わんころりん☆にゃんころりん

尾曲がり猫：本当に長崎に多いの？　市民の「学会」発足　


長崎県内の猫は 尾が途中で曲がったり 切断されたように短い猫が８割を占めたという元京大霊長類研究所長らの調査結果に基づき　長崎の文化として調べてみようという動きになったようである



我家にも１匹『尾曲がり猫』といえる猫がいる
あとの８にゃんの中には　途中で骨折して付き損なった骨のように折れ曲がった尻尾を持つ猫はいるが　多分ここで言われる猫にはあたらないと思う
みんな長い尻尾が自慢そうである


尾曲がり猫・・・　　ナイヤンである
見事なくらいひん曲がっていて短い
保護した時には虐待にでもあって曲げられてしまったのかと思ったほどであった
何しろ栄養失調でガリガリ　目はドロドロ　耳は悪臭を伴う赤黒い耳垂れ　涎がダラダラ垂れていて　毛はガビガビ・・・頼まれたって触りたくなんかない状況で高い高い木の上で鳴き喚いていた

・・で頼まれちゃった！
当時　左肩の脱臼が完治していない時期だった
降ろすだけならいいや・・・　と思ったのが大間違い
登って行けば逃げるだろうと安易な思いで近くまで行った

奴は逃げるどころかその状態のまましがみついてきた
『勘弁してよぉ～』
今年のバレンタインディーは神様がコイツを・・・
見た目大人の猫ではあったが２ｋｇあるかないかの痩せっぽち



間違いなく何か感染症御持参だろうとくまなく検査
奇跡的に虫下しとフロントラインのみでクリア
後に体力を回復した時点で片目を摘出したが間もなく３年の月日が過ぎ４歳を迎える

『幸運の鍵尻尾』とか言われて・・・
貰い手を捜すはずが　貰い手になってしまった



私の最大の欠点は　新しい飼い主探しの途中で面倒になってしまうこと
ついでに　何匹居ても全く気にならないこと

最悪なのが『家より幸せ』という基準が自惚れに変わること
家に居た方が幸せじゃん・・・
あぁ・・・　　何とかならないのだろうか　この自惚れの強さ・・・



鍵尻尾が幸せを齎すのなら　
今空爆を受け　大勢の人々が亡くなっている　子供達が２００人以上も亡くなっているという
そんな恐ろしい世界がこの地球上からなくなり　心安らかな暮らしがくるよう　何時までだって祈りたい

憎しみあうことから生れるものは憎しみ以外のなにものでもない
その連鎖を断ち切らない限り　真の平和が訪れる事は望めない

私の父は海軍軍人として戦火を潜り抜けた人間である
戦う事の空しさを小さい頃から伝え聞いている

その時の　戦記　日誌は手元にあるが　とても処分などできない
古いわら半紙のような紙に　インクがしっかりとその事実を記している


二度と有ってはならない　命の奪い合い・・・
しかしこの地球上のどこかで　今日もまた砲弾が・・・

他愛無い日誌を綴りながら　毎日平和に過ごせる事に感謝して・・・