【中古】洋画DVD ミリオンダラー・ベイビー(’04米)【10P13Jul11】【画】
本年度、アカデミー賞4部門(作品、監督、主演女優、助演男優)
獲得の話題作。
クリント・イーストウッド監督が送る最高傑作。。。
などと謳われ、期待は頂点。。
こういう時って期待はずれが多いのよねー。。
確かに、いい作品でした。
でもね、どういうわけだか、周りからすすり泣く声が
しきりに聞こえる割には、私は、のめり込めず
最後の20分のクライマックスの時には
自分の母親の最後の姿とオーバーラップして
なんともいえない悲痛な思いが頭をよぎり、
泣くどころではなった。。
映画って、その時の心理状態や環境によって、
確かにいい作品だとしても、共感できない事ってあるんだよねー。
マギー(ヒラリー・スワンク)は、確かに
最初は素人同然のボクサーで、頑張ってるんだけど勝てない。
必死にトレーナーのフランキー(クリント・イーストウッド)を
必死で口説きトレーニングを始めると、まあ素晴らしい!
マギーの体はそれなりに出来上がり、
見事に頂点まで登りつめる事ができる。
それにしてもマギーの母親や家族は、最低の人間だった。。
こういう環境で育つのもハングリー精神を養うということに
なるのかしら?!とてもじゃないけど、まともな人間じゃない。
子供は親を選べないっていうけど、
どうしてそんな親に限って子供がいるんだろ?
それなのに必死で戦い続けるマギーの姿は涙を誘う
(私は泣けなかったけど。)
この映画を観ていると人生って辛いんだよ。。
とか悔いのない人生送っておかないと後悔するよ。。って思う。
ベッドの上で、フランキーに尊厳死を望む姿は
多くの人が望む事では?
人生に悩んだ時、こういう作品を観るといいと思います。