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『マシニスト』 (2004)
THE MACHINIST 上映時間 102 分 製作国 スペイン/アメリカ 初公開年月 2005/02/12 ジャンル サスペンス 公式サイト ◇ 監督インタビューすでに1年間365日眠っていない。
●タイトルの『マシニスト』は“MACHINIST”、機械工、機械技師という意味。もちろん、この作品の主人公は機械工である。 ●クリスチャン・ベイル 最初に衝撃を受けるのは(そして最後まで目に焼きついてしまう)クリスチャン・ベイルのガリガリの身体です。(大体、ベイルかどうかすら分からない容貌) 骸骨のような身体を、親しい娼婦に自慢げに見せるシーンがあり、これが強烈。 尋常ではない身体と、夢なのか現実なのか境界線がはっきりしない、不安、恐れ、が全体を青白い映像で、ジャン=ジャック・ベネックスの「青い夢の女」に通じます。 監督談:「撮影中のクリスチャンは、あまりエネルギーがない中で演技をしなければならなく、撮影以外では睡眠をとるか食事をするかの2つしかやりたいことがなかったようなんだ。もちろん食事は体型維持のためにできないわけだから、常に眠ることだけを求めたいたね。実際彼は、キャストやクルーともあまり交流をせず、撮影が終わった途端にホテルに戻って眠るという日々だったよ。だけど最後のシーンを撮り終えた瞬間、すぐに彼はケータリングの方に向かって行ったんだ。そこから一気に体重を30キロ、たった2ヶ月で戻したんだ。映画の最後のフラッシュバックのシーンは、痩せている場面を撮り終えてから3ヶ月後に撮影したので、その時は体重は完全に戻っていたよ。彼は『マシニスト』の撮影中に『バットマン・ビギンズ』の役を得たので、早く体を戻そうという気持ちもあったのかもしれないね。」 ↑ クリスチャン・ベイルってほんとに真面目なひとなんだな~っと思いますね。 「アメリカン・サイコ」でも思ったし、「バットマン・ビギンズ」でも、バットマンマスク&スーツが、不快感との戦いだったとか。 肉体を酷使する俳優さんだなーっと思うわけです。 少しマゾが入ってる?(笑)マシニストでは、痩せた体の状態を楽しんでいたそうで、<禅>の境地だったとか。 しかし、ベイルの痩せた体が無かったら、話題騒然になったのかな?今はCGで、なんでもやれちゃうから、リアルなベイルの肉体は貴重ですよね。スタッフはカフカとかドフトエフスキーとか意識したとか。スタイリッシュとかモダンがキーワードのようだけど、そんな中で、一番泥臭い努力をしたベイルが一番の功労者なんじゃない? 何度もいいますが、この作品のあとで「バットマン・ビギンズ」を撮ったンだから、もう~すごいわ~。。「シービスケット」後の「スパイダーマン」を撮ったトビー・マグワイアくんもびっくりだわよ。 ●<○○な男のはなし> 「オープン・ユア・アイズ」「ダーク・シティ」「青い夢の女」「テッセラクト」「ユートピア」「10億分の一の男」。。一応加えると「地球で最後の男」(←これはちょっと駄目駄目だった)いろいろあるけど、その系統にまた1本加わりマシた。 自分に一体なにが起こっているのか? という男の話。 ●ブラッド・アンダーソン監督 ラブロマンス『ワンダーランド駅で』からサイコホラー『セッション9』と幅広い作品を撮ってる。『セッション』を観た時は、ラストの消化不良気分に悩まされた。 終盤まではミステリアスでいい感じだったけど、どうやら、製作者側とラストについてはもめて、かなり削った部分があったり、当初と犯人を変えたりしたらしい。 あれは残念でしたよ。 ●アイタナ・サンチェス=ギヨン キアヌと共演の「雲の中の散歩」や、よく理解できなかった「裸のマハ」、少年時代の輝きが切り取られた「僕は怖くない」っと結構彼女をみてるんだけど、杉本彩さんに似てるな~っといつも思うのです。彩さんは縄に縛られる官能作品に最近出られたようですが、アイタナさんは、お母さん役が続いてるね。
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最終更新日
2005年09月23日 12時02分13秒
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