協会・横綱審の右往左往-朝青龍-
初場所復活優勝の横綱 朝青龍が27日に韓国・仁川経由でモンゴルに帰国した。
横綱審議委員会が問題にした千秋楽のガッツポーズに協会は師匠の高砂親方を通して厳重注意の意向だったため、横審は引退を勧告するもよう。
一方、横綱 朝青龍は代理人が高砂親方の押印のある海外渡航届けを提出している。
ガッツポーズを問題にした横審は26日であり、29日に武蔵川理事長が高砂親方を通じて厳重注意の予定というが、その間の空白での帰国である。
引退勧告が振り上げたが行き場のない拳となるのではないだろうか。
千秋楽の優勝パレード前に朝青龍を呼び注意することもなく、横審の指摘を受けて3日後の厳重注意の予定は如何にも緩慢な動きではないか。
横綱 朝青龍の速攻に土俵を割るのは、協会か横審か興味のあるところである。
ただ、31日の「栃乃花、栃栄引退相撲」のために30日には日本に戻らなければならないとか、戻れば無罪放免か、窓らねば自らの引退への道を着けることになるか。
わざわざ起こしたともとれる行動、コントロールできない高砂親方との師弟関係、お騒がせなヤンチャ坊主ではある。
ご都合通信社 編集局 東 京子