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カテゴリ:切り抜き
朝日新聞 2004.10.3.
○諸星大二郎 〔75年から76年にかけて「暗黒神話」を描いた時の苦労談〕 とにかく、この作品は僕にとって、ある意味「とことん」やった最 初のものだった。そして、どんなものでも「とことん」やれば、あ るいは執念深くしつこくやっていれば、いずれ何とかなるものだと いうことも知ったのだ。 ○新藤兼人 苦しかったですが、逃げるところがない、前が見えなくても自分で 行き着くところまで行くしかないのです。奥はどこまで続いている のか分からないまま。しかしそうやって自分で歩いたことこそ、私 の力そのものになっていくのですが。 (蕩尽亭コメント) 私たちはふだん気づかぬうちに世間の水準の合わせている。実際の ところ、それとうまくチューニングが合っていないと日常生活がま るで営めない。にもかかわらず、なにか新しいものを創ろうとする ときは「とことん」前進せねばならない。世間的水準を突破せねば ならない。ひとりっきりで「とことん」やる必要があるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月14日 11時43分38秒
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