テーマ:今日のこと★☆(104579)
カテゴリ:時事
阪神淡路大震災から17年。
今年は東日本大震災発生後初めて迎えるということで特別な1.17になりました。 この世界有数の地震の巣とも呼ぶべき弧状列島に住まう我々にとって、巨大地震は避け難い災厄であり続けます。 17年を経ても猶、あの日の事は鮮やかに思い出される。 そして暫くの間朝夕通勤車中で聞くカーラジオからは亡くなられた人々のお名前を読み上げる声がいつまでも果てることの無きがごとく続いていた。 間違いなく歴史にも人々の記憶にも永く刻み続けられるであろう1.17と3.11である。 立ち直ることは急務であるが、如何に人知を尽くしても猶、幾度の大災厄が我らが子孫を襲うやもしれない事を思えば、やはり忘却は許されないのだとも思う。 9月1日が関東大震災の発生日だとは知らない者も多くなっているらしいし、現在の東京を見ればその教訓など微塵も人心に宿ってはいないかに見える。 しかしいつ何時再び首都壊滅に至る大震災の襲来せんとも限らないのは周知の事実である。 立ち直ることと忘れないこととは別なのです。 1.17も3.11も9.1も、そして8.15も、歴史上忘却を許されざる「教訓の日」が暦を埋め尽くす前に、人類が災厄を少なくとも自ら招き寄せ、自ら甚大化させる愚挙を繰り返さぬ真の英知を身に纏わんことを祈るばかりである。 特別な1.17が過ぎようとしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月17日 21時10分08秒
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