知っておきたい生活の知恵（女性社会保険労務士がお届けします）

平成20年4月1日から施行される「改正パートタイム労働法」についてです。

今日は、どうして、パートタイム労働法の改正が行われるのかについてお話しましょう。

少子高齢化がすすみ、労働力人口が減少していく中、パートタイム労働者は、雇用者全体の2割を占めるようになりました。

パートタイム労働者の内訳は、約7割が女性ですが、若年者や高齢者を中心に男性のパートタイム労働者も増加しています。

パートタイム労働者であっても、仕事や責任、人事管理が正社員と同じなのに、賃金など待遇が働きに見合っていないということはありますよね？

また、一度パートタイム労働者として就職すると希望してもなかなか正社員になることが難しいですよね？

そうするとパートタイム労働者の働く意欲を失わせてしまうようなことになってしまいます。

そこで、パートタイム労働者がその能力を一層有効に発揮することができる雇用環境を整備しようということで改正されることとなりました。

次回からそのポイントをご紹介していきたいと思います。