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カテゴリ:読んだ本
楽天で買った本、昨日届きました。早い!
早速、読んでしまいました。 この本は、柳美里さんが、東さんとの約束を果たすために書いた初めての児童書だそうです。 おばあさんに先立たれたひとりぽっちのおじいさん おとうさんとわかれたひとりぼっちのおかあさん そしてケンタロウくん。 3人が交わした約束 「あかちゃんが、ぼくのことを、おじいさん、とよぶまでは、ぜったいに死にません。やくそくします。」 「6才になったら会いにおいで月で待っているよ」 おじいさんを亡くした哀しみは薄れることはなく、1年1年、年を重ねていったおかあさん。 そしてケンタロウくんが6才になった時、おじいさんに会いに行った。 夢の世界のケンタロウくんと、現実世界のけんたろうくん、夢と現実を行き来しながら、3人は愛を繋いでいく。 静かな再生の物語。 これは、柳美里さんの「命」はだいぶ前に読んだのですが、再読したくなりました。 コイヌマユキさんの絵が素敵です。 コイヌマユキさんは、瀬尾まいこさんの「強運の持ち主」でも装画を手がけています。 やさしい色合いと、ちょっとノスタルジックな感じが好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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