火事で逃げ遅れた子どもに救いの手を差し伸べるでもなくカメラを向ける主人公を見て、自身の写真家としての立場を優先し非人道的である助ける前にシャッターを押したとして非難され、自殺したカーターを思い出しました。

という訳で、個人的な掴みはかなりＯＫな感じで始まったロスタイムライフ。

撃たれて走馬灯が過ぎって昔の彼女が現れて、スローモーション。
突然現れる審判団。実況と解説が始まりました。

た、楽しい！（￣□￣；）！！

実況と解説が楽しすぎます。走る主人公を追いかけて活きも絶え絶えな主審と副審達が楽しすぎます。なんだろう、木更津キャッツアイの第１話を見たときみたいなドキドキ感が！
主人公を凝視する審判団の人達の動きがいちいちツボに嵌りました。

自分が死んだということを他人に伝えてはいけない
イエローカード累積２枚で生まれ変わる事ができない

やべぇ、マジで楽しい。なんだこの設定。

走るのに疲れて、喫茶店でお茶を飲んでる人の机の上に旗を置いて、お茶を失敬して、ツッコミを入れられる審判さん。

やべぇ、真剣に楽しい、なんだこの設定。

分娩室で途方にくれたり、ヒッヒッフーと声かけしたり、昔の彼女を思い出したりするうちにどんどん減っていく残り時間。
昔の彼女を訪ねようと決心するも、躊躇う中山に、ホイッスルで警告する審判さん。

やべぇ、ド級に楽しい、なんだこの設定！！

くっそう、いいなあ、この審判さん達。無性にかわいく思えてきました。
そんな自分を、ねじ切りたい気持ちで一杯ですよ、てやんでぇ。


└|･_└|ｿﾉﾊﾅｼﾊ |┘_･|┘ｺｯﾁﾆｵｲﾄｲﾃ


昔の彼女に電話すると、聞こえてくるのは子供の声。
ここで残り３４分。
そして、彼女の子供の名前が「らいか」ということを知る。
子供が、自分の子供だということを知る。

ロスタイムに奇跡が起こる。

らいかちゃんにライカを渡しながら、「俺はもう使わないから」って言葉に涙腺が緩むったらありゃしません。ここで残り９分。


「なあ、ロスタイムってこんなんで良かったの？」
「しっかし走ったよなぁ　スクープ取り逃がして　知らない妊婦さん病院まで連れて行ってさ　らいかもああやって生まれてきたのかなぁ」
「百合子とらいか　ずっと二人で生きてきたんだよな」

「父親失格だよな」

「なあ、俺ってダメな男だったかな」

首を横に振る審判さん。
撃たれて、そして生まれる赤ん坊の声。中山が写るピントのずれた写真。

ラスト、ものの見事に涙腺はユルユルでした。
前半の動（死に瀕して焦りと後悔で一杯の演技）と後半の静（死に瀕しているにも関わらずふっきれた演技）に、そしてその脇をチョロチョロする審判さん達に、思いっきり引き込まれて見ちゃってました。切ないやらおかしいやら。
惜しむらくは、実況と解説がいつのまにか聞こえなくなってたことですが、
いやいやいや、楽しい！最近見たドラマの中で有無を言わせず楽しい！
思いっきりヒットしました。ど真ん中ストライクです。
あ、サッカーだから、ゴールネットど真ん中にオーバーヘッドキックです。（←？）
来週の土曜日がくるのが待ちきれないったらありゃしねぇ。

ってわけで、土曜日11時はテレビの前にかぶりつきが決定しました ！☆（≧▽≦）☆！


【次回】

小山慶一郎（NEWS）　「刑事編」


【個人的メモ】

タクシー運転手の温水さん。