が300ウン歳っというだけの、ユーモアと思慮深さを感じさせる言葉の数々。 人生の深みを感じさせる皆様方で、チャーリー少年が 一家にとっての希望と未来の☆のなのね、っというのがジ~ンと胸に来ます。 ゆがんだ親子関係と、愛情に満ちた家族、そしてウォンカさんの<ウォンカパパ>(このパパが ドゥークー伯爵だった)との確執へと ストーリー展開。 人生いろいろ~♪親子もいろいろ~♪ 最後、チャーリーもウォンカさんもしあわせになる、、でも、相変わらずボロ小屋でワイワイと楽しげにやってるのが、お菓子しぃですねぇ。 もう個室で暮らせるんじゃないの?(笑)
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最終更新日
2005年09月21日 10時03分55秒
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