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席亭の囲碁日記

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2008/03/04
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テーマ:囲碁全般(745)
カテゴリ:【碁】棋書書評
 GO!さんの企画です。

 とりあえず、タイトルだけの下書き。あとで加筆します。
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 リンクは『方円書庫』の記事へ。(多分)
 10冊というのはあんがい難しい。思いつくままにですが。難解系が多くなってしまったような気はします。
 
10位 『宇宙流序盤構想』 武宮正樹

 豪華本でクソ高いが、それだけの値打ちはあります。しなやかでのびやかな武宮流の石使いの真髄に触れることができます。思わずうっとり。


9位 『玄妙道策』 酒井猛 日本棋院

 単純に道策原典に触れるのなら『碁神道策』だが、ひとつひねって。文学作品などでもそうだが、一流の注解はまた一流の作品たりうるわけで、豊穣なる道策世界を読み出した酒井九段の鬼才と努力に敬意を表します。


8位 『基本死活辞典(上下)』 趙治勲 日本棋院

 良書。このラインアップのなかで唯一の実用(?)書。
 「強くなりたい」というのなら基本死活ぐらいは自分で勉強すべきなのです。


7位 『石心梶原』 梶原武雄 日本棋院

 方円書庫に記事が無いので大ショック。
 梶原先生はタイトルこそ獲得しなかったものの、現代碁の発展に大きく影響を与えた(もしくは発展の中心にいた)棋士です。繊細かつダイナミックな石使いを自戦解説で堪能してください。


6位 『李昌鎬の中盤戦略(上中下)』 李昌鎬 誠文堂新光社

 あとで挙げる『坂田の碁』にも通じることですが、一流棋士の読み筋は驚愕の連続。何度読んでもスリリングです。


5位 『神算の世界』 李昌鎬 日本棋院

 チャンホ連打。
 これも書評なし。う~む。
 これをはじめて読んだのは先輩が韓国で買って来たハングル版。図だけしか分らないけど、ともかくその内容にびっくり。日本語版が出たら早速買いました。はっきり図を作って、「こう寄せるのが最善」と言い切れるのがすごい。


4位 『坂田の碁(全6巻)』 坂田栄男 平凡社

 これは僕が囲碁を始めた時点ですでに絶版だった本。最近毎コミュから文庫で再版された。
 坂田がものすごい碁打ちだというのがわかります。とにかくものすごい。もう言葉にできないくらい。


3位 『加田衆妙詰碁(全4巻)』 加田克司 誠文堂新光社

 本当は傑作(8巻)も含めたいのだけど、そちらは全部持っていません。
 かなり癖のある、こだわりの構成の詰碁集。作品自体もよいのだが、気難しいこだわり100%のスタイルの詰碁集を作り上げたことに敬服。解説の仕方は賛否両論あるが、個人的にはすごく勉強になったと思っています。
 巻末のエッセイも、なんだかねちねち愚痴を書いたり、自慢してみたりするのだが、人柄が偲ばれて(個人的には)面白い。


2位 『趙治勲傑作選(123)』 小堀啓爾 筑摩書房

 個人打碁集でありながら自戦解説という形式を捨てている異色作。ライター小堀啓爾の作品として読める。文章だけを読んでも棋士趙治勲の成長と活躍が生き生きと描かれて面白い。もちろん棋譜も面白い。 


1位 『完本秀策全集』 福井正明編 誠文堂新光社

 和本の旧版含め通しで3回以上は並べています。秀策の碁は非常に端正美しい。全集を並べながらたどることができるその生涯もなかなかドラマチックです。





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最終更新日  2008/03/04 11:13:40 PM
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