「不恰好な朝の馬」井上荒野
夜読み始めて、なんとなくとまらなくなり一気読み。読み始めた時間が遅かったので、寝たのは3時近くになってしまいました。【内容情報】(「BOOK」データベースより)夫の恋をもう許さないことに決めた妻。その夫と恋人の奇妙な旅。教え子との関係に溺れる教師。その教師の妻のあたらしい習慣。決して帰ってこない男を待つ女。その女が忘れられないもう一人の男。交わり、裏切り合ういくつもの恋と運命を描く、連作小説集。 ---ひとつの団地と、その付近で起こる男女の物語。連作短編となっていて、それぞれの短編の登場人物が脇役として出てきたり、リンクしている。連作短編は、忘れないうちに一気読みするに限ります。次は?次は?と小説現代に2004年~2005年に連載されたもの。最後に書き下ろしの作品た追加され、この作品でこの連作短編が、ハッピーエンドになっている。よかったよかった。