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席亭の囲碁日記

[【碁】棋書書評] カテゴリの記事

全50件 (50件中 1-50件目)

将棋本

　互いに永世竜王（羽生は永世７冠）がかかった竜王戦が始まりましたね。第1局は挑戦者羽生の先勝。　最近将棋棋士の本なんかをよく読みます。　　　　羽生の『決断力』は特にお薦めです。　これらの本すべてで触れられていて興味深いのは、情報化社会の中でどう将棋を指してゆくかとというテーマです。パソコンやウェブによって爆発的に情報量が増えたわけですが、将棋が人間が指すものである以上、情報量だけで勝負が決まりません。情報化社会の中でどう将棋を指すかということは、もちろん囲碁にも通じるし、もっと単純に生活するということにも通じる話でしょう。

2008/10/20

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静岡新聞社から

二人の本因坊　一昨日の朝刊(静岡新聞)の広告欄で目に留めたもの。　静岡(伊豆)出身の本因坊、丈和と秀和についてのノンフィクションのようです。地元の話しでもあるので購入予定です。感想はまた。

2008/10/02

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死活妙機

　いわずと知れた秀哉の名著ですが、実は解いたことがありません。　昨日藤風会のとき、早く到着したプリンさんが死活妙機を取り出してなにやら図を作っています。こんな問題だったと思います。白先。腕に覚えのある方は、スクロールさせる前に挑戦してみてはいかがでしょう。白先(記憶頼りで図に間違いがあるかも)　それで、本の解答が以下のような図。　　しかしプリンさん曰く「黒４が疑問」と。切込みを避けて単にツゲばなかなか死なないのではと。なるほど。ぱっと見、コウくらいでしょうか。したがって、この手順が正しいのではないかと。なるほど。しかししかし、何も聞かされずに解いた私に思い浮かんだのはこの図。単アテで死んでいるのでは？　謎です。

2008/08/04

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韓国囲碁年鑑が面白くないという話

韓国囲碁年鑑（2007）　碁席にはマイ韓国囲碁年鑑をおいて並べています。自宅では日本の囲碁年鑑。　最近頓に感じるのが、韓国囲碁年鑑の棋譜は面白くないということです。つまらない。　何がつまらないかというと序盤のパターン化が進みすぎて、もう誰が打っても同じような碁にしかならないのですね。定石（システム布石）という高速道路で一気に中盤戦に突入してしまい、ひとりひとりの構想・発想の違いとかがほとんど分かりません。皆それぞれ違う考えを持って一局一局、一手一手打っているはずなのですが、それが見えにくい。おそらく、今後もっとこの傾向は進むでしょうが。

2008/07/25

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『秀行の世界』

　最近、空き時間に碁席にある『秀行の世界』を読み返している。藤沢秀行はやはりすごい。　この一手という鮮やかさが魅力であるのだが、その鮮やかさというのはなんなのか考えてみると漠然としてよくわからない。ただ大局を見る雄大な構想と、細部の石の形にまで神経が行き届く繊細さが融合するとそう感じるのかもしれない。

2008/07/21

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基本辞典の改訂

　今週の週間碁を見ていたら、依田紀基九段著の新版「基本布石辞典」の広告が出ていた。年内に「基本定石辞典」「基本手筋事典」も出るらしい。　現在の「基本定石辞典上下」（石田芳夫）は、増補改訂はされているものの、昨今の中韓の研究からは全く取り残され、化石みたいな変化がたくさん載っている本になってしまった。（それはそれで貴重かもしれないが）新版の定石辞典を誰が監修するのかは知らないが、少し期待している。　布石辞典はいままで購入したことないけど、今回は買ってみようかな。

2008/06/17

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韓国囲碁年鑑　誤植

　今年もあります。１局目からあったのでげんなり。P10　王中王戦(李昌鎬VS朴正祥)　第2譜　下辺中央、下から6番目の石が◎になっているが無地の●が正しい。　コウ欄の、150 156 164 170 176…◎は、156 164 170 176…150が正しい。　今年は気がついたらネットに挙げることにします。　

2008/05/26

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やっと出た、韓国囲碁年鑑

　いや、もう出ないのかと思いましたよ。出ました韓国囲碁年鑑。なんか完璧に一年送れですが・・・　日本の囲碁年鑑と同時注文。最近だれ気味で棋譜並べをサボりがちなんで、この２冊で立てなおしたいですね。

2008/05/17

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前田初級詰碁、前田中級詰碁、前田上級詰碁

　予約が100を越えて正式に復刊が決定し、手元に届きました。復刊なので、以前のもの変化があるわけではなく特に感想はありませんが。。。3冊セット(分売不可)で、カバーがなくなり、代わりに箱カバーがついたのが変化でしょうか。まだ買えるみたいなので、欲しい人はこちらで。　若干、箱カバーのサイズが小さすぎて取り出すのが大変なのが気になりますが。

2008/04/06

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前田詰碁

　前田詰碁のがやっと手元に届くことに。（こちら）高いけど。まぁ、もう持っているので特に感慨は無いのですが。使い古しを碁席の本棚に投入しようかな。こどもにやらせよう。　ついでに中高時代に勉強した本を書き出してみる。中１から囲碁をはじめたので　本棚の奥にある本が多いので書名とかいい加減ですが・・・○入門書　なし　曲がり四目とかいつ覚えたんだろう。入門～１級くらいまでの記憶はほとんどない。さほど頑張ってなかったし。○定石系　　星の定石　　林海峰　日本棋院　小目の定石　林海峰　日本棋院　互先定石（？）　高川格　東京創元社　　上の２冊は新書のシリーズでタイトルが緑。（色でレベルが変わる）これは中１の終わり頃には買ったような気がする。コンパクトにまとまっていて初期の勉強はこれのみだった。　高川先生の本は、「小目の定石」の掲載量不満を感じて高校の頃購入。これも新書版。なかなか便利だった。　一応上記３冊は何回も盤に並べていると思うのだけど、もうほとんど覚えていない・・・○詰碁　手筋　ひと目の手筋　ひと目の詰碁　ポケット手筋１８０　手筋小事典　死活小事典　前田初級・中級・上級詰碁　　詰碁は大嫌いだった。手筋はさくさくできるのだ大好きだった。ひと目シリーズは詰碁も簡単なので比較的熱心にやった。　死活小事典や前田詰碁の中級以上はときどき頑張って取り組むのだけど、なかなかできずすぐ投げ出す感じだった。○打碁集系　囲碁年鑑９３～９５　小林光一必勝講座　豪腕丈和　玄妙道策　秀麗秀和　武宮正樹二連星・三連星好局集　炎の勝負師坂田栄男　囲碁・名人名局の譜　囲碁年鑑は基本で。　小林光一必勝講座は繰り返し並べて問題を解いた。問題は光一先生の自慢の決め手なので当時あまり理解できていなかったけど、繰り返しやることでかなり力にはなったと思う。　古典は豪腕丈和と囲碁・名人名局の譜で入門。後者はあまり無い本（伊藤敬一著、日本文芸者)だが算砂から坂田まで古今の著名局をバランスよく収録し、解説も丁寧(当時の私でもよくわかった）で好著だったと思う。　武宮先生、坂田先生の本は図書館で借りて並べた。　勉強が棋譜並べに偏っているな・・・○ヨセ他　ヨセの○○（忘れた）　趙治勲　土屋書店　打ち込み？？？　大平修三　日本棋院（うろうろブックスか何か）　一応バランスよく強くなろうとしてちょこちょこと。○雑誌など　棋道、囲碁クラブ、月刊囲碁、週刊碁　欠かさず買ってました。９３年以降の棋道はコンプリートしています。　お小遣い３０００円だった気がしますが、これだけ買ったら何も残らない。というか足りない？５０００円だったかな？　

2008/03/14

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活碁新評

　学生時代、先輩が『活碁新評』のコピーを持っていて、見せてもらったり出題されたことがある。『活碁新評』は石見が生んだ名棋士岸本左一郎の著作で、石の筋・形に関する図集である。自分が見た図はほんの一部なのだが、かなりの良書だという印象があった。いまさらながら読んでみたいと思うのだが・・・自分が見たのは原本か、それに近いものからのコピーだったんですが。静岡だとその手の古本屋なんかないし、不便ですね。

2008/03/07

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「囲碁棋書オールタイムベストテン」

　ＧＯ！さんの企画です。　とりあえず、タイトルだけの下書き。あとで加筆します。--------------------------------------------------------　リンクは『方円書庫』の記事へ。(多分)　１０冊というのはあんがい難しい。思いつくままにですが。難解系が多くなってしまったような気はします。　１０位　『宇宙流序盤構想』　武宮正樹　豪華本でクソ高いが、それだけの値打ちはあります。しなやかでのびやかな武宮流の石使いの真髄に触れることができます。思わずうっとり。９位　『玄妙道策』　酒井猛　日本棋院　単純に道策原典に触れるのなら『碁神道策』だが、ひとつひねって。文学作品などでもそうだが、一流の注解はまた一流の作品たりうるわけで、豊穣なる道策世界を読み出した酒井九段の鬼才と努力に敬意を表します。８位　『基本死活辞典（上下）』　趙治勲　日本棋院　良書。このラインアップのなかで唯一の実用(？)書。　「強くなりたい」というのなら基本死活ぐらいは自分で勉強すべきなのです。７位　『石心梶原』　梶原武雄　日本棋院　方円書庫に記事が無いので大ショック。　梶原先生はタイトルこそ獲得しなかったものの、現代碁の発展に大きく影響を与えた（もしくは発展の中心にいた)棋士です。繊細かつダイナミックな石使いを自戦解説で堪能してください。６位　『李昌鎬の中盤戦略（上中下）』　李昌鎬　誠文堂新光社　あとで挙げる『坂田の碁』にも通じることですが、一流棋士の読み筋は驚愕の連続。何度読んでもスリリングです。５位　『神算の世界』　李昌鎬　日本棋院　チャンホ連打。　これも書評なし。う～む。　これをはじめて読んだのは先輩が韓国で買って来たハングル版。図だけしか分らないけど、ともかくその内容にびっくり。日本語版が出たら早速買いました。はっきり図を作って、「こう寄せるのが最善」と言い切れるのがすごい。４位　『坂田の碁（全６巻)』　坂田栄男　平凡社　これは僕が囲碁を始めた時点ですでに絶版だった本。最近毎コミュから文庫で再版された。　坂田がものすごい碁打ちだというのがわかります。とにかくものすごい。もう言葉にできないくらい。３位　『加田衆妙詰碁(全４巻)』　加田克司　誠文堂新光社　本当は傑作（８巻）も含めたいのだけど、そちらは全部持っていません。　かなり癖のある、こだわりの構成の詰碁集。作品自体もよいのだが、気難しいこだわり１００％のスタイルの詰碁集を作り上げたことに敬服。解説の仕方は賛否両論あるが、個人的にはすごく勉強になったと思っています。　巻末のエッセイも、なんだかねちねち愚痴を書いたり、自慢してみたりするのだが、人柄が偲ばれて(個人的には)面白い。２位　『趙治勲傑作選（１２３）』　小堀啓爾　筑摩書房　個人打碁集でありながら自戦解説という形式を捨てている異色作。ライター小堀啓爾の作品として読める。文章だけを読んでも棋士趙治勲の成長と活躍が生き生きと描かれて面白い。もちろん棋譜も面白い。　１位　『完本秀策全集』　福井正明編　誠文堂新光社　和本の旧版含め通しで３回以上は並べています。秀策の碁は非常に端正美しい。全集を並べながらたどることができるその生涯もなかなかドラマチックです。

2008/03/04

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前田詰碁復刊

　昨日さらっと触れましたが。　名著の誉れ高い『前田初級詰碁』『前田中級詰碁』『前田上級詰碁』の3部作が復刊ドットコムで復刊されることになりました。(予約制)　前田詰碁3部作は、名著です。もともとは新書本で非常に易い値段で手に入る基本詰碁集でした。今は入手困難で、やや過剰な評価額がついてしまっている曰くつきの書です。有段者に手が届くぐらいの人が有段を目指して、有段者が基礎を確かめて高段を目指す、そういう問題集です。（高度で難解な創作詰碁集という感じではありません）やや高めですが、気になる方は是非どうぞ。　加田詰碁などの復刊もお願いしているのですが、皆さんも投票してください。(投票はただ）　加田傑作詰碁　

2008/01/26

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明日から復帰

　明日から復帰できそうです。大変ご迷惑をおかけしました。　ところで復刊ドットコムで前田詰碁の復刊がなりそうです。手に入らないということで異常に評価が高まりすぎている感はありますが、よい詰碁集であることにはまちがいありません。興味のある方は是非どうぞ。

2008/01/25

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名人の指摘

　誠文堂新光社の囲碁2月号でかなり感心したので記事にします。　向井千瑛二段ＶＳ白川雄一郎（先番3目半コミだし）アマの一場面。この場面で打たれざる妙手があったとのこと。（とりあえず白キリ、黒ツナギの交換をしてそのあと）　解説は金秀俊八段なのだけど、この手は張栩名人にこの碁をちょっと見せたときに指摘されたものらしい。こういうのぱっと見えるというのはさすがですね。まあでもプロなら当たり前なのかな・・・問題として出されればすぐわかりそうな・・・でもなかなか気がつかないなぁ。　続きは本屋さんで(笑)

2008/01/10

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今年買った棋書まとめ　後編

　これはめちゃくちゃ面白かった。クンゲン本音トーク。ネタばれするとあれなので、ともかく是非一読を。　これもめちゃくちゃ面白かった。トップ棋士の個性がよくわかります。　高見氏の文が冴えているのと、取り上げている話題の面白さが際立った一冊。おすすめ。　前作よりやさしめかな。というか、石田＆山田詰碁に気が行ってちゃんとやっていなかったりする。　これも半分しか手がついて無いです。こういうのは買っておかないとなくなります。　定番ですね。　このあたりはよいハウツー本。特にサプライズはありませんが。　このあたりでやめます。何がなんだか分らなくなってきました。(古書や碁席の消耗品としても書籍をいろいろ買っているので、その量膨大）　今年のベスト５は１位２位３位４位５位　　次点　１位は山田九段の３部作。シンプルな形ながら奥の深い詰碁に惚れました。　２位、クンゲン棋話はやはり抜群に面白いです。日本の雑誌でも連載もたないかな？　３位は、やはりトッププロの発想や構想を垣間見ることのできる好企画のこの本に。　４位、古碁ファンなので、その普及を願う意味でもランクインさせました。　５位はやはり面白本。　石田章九段の詰碁集が入りきらなくなったので、無理矢理次点で。　今年は詰碁以外は読み物みたいなものばかり。来年以降はよい打碁集も出版してほしいですね。

2007/12/14

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今年買った棋書まとめ　前編

　前にも書きましたが、これは嗜好品。　この三部作は傑作。絶対お薦めです。上級者から。　講座物だけど、ほとんど打碁集。今年の打碁集的なものの中では、一番面白かったかも。　職業柄興味があって買いましたが、一般の人が買うにはちょっと高めですね。棋士や囲碁普及に興味があれば面白いエッセイです。　これは江戸古碁に興味がある人は是非手元においておきたい基本の書でしょう。内容もよいです。　５巻まであります。コピペが面倒なので１巻のみ表示。よい問題集ですが、値段が高い感じがします。　買ったのだけどまともに全部読んでません。なんだか頭がおかしくなってくる。大切なことが書いてあるんですけどね。　今年は詰碁本が豊作でしたが、そのひとつ。基本詰碁もあるので幅広く楽しめます。　地味だけど良書。　最新情報を得るための上達必須アイテムだけど、相変わらず誤植が多い　楽に取り組めて値段サイズも手軽。　石田先生はうんざりするほど本を出していて、可も不可も無い感じ。上級～初段くらいの人の基礎固めにはよいかな。

2007/12/14

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雑誌が買えるようになった

　囲碁の本はもっぱら楽天ブックスで購入しているんですが、最近雑誌も対応するようになってよろこばしい限り。これからは雑誌も楽天ブックスで買おうかなと思っています。ちなみに毎月このあたりは買っています。　ＮＨＫ講座は久しく買っていなかったのだけど、結城先生のマニアックな講座に興味津々で買っています。「わかりやすく」なんて嘘で、わかり易く説明できるはずも無い難解型がバンバンでてくる理不尽さがよいです。　あとちょっぴり悩んでいるのが、碁ワールド１月号恒例の１００問企画に教室で挑戦するかどうか。やってみたら面白い気はするんですが。　

2007/11/30

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嗜好品

　最近体調が劇悪で更新してませんでしたが、久しぶりに。囲碁古名人全集　こういうのはノータイムで購入するのですが、これは完全に嗜好品ですね。趣味の世界。一般の人は購入する価値なしかな。少なくとも下の打碁集を制覇してからでも遅くないように思います。こういう棋譜に目を通すと、道策のすごさが改めて分るし、秀和、秀策あたりの碁がまさに江戸碁の集大成だとは納得できます。いずれにしても古碁をかなり並べこんでないと面白味が無いように思います。あんまり売れないだろうなこの本。私が買ったので1冊は売れたはずですが。幻庵（げんなん）因碩打碁集　碁神道策　個人的には、こういうスタイルで知得、丈和、秀和、秀甫あたりの選集を出してほしいんですがね。

2007/11/26

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山田詰碁

　第1巻の『基本の詰碁』がよかったので早速購入。こちらも基本形、実戦形のシンプルで鮮やかな詰碁が並んでいます。勉強になること間違いなし。　これまでは軽く楽しむ詰碁集（加田詰碁とかいいんだけど真面目に詰まる問題とかあるからね）としては、石榑先生の『六段挑戦の詰碁』や『基本詰碁123題』がお気に入りだったのですが、こんかいの『山田の詰碁』シリーズはそれに匹敵すると思う。　あと、Ｐ８１の問題図は誤植があって詰碁になってません。（余分な石があるため絶対に死なない）解答図はちゃんとした図で書いてあります。これがひと目でできたら高段者、ちょっと考えてできたら有段者でしょうみたいなヒントが書いてあり、殺せないのですごく焦りました。まぁ結果的には殺せなくてよかったけど。　一番気がかりなのがネーミング。「基本の詰碁」「高速攻めの詰碁」ともはや迷走状態。ツギの最終巻はどうやって落とすつもりでしょうか？

2007/10/12

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さすがにげんなり

　最近お疲れモードで更新をサボっております。　最近の詰碁本ブームに乗って福井正明九段まで出版。レベル5まで全5冊。とりあえず購入して、レベル1を解いていました。なかなか気の利いた小品が多くて面白いのですが、何か違和感。どっかで解いたことあるよな、という感じなのです。基本詰碁というのは焼き直しが多いし、焼きなおすしかないところもあるので、どうしても見覚えのあるような感じがしてしまいます。・・・しかしあまりにも見覚えが。　いろいろ記憶をとどって見たら、同じ誠文堂新光社から出ている月刊誌「囲碁」の詰碁ホップ（工藤紀夫九段）に同じ問題を発見。げんなり。７月号　問題1　問題98とほぼ同じ。色は反対になっている。　　　　問題2　問題85とほぼ同じ。色は反対になっている。　　　　問題3　問題103とほぼ同じ。色は反対になっている。　　　　問題4　問題112とほぼ同じ。色は反対になっている。　　　　８月号　問題1　問題6と同じ。色は反対になっている。　　　　問題2　問題15と同じ。色は反対になっている。　　　　問題3　問題19と同じ。色は反対になっている。　　　　問題4　問題23と同じ。色は反対になっている。９月号　問題1　同じ筋はあるけど同形はなし。　　　　問題2　問題90と同じ。色は反対になっている。　　　　問題3　問題116と同じ。色は反対になっている。　　　　問題4　問題97と同じ。色は反対になっている。　　　7月号はちょっとは変えている（外側のカケツギがカタツギになるとかほとんど無意味な変更だけど）が、あとはまるまるコピー。基本詰碁の焼き直しとか盗用というのは日常茶飯事のことなんで珍しくもないし、よくあることではあるけど、新刊(5月発売)と発売後3ヶ月の月刊誌の詰碁がもろにかぶるというのはいかがなものかと思う。誠文堂、手を抜きすぎでは？一応月刊誌のほうは工藤九段の名前を冠しているわけだし。あまりにもひどいね。

2007/09/21

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この本面白い

　大げさなタイトルは駄作の証拠と思っていたんですが、このあいだ書店で立ち読みしてみたらこれが面白い。読み終わったら方円書庫のほうに正式な書評を載せようと思います。　上達するかどうかはともかく、世界屈指の才能チョウフニョンが囲碁や囲碁界、棋士についてさまざまな見解を披露しています。かなり遠慮なくやっている感じなのでそこがよいところですね。上達講座というよりも「チョウフニョン棋話」として楽しむ本です。　余談。囲碁は全く同じ情報（目の前の局面)を手にしながら、力の優劣が出るゲーム。肝心なのはどう感じるか、どう見るかということです。普段は着手からその世界観を察するしかないのですが、強い人が自分の考えていることや苦心していることを自ら話してくれると非常に刺激を受けるものです。（こちらの世界観がかわることも）強い人の話は面白いものなのです。大会が終わったあとお酒なんかを飲むときの楽しみがここで、ネット碁では感じにくい部分です。

2007/08/10

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碁界　黄金の十九世紀

　週刊碁などでも取り上げて力を入れていますが、お薦めの一冊です。　江戸中期から幕末明治までの囲碁の歴史がうまくまとまられています。通史もちろん、重要な棋士に関しては列伝的に詳しく記述されています。名棋士それぞれの人物像と、それらを結ぶ歴史の流れをつかめます。　もちろん重要局、有名局、名局は網羅されていますから棋譜並べファンも満足できるでしょう。参考譜を入れて170局余りとパンピーにはかなりのボリュームです。　やや高価な本ですが、一生モノですので安い安い。　これ教科書にして囲碁歴史セミナーみたいなのをやってみようかななんて考えてしまいましたよ。

2007/07/17

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詰碁集の流行

　石田章九段の詰碁集が最近出版されました。石田九段の詰碁というと高級感が漂いますが、イメージするほど難解なものではありません。橋本宇太郎九段に似て、鮮やかでシンプルな小品が多いようです。　　それにしても最近は詰碁出版ブーム（ブームといってもプチブームですが）です。ここ1,2年で出た主なものだけでもこれだけ。　やはり張栩詰碁がブームの火付け役だったのでしょうが、あまり売れるイメージの無い詰碁集がこれだけ活発に出版されるのは壮観です。ブームが去ればすぐに売れなくなり、絶版になることも考えられるので、興味がある方はお早めに。　記譜並べが好きな私としては誰かに面白い打碁集を出してもらって、世に打碁集出版ブームが到来しないかなと願う次第。最近は本当にいい打碁集、でません。

2007/06/08

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全集の普及版

　最近、誠文堂新光社が、『丈和全集』『秀甫全集』『秀栄全集』などを立て続けに出版しています。どれも予約出版で和綴じの豪華本。万単位の値段です。いま募集中の『秀栄全集』は4巻で5万5千円。　こういう豪華本もよいけれど、もう少し手の出しやすい普及版を出せないものでしょうか？『碁神道策』とか『幻庵因碩打碁集』のような感じで。誠文堂新光社のやつはＹ川君ぐらいしか手が出ない。　　

2007/05/27

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囲碁未来を考える

　『囲碁未来』という雑誌があります。昔は『レッツ碁』って名前でしたが、入門から級位者向けの雑誌です。囲碁界のトピック、読みきり講座、プロ棋士の指導碁のレポート、名局鑑賞、級位認定問題、各種ドリルなど結構盛りだくさん。ちょっと本格的に囲碁に取り組みたいという人にはお薦めです。書店売りしておらず、年間購読を申し込まないと入手できません。(日本棋院の会員ということになる）日本棋院に申し込んでもよいし、楽天でも実は買えます。↓　ここまでは前振り。　『囲碁未来』の講座類、私の目から見るとよくできています。囲碁の基本となる考え方などをできるだけ平易に解説しています。なかなか上手くまとめています。　でもこれはどうも「上から目線」らしいのです。初心者の人に聞くと、ほとんどの人がよくわからないので読み飛ばしてしまうらしい。囲碁の講座文というものは、図と解説文の両方を見ながら読み進めていくわけですが、これが級位者にとっては結構難しいみたいなのです。しかも文章には囲碁用語がふんだんに出てきます。初心者の人によく、「日本語で書いてある囲碁の本ないんですか」っていわれます。囲碁用語は外国語みたいに意味不明なんだと。　いろいろな人の話を聞いていると、どうも上級から初段ぐらいの人じゃないとなかなか講座を読めないようです。（もちろん個人差もあるし、講座によっても差が出てくるでしょうが)初めのうちは、丁寧に教えてくれる人を捜して教わった方が効率的なのでしょう。　そこで思ったのが『囲碁未来』の構成を大胆に変えてみたら面白いのではないかということです。　上達のためのコンテンツは、巻末にあるドリル類（初級から中級・上級まで詰碁・手筋の問題がたくさん載っている）を中心に集約してしまい、あとは徹底的に読み物に特化してしまうのです。囲碁の歴史、囲碁の効能（脳にどういう影響があるかとか）、囲碁好きの有名人の囲碁ライフの紹介やエッセイ、プロ棋戦の結果紹介（従来の棋譜開設中心ではなく、棋士の人物像や勝負のドラマに焦点を当てる）などなど。とにかく囲碁をもっと打ってみたいなとか囲碁のことをもっと知ってみたいなという気持ちにさせることに主眼を置くのです。　習い始めのときほど「気持ち」が大事だと最近感じています。囲碁なんて所詮極めつくせないもの。好きになって興味がわけば、一生飽きることはありません。技術を教え込むことも大事だけど、もっともっと囲碁を知りたいというモチベーションを引き出すかが重要だと思うのです。現在の『囲碁未来』は技術書としては満足いくものだけど、初心者の興味を引き出すという面ではまだまだ課題があると思うのです。　

2007/03/25

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韓国囲碁年鑑

　昨日はすぐに寝てしまったのですが、楽天からメールが来ていたので早速注文しました。　毎年毎年出版時期が遅くなっているので心配な本です。ファンなら手元にあって損はしない一冊でしょう。この手のはすぐになくなるので、ほしい方はお早めに。

2007/03/04

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月刊誌

　最近また『囲碁ワールド』を読み始めたが、やはり物足りない。いまでも昔の『棋道』を読み返すと感心することが多いが、そういう感動が少ない。　どうでもいいことだが、２月号で解説されている王座戦の第４局（山下棋聖が勝った碁）だが、『囲碁ワールド』には「右下の変化は新型」という記述があった。しかしこの変化は既出のはず。ここ１,２年の週間碁か雑誌の企画かなんかでこの方は打たれているはず。（誰の打碁か思い出せず。若手の碁だと思う）淡路九段が感心したという一線はねはそのときは打たれず、参考図で披露されていた記憶がある。（そのときは１線のハネも、打ち込みも打てず悪くなった）だれかちゃんと記憶している人がいたら教えてください。　　最近考えているのは韓国棋院の『パドゥク』をとってみようなかなということ。韓国の最新情報が知りたい。

2007/01/25

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詰碁の本

　郭求真五段の詰碁集がまた出版された。前書きを読むと、前回の『至高の詰碁』がかなり好評だったらしい。詰碁の本といえばマニアックで、名著でも売れない(加田詰碁など)イメージがあったので意外である。去年はそれ以外にも張栩詰碁も出版されるなど出版で詰碁が注目された年であった。　この調子で「打碁集」の分野も出版が活発になってくれると大変うれしいのだが。　　

2007/01/19

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すごい棋書だ

　すぐ絶版になりそうなので早速購入。　ぱらぱらっと見ましたがすごく充実した内容です。『方円書庫』にはある程度読み込んでから記事をアップしますが、これはまずはずれのない棋書です。　解答が気になっていた(？)詰碁も、文字詰碁（ＮＥＣなど）、扇子詰碁などとして多く収録しています。ヒントなしとヒントありの２種類の出題形式を用意して、詰碁を解く人のことをよく考えた構成になっています。１問解きましたが、解答も丁寧でわかり易い。解答の途中で、再度出題など加田詰碁的な工夫もにくい。　さらに「実戦の詰碁」と称して、打ち碁の手どころ細解をしています。これはまだよく読んでいませんが、非常に興味深いものになっています。　さらにさらに、コラム類が充実。とにかくこれが面白い。　　詰碁というのは、張名人にとっては自分を表現する一つの手段なのかもしれません。打碁集を並べてその棋士の人柄を感じたことはありますが、詰碁集でそれを感じたのは張名人が初めてです。(加田克司にも少し感じましたが)創作詰碁と周辺のエピソードがちりばめられたこの本は、張名人に興味のある人なら必読と思います。　※コラムの中でも小林泉美「詰碁と張ウと私」は、二人の交際の衝撃の事実がセキララに書かれていて必読！世界最強の囲碁夫婦のデートとは？？？？　ということで皆さんも本屋さんにダッシュ！

2006/07/27

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復刊プロジェクト

　第2回で。私が参加しているのはこちらです。　最近蒐集に入っている詰碁集が多い（既に持っているものもありますが）ですが、『趙治勲傑作選』などの打碁集もあります。これは復刊というよりも本当は続刊を期待しているんですが。

2006/05/15

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復刊プロジェクト

　昨日ちょっと触れた復刊ドットコムだけど、これを機会に絶版優良棋書の復刊プロジェクトを立ちあげてみようと思う。　大体、囲碁なんて布石や定石などは進化・変化して行くものの、読み・手筋などは本質的には変化が無い。古くてもいい本はいい本であり続ける。　とりあえず私が今応援しているのは、以下の４冊である。いずれも手元において置いて損の無い名著なので、みなさんも応援してください。（投票は名前とメアド程度の情報登録でできます。住所などは任意）加田克司傑作詰碁　１３票　マニアック坂田珠玉詰碁　１票　これはもっとマニアック前田初級詰碁　８１票　こども教室でも使用前田中級詰碁　６０票前田上級詰碁　６５票　

2006/05/07

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海外棋譜年鑑4本パック

　ちょっと前から買おうか迷っていたんですが、買ってしまいました。4本パックで、合計3200局あまりを収録。ボリュームたっぷりです。　囲碁年鑑などと重複が多いので今まで買わなかったのですが、こども教室の教材などでプリントアウトできる棋譜データは何かと便利なのです。　とりあえず15分棋譜並べの教材をいくつか作成。いろいろ使い道は多そうなので、いろいろ試してみたいと思います。（囲碁データハウスのこの手のデータは「古典全集」「呉清源全集」などを含めて８０００局以上揃ったことになります）　　

2006/05/03

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棋書、今回の棋は将棋の棋

　お客さんのＦから貸していただいた本です。　基本的には真部一男九段が升田将棋について論じたエッセーです。従って、棋譜と棋譜に関する評は将棋がわからない人(私)にはちんぷんかんぷんですが、棋譜に触れる前に触れられるいろいろな話題とそれに対する批評がなかなか読ませます。　話題としては将棋界の時事ネタが多いのですが、なかには囲碁のことなどにも触れられています。（真部九段は将棋界で１、２を争う囲碁の強豪）将棋の話題でも「勝負｣というくくりでは囲碁と共通する面が多くなかなか興味深く余読めました。　ざっとは読んだのですが、面白いのでもうちょっと借りることにします(^^　

2006/04/13

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どうでもいいこと

七（なな）段合格の中盤戦　ゼネスさんが日記に書いていたので、思わず買っちゃいました。ちょっとやってみたけどムズですね。本格的な書評は読み終わってから、方円書庫の方にアップします。　この手の本を買うと問題図だけ全部チェックする習慣があります。　この本の第１５問は結城聡と小松英樹の碁（棋聖戦七段戦決勝）ですね。あとはぱっと見よくわからなかったです・・・昔『棋道』で連載されていたプロの一手（正確なタイトル忘れた）で見たような形もありましたが、そちらは時間がなくて未確認。　

2005/12/07

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囲碁の本

　去年数えてみたら囲碁の蔵書は230冊くらい(単行本のみ)でした。ことし楽天ブックス（囲碁本はもっぱらネットで買っています）で買った囲碁の本を調べてみたら60数冊(!)ありました。こども教室向けの本も多数含まれているので全部が私の蔵書にはなっていませんが、250は軽く超えたのでしょう。(もはや把握不可能)　これは私がHPを作り出したときからのコンテンツ（今は放置)ですが、こういうことはしようと思ったのは人に本を薦めるというより自分のためでもありました。何をどれくらい持っているか自分でもよくわかっていません(^^;　囲碁の本は大好きだし、またよく読んでいるほうなので、いろいろ皆さんの役に立つ情報も持っている・・・ハズです。いままでもいろいろな形で書評は書いてきた(このブログでも)のですが、いろいろなところにいろいろな書き方をしてしまってもはや収拾不可能(^^;　ということで蔵書目録兼書評はここにまとめることに。1日1冊紹介してゆけば来年ごろには整理できている・・・ハズ。時期が来たら他の重複するコンテンツは消します。・・・ひょっとしてまた手を広げただけで、余計収拾が付かなくなるなんてことないよね（－－）

2005/11/28

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大人買い

　呉清源全集(中国版)全4巻11830円　箱入りで、中国製にしてはきれいな本である。並べるのは来年にしよう。

2005/11/23

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打碁集、棋譜集購入予定

　とりあえず来年の勉強用として購入を決めているのが　韓国囲碁年鑑2005（年末年始に発売されるはず）　日本囲碁年鑑2006（来年の春あたり発売)　中国囲碁年鑑2005（もうでていてもおかしくないが)　呉清源全集（日本版は高いので、中国版を調達する予定)　怒涛の譜（加藤正夫精局集）ぐらい。お金かかるなぁ。　怒涛の譜は今週の週間碁で広告を見つけて、高いけど買うことにした。しかし日本棋院もネットでの購入申し込みフォームぐらい作ればいいのに。やる気を見せたのが高めの値段設定だけでは・・・追記　中国囲碁年鑑は休刊になったらしい。

2005/11/18

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お薦め本

　うちの教室の生徒さんにいろいろ本を貸し出して実験しています。一番多くモニターしてもらっているのがもんちゃんさんかな？（いつもありがとうございます）　最近の報告。　昔の本ですが復刻されました。文庫サイズで、値段も棋書としてはお手軽。　序盤の基本的な考え方についてかなり丁寧に平易に説明されています。（小林光一九段の本は基本的に理路整然としているのでお薦めです）　布石というのは変化が多くて、暗記では乗り越えられません。逆に布石の常識みたいなものが身に付けば、「どう打っても一局」という面もあって自由度が高く、面白み・楽しみも多い分野です。　この本は基本の基本をぴっしり押さえてくれているので、布石学の第一段階のはとてもよい本です。　これも文庫でお手軽。先生について習っている(指導碁を受けている)人にお薦め。　置碁の問題集ですが、局面だけ切り取って次の一手を問うのではなく、実戦例を初手から中盤まで並べながら勉強できます。６子局から２子局まで実戦例が載っています。　碁はどう打っても自由、とはいうものの何かものさしとなる基準があったほうが前に進みやすいので、こういう本で置碁の打ち方の基本ラインを押さえておけば、指導碁を受ける効果が倍増します。

2005/10/28

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囲碁を学ぶのが楽しくなる本

昨日の日記にも書きましたが、ただ技術を学ぶだけでは囲碁の本当の意味での楽しさが充分に理解できないものです。今日はそんな初級者のために、囲碁(の世界)が面白くなる本をいくつか紹介したいと思います。・囲碁が１０倍おもしろくなる本　安田泰敏九段の懐刀横内猛氏の著作です。内容は多岐にわたりますが、日本や世界の囲碁界の現状を非常に斬新にわかりやすく描いています。ここで書かれていることは、所謂業界の常識ではなく、客観的な視点から囲碁と囲碁の世界を捉え直しています。囲碁の世界にどっぷりはまっている人にとっても目からうろこ。ビギナーの人にとっては、いまいち意味不明な囲碁界のなりたちがよく理解できます。・子どもと始める囲碁　安田泰敏九段の著作。入門者なのですが、単に技術的な説明だけでなく、(表題にある通り)子供や家族と一緒に学べるように工夫してあります。普通の入門書なら1図か2図でで説明を済ませてしまうところでも、丁寧に記述してあります。丁寧で語りかえるような文体の説明は、本当に安田先生に指導を受けているような印象さえ受けます。入門したいけど適当な指導者に恵まれないひとにはお勧めの一冊かもしれません。　また随所に安田先生の普及活動を通じて体験したエピソードが散りばめられており、そちらも興味深い内容となっています。・囲碁の力　石井妙子さんの著作。これも基本的に入門書ですが、単なるルール解説で終わりません。　カルチャースクールの囲碁教室などを訪ねてくる囲碁入門希望者(特に女性)に、入門の動機を聞くと「囲碁が文化的で素敵に見えたから」という答えをされることがよくあります。(注)囲碁というのはゲームであり、勝負事でもあるわけですが、忘れてならないのは「琴棋書画」などという言葉に代表されるようにひとつの教養、文化として扱われてきた歴史があることです。　石井さんは女子大の囲碁部で入門したという経歴の持ち主ですから、単に技術を詰め込む(単純に強くなる)ことだけに興味を持っていたわけではないようです。世の入門者が技術論に傾いていることに対するアンチテーゼとしてこの本を書かれたようですが、非常に面白い試みと思います。ここではルールだけではなく、囲碁の世界の紹介やその歴史などをわかりやすく紹介しています。「囲碁の世界や歴史」に興味がある入門者には面白い一冊ではないでしょうか。(注)私は学生時代カルチャースクールの囲碁教室であるバイトしていました・囲碁界の真相　実力派棋士石田章九段が書いた囲碁界の暴露本。囲碁界にはいろいろな問題が山積していますが、それを真摯に告発しています。奇麗ごとが並ぶ日本棋院の刊行物しか読んだことがない人には衝撃的な本かもしれません。

2005/05/30

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入門者・級位者向け問題集寸評

　最近めちゃ買いしたので、いろいろと。・囲碁トレーニング（１（入門編））　5巻まであります。（リンクは1巻）難易度分け、出題手順なんかは微妙なところはありますが、一応5巻で基本ラインはカバーできそう。一冊500円程度なので買い揃えてもいいかもしれません。　この本の売りは「薄い」こと。なんだ損じゃないかと思われるかもしれませんが、軽くできそうな感じが漂っているところが入門者・初級者には重要なのです。・並べて学ぶ次の一手　こちらは置碁の打ち方の「次の一手問題集」。表題にあるとおり、問題がブツ切れでなく、一局の碁を継続して取材しポイントポイントで出題されます。並べながら学ぶことで、棋譜並べの効果も期待できて良い教材ではないかと思います。（6子局から互先まで数局収録）　この本の内容は指導碁で私が指摘しているところとかぶるところが多いので、生徒さん（もんちゃんさん）に貸し出して体験学習してもらっています。効果的なら、今後個人指導受講者の公式参考書となるかもしれません。・攻め合いの達人　これはその名の通り攻め合い問題集。最初は極基本的な問題が並ぶものの、最終的には有段レベルの問題も出てくる。攻め合いの問題は、詰碁や手筋に比べて軽視されがちなので、そこを補うつもりで購入した。・５級をめざす次の一手問題集　問題数、問題ともかなりしっかりした問題集であることは確か。割合難易度の高いものも含まれている。5級を目指すひとに適しているのかは研究の余地があるが、級位者が取り組むには良い問題集ではある。（なかなか歯ごたえがあるでしょう)　同じシリーズとして「10級を目指す―」や「15級を目指す―」もあるのでそちらも購入予定。『囲碁トレーニング』と比較しながら研究してみたい。

2005/05/05

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ウチコミ大作戦

ウチコミ大作戦　結城九段の本は、戦いに強くなる方法(シチョウの本)でもそうでしたが、手どころの一手一手にこだわった作りになっています。それは読みが深さを基調にした結城九段の棋風が、本作りにもよく現れているのだと思います。　私も囲碁を教えていて、打ち込みの重要性は痛感します。打ち込みが上手に出来るかどうかは上達にかなりの影響を与えます。私なりに考えている打ち込み習得のポイントは、(1)打ち込む場所やタイミングを計る大局観（２）打ち込んでからのテクニック（手筋）の二つです。　この本は（２）の部分についてとくに詳しく、勉強になります。活きるために打ち込み、根こそぎのエグリ、軽い消し的な打ちこみなどさまざまなシチュエーションでのさまざまな手筋が丁寧に紹介されています。手どころが苦手で打ち込みに自信がもてないような人にはよい参考書になると思います。

2005/04/01

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我間違えるゆえに我あり

我間違えるゆえに我あり　王銘エンが実戦で犯したポカ、見損じ、間違いなどを戯曲形式でコミカルに紹介している本です。読み物としての要素が多いので、図の難易度にしては読みやすい。　銘エン先生のすばらしい（？）失敗をライターの高見氏が見事に料理しており、面白さという点では近年まれに見る一冊。しかも、おふざけで書きながらも真実を就いた意味深な応酬もありなかなか含蓄もあります。　例えばこんなところ。これは銘エン先生が途中から一方的に敗れたというのが定説になっている碁をとりあげている箇所です。実は途中に上手い手があって、銘エン先生に逆転の目があったのです。少なくとも一度のチャンスもなく押し切られたわけではない・・・-------王様「さっきの碁もそうだが『実はこんな手があった』というのはスクープネタでも何でもない」道化「いたるところに転がっているのか?」王様「そうだ。毎局毎局あるかもしれない」老僕「ほう。ではよくよく調べないといけませんな」王様「しかし、一手一手そんなに詳しく調べていたら、一年に１局か2局しか調べられんし、その結論だって全く信用できない」老僕「それほど一局の碁を理解するのは難しいのですな」道化「それほど一局の碁を理解するのはいい加減なのですな」太字は引用者注-------　こう考えると、間違いが果たして本当に間違いなのかも非常に微妙です(笑)　囲碁は最後に結果が出るので、それを元にある程度判定は出来ますが、その過程は五里霧中です。トッププロといえども、その着手はおそらくは間違いだらけなのです。囲碁はより良く（ましに）間違えた方が勝つゲームなのでしょう。　間違いを通して囲碁の真実とはないかを問う。笑いを通して変化無限の盤上で戦いを繰り広げるプロ棋士の孤独を描く。この本は非常に楽しくて知的な囲碁読本。囲碁を上達したい人はともかく、囲碁を深く知りたい人にはお薦めできる一冊でしょう。

2005/04/01

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全冠之王『李昌鎬』/不敗少年『李世石(上・下)』/韓国新鋭『群英譜』

　このシリーズとの出会いはＯ柳津さんから「不敗少年李世石」を貰ったのがきっかけです。今回全冠之王『李昌鎬』と韓国新鋭『群英譜』を買い足しました。　このシリーズは1冊に10局程度掲載されていますが、解説が詳細なのが特徴です。中国語はわかりませんが、漢字が読めればなんとかなります。また布石の参考譜が多数収録されているのも特徴で、単に本譜の進行を勉強できるだけでなく、世界的なトレンドも一緒に学べます。研究書としては非常に完成度が高いといえるでしょう。　今回の2冊はまだ本格的に見ていませんが、ちょっと嬉しいことも。ここ2ヶ月あまり韓国囲碁年鑑を並べていた（多分400局ぐらい並べた）のですが、その中の碁が結構取り上げられています。棋譜並べでよく分からなかった疑問点が詳細な解説で氷解しそうです。　今夜辺り1局つっついてみようかな？

2005/03/06

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韓国囲碁年鑑きわめつけ

　韓国囲碁年鑑2003で極めつけの誤植発見。なんと右端の1路が全く欠落しています。幸い１線にある石が少ないのと、周囲の形からそこにある石を特定できたので並べられましたが。ひどい。　2003は碁席に置いて並べていたのですが、残り少なくなった(70局ぐらい)ので引き上げてきました。詳しい誤植情報をこれからリリースしていきたいと思います。

2005/03/03

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ひどすぎる韓国囲碁年鑑2003

最新のではなく、その一つ前ですね。今は碁会所に置いて、空き時間に並べています。ひどい。とにかくひどい。ぱっと思いつくだけで(メモしてこなかったので記憶が頼り)・数字が飛ぶなんて当たり前。序盤から石がないこともある。(最高記録で黒17が欠落)・2譜分けの第１譜で、2譜目の石が書き込まれている。2譜目にその石は塗りつぶされて(数字なしで)書き込まれている。・数字が消えてしまっている謎の石がある。・同じ数字の石が2ヶ所存在する。・同じ棋譜が違うページに載っている。(重複掲載)・同じ棋譜で、対局者も同じで、黒番白番が入れ替わり、勝敗も入れ替わっている。リーグ戦で、同一カードは1回のはずの棋戦なので意味不明。しかも解説が違う。などがあります。誤植の数が半端じゃない。　思うに、棋譜を写植で作ってるのではないでしょうか。棋譜入力ソフトみたいなものでやっていればありえないエラーが頻出します。構成する人間も囲碁をわかっていない可能性大。ひどすぎ。　韓国囲碁年鑑を並べているような人は、それなりの棋力と思いますので、誤植があっても自力で修正できるでしょうが・・・もし2003年版を並べている人で困っている人がいれば、私が気がついた範囲での誤植を公開します。

2005/02/21

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棋譜の解説文

　要不要などの話題が他ブログで出ていましたので。　基本的に解説はあったほうがよいし、詳しければ詳しいほど勉強になります。ただ、それを「身に付ける」という上では解説が邪魔になることもあるのです。　解説を読んでそんなものかと思ってしまう。そんなことありませんか？解説で「黒91に回っては黒の優位がはっきりした」なんて書いてあると、そんな気がしてきます。もし解説無しで並べていたら実力ではどっちが良いのか判断がつかなくても分かった気になってしまうんですね。そういうものは実戦ではなかなか役に立ちません。　だから先入観なしに自力で棋譜を並べてみることは絶対に必要なのです。自分なりに手の意味を読み取り、その効果を計るという作業です。自分で判断できて初めて本当の力なのです。（コメントを後読みすれば良いだけなので、即解説不要とはいえませんが）　ただ自力で棋譜に挑むにはそれなりの棋力(知識)は必要でしょうね。基本死活・基本手筋・基本定石がある程度身についていないと無謀です。初めは読みやすくて解説も丁寧なものを選んだ方が無難です。　関連して良い勉強方を。　今はライヴなどでタイトル戦等の棋譜はすぐ見られますよね。それをすぐ並べてみるのです。その時点ではあまり詳しい解説がないですから必然的に自力で考えなければ成りません。　1週間もすれば週間碁で解説が読めます。1ヶ月ぐらいすれば観戦記や囲碁雑誌でさらに詳しい解説が読めます。自分の感じたもの、考えたこととそれらを比べてみれば色々と勉強になります。※かなり時間が必要なので大変ですが

2005/02/07

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今日は書評

　これは、韓流ハメ手が紹介されているのではないかとかなり期待して購入しました。・・・期待はずれでした。日本のハメ手辞典、ハメ手本と内容は一緒です。目新しい情報はなかったです。　ただあまりハメ手や幻惑戦法、霍乱戦術に対する対策を知らない人にはお薦めします。基本的なパターンが網羅的にのっていますから、身近に意地悪な上手がいる方には必携です。　これは私の完全な趣味の世界です。パンピーにはいらない（？）棋書でしょう。未発表の古棋譜がたくさん載っています。とくに元丈知得の棋譜があるのが（マニアには）ポイントが高いです。---------------------------------------- ●　棋譜並べ状況　日本囲碁年鑑2004　70局　韓国囲碁年鑑2002　120局　韓国囲碁年鑑2003　110局　韓国囲碁年鑑2004　手付かず　5月には日本の囲碁年鑑が出てしまう。早く何冊か終わらせねば。。。----------------------------------------●　ああ懐かし　「西荻窪囲碁サロン周」を見ていて気になったのは「講師：壮大囲碁部OG」の文字。だれやろ～と思っていたのですが、本家のHPをみたら懐かしい名前が。一緒に関東リーグを戦った先輩でした。囲碁関係の仕事もしていたんだ。　懐かしさついでに1997年学内リーグ（関東リーグのレギュラーを決める予選）の一こまを。私の白番。私が打ちすぎてしまい、中央が薄くなりました。そこを狙い済ましての黒1、3。強烈なモタレ攻めです。　最終的にはヨセのポカで白勝ちとなりましたが、内容としては終始黒が押していた碁でした。この場面は今でもよく覚えています。

2005/01/21

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いろいろな並べ方

棋譜を並べるといってもいろいろ。何例か紹介します。あ）普通型　解説なども読みつつ並べる。次の手が見つからなかったら局面を見つめて考えてみる。それ以外にもときどき局面を眺めて自分なりに考えてみる。い）　並べることに意義がある型　囲碁年鑑を完全制覇を目指したりすると「とにかく」並べるだけで手いっぱいになり、こうなる。あまり意味も考えず機械的に並べる並べる並べる。　しかし意味がないわけではなく、1冊（300局）並べ終わるころにはかなり強くなっているはず。もともとプロの着手の意味なんて難しすぎるのだから、あまり背伸びせず気軽に並べるのは悪いことではない。う）玩味鑑賞型　解説が詳しい打碁集や囲碁雑誌の解説などを「ゆっくり」「じっくり」「丁寧に」並べる方法。参考図なども実際に盤に並べる。並べなかった参考図があったら終わったことにならない。　じっくり研究するのが好きな人、うんちく（定石や手筋など）に詳しくなりたい人にはお薦め。もちろん学習効果も大。う）自己鍛錬型　自分を鍛えようという方にお薦め。学生時代はよくやっていた。　総譜とその棋譜に関する詳しい解説を用意する。　まずは総譜で並べ、自分で検討する。問題手、廃嫡などを自分なりに結論付ける。　その上で解説を読みながら再検討する。（要するに玩味鑑賞型と同じ）　最後に、何も見ないで並べ替えす。（ここに至るまで数回は並べていることになるのでかなりの手数を覚えているはず）このとき自分の考えの至らなさを激しく反省しながら並べる。　※かなりマニアック＆ストイック。あとやはり実行にはアマ有段の実力は必要。　※月刊囲碁の付録名局細解なんかは格好の教材。まずは最終ページの総譜で研究する。え）スプリント型　何分で並べられるか測りながら並べる。これにこだわると棋譜両手並べ（右が黒、左が白）という奥義を身につけられる。お）追跡調査型　※これは少し違うが　囲碁年鑑で気に入った棋譜を見つけたら、図書館に行き主催紙の縮刷版などを閲覧し、解説を読んでさらに深く研究する。マニアックな行動。何個か反社会的なものもありましたが気にしないでください。

2005/01/19

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六段挑戦の詰碁/石榑郁郎

六段挑戦の詰碁/石榑郁郎　　3段から5段くらいの人にお薦め。　これはいい詰碁集です。割合簡単ですが、各問題にぴりっとさびが効いている名小品集です。簡潔・簡単で筋がきれいな問題ですから、取り組みやすくて勉強になります。さくさく解いてどんどん上達しましょう。六段クラスの人でも、試合前の調整などにはうってつけです。　これは1998年の出版ですが、この姉妹作『基本詰碁123』はすでに品切れの様子。詰碁集は人気がないので油断するとすぐ絶版になります。興味のある方はお早めに。--------------------------　プロ碁界の話　羽根棋聖と周鶴洋九段の間で行なわれたアゴン杯の日中決戦は周九段の勝ち。まあ順当といえば順当ですが。羽根棋聖はこのところすごい勢いで負け続けています。ここまで負ければ逆に棋聖戦の防衛に光がさしたかも。落ちるところまで落ちればあとは勝つだけです。まだ落ち切ってなかったら悲劇ですが。　加藤正夫九段（日本棋院理事長）が脳梗塞で倒れました。棋院改革のストレスが原因なのでしょう。早く健康を回復していただきたいと思っています。--------------------------　今日はお昼まで寝ていて、銀行などに行って用事を済ませ、また夕方まで寝ていました。寝太郎ですね（＾＾；夕食あとは明日の教材作り。有意義な（？）休日の使い方でした。--------------------------　Yahoo!動画で、ガンダム特集というのをやっています。こどものころアニメ（ファーストガンダム）を見たり、ガンプラを作ったりしました。　試しに「Ｚガンダム」を購入して見てみました。（10話まとめで840円）これは私が小学校2年のころに放送していたように記憶しています。　久しぶりに見た感想（もちろん途中までですが）。エウーゴもティターンズも両方とも連邦軍だったんだと素朴な発見。エウーゴは反政府ゲリラみたいな組織だと思っていました。てゆーかー、設定が複雑すぎます（＾＾；　一話ごと（20分程度）に戦闘シーンを織り込みこどもを退屈させないという制約があるためか、政治的な背景とか状況説明とかはほとんどなくどんどん話が進んでゆきます。これじゃあ分かりませんよ（＾＾；あとファーストガンダムを見ていないと理解できない点がいくつも。　多分もう少し時間枠の余裕があればもっと面白い作品になったのではないでしょうか。もっとも子供なんてとりあえずガンダムが出てきて戦っていれば満足するので余分なことこも知れません（＾＾；

2004/12/13

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席亭の囲碁日記

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韓国囲碁年鑑が面白くないという話

『秀行の世界』

基本辞典の改訂

韓国囲碁年鑑 誤植

やっと出た、韓国囲碁年鑑

前田初級詰碁、前田中級詰碁、前田上級詰碁

前田詰碁

活碁新評

「囲碁棋書オールタイムベストテン」

前田詰碁復刊

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名人の指摘

今年買った棋書まとめ 後編

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山田詰碁

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碁界 黄金の十九世紀

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全集の普及版

囲碁未来を考える

韓国囲碁年鑑

月刊誌

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復刊プロジェクト

復刊プロジェクト

海外棋譜年鑑4本パック

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韓国囲碁年鑑きわめつけ

ひどすぎる韓国囲碁年鑑2003

棋譜の解説文

今日は書評

いろいろな並べ方

六段挑戦の詰碁/石榑郁郎

韓国囲碁年鑑　誤植

今年買った棋書まとめ　後編

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碁界　黄金の十九世紀