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kayokorinさんのページで以前紹介されていたのを見て、すぐに買いに走った本。
つり革読書には向かない本だし、大事に読みたいので家で積ん読になっていました。 やっと読了。 食をテーマにした連作短篇。登場人物がリンクしながら食をからめて話が展開していく。 そして、「食」はレシピ付き。それもそのはず、これは「ベターホーム出版」が出しています。 お話を読んで、レシピを見ながら料理をしてと一粒で2度美味しい本です。 ![]() 角田さんのあとがきに励まされました。 「私があじわった多くの料理は、単なる食べ物ではなくて、たまたま私の母であった女性と、たまたま娘であった私との、関係の一つなんだと思っている」 「なにを作ろうか、とぼんやり考えることは、ときに煩雑だけれど、ときにこれ以上ないほどの幸福でもある。」 わたしの母は、いつも美味しいものを作ってくれました。 という私は、いつも帰宅時間が遅く、我が家のこどもたちは「おふくろの味」ならぬ「ばーちゃんの味」で育っています。 食べてくれる人がいる幸せ、みんなで食べる幸せ、食べることにはたくさんの幸せがついてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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