こむずかしいタイトルをつけてしまいました。
成年後見の本来の趣旨。それはいうまでもなく、被後見人(後見される人)の財産管理です。自分で管理できなくなった財産を本人のために、財産を管理してあげるが制度趣旨です。
本来は後見される人のための制度なんです。
でも、その制度がどちらかというと、周りの人の利益のために使われているような気がします。遺産分割協議をするため、担保を設定するため。
かならずしもご本人のためとはいえないような選任の仕方がされることが多いです。成年後見は、不動産を処分して終わりというわけではなく、その人の一緒を通じて面倒を見るというものです。
制度の趣旨を取り違えてはいけないですよね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう