あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

[徒然日記] カテゴリの記事

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• 品格とは

  ベストセラーになった国家の品格をはじめ、親の品格、女性の品格など、品格をキーワ ードにした書籍が色々出版されている。目を通していえることは一般常識を持とうとい うことである。自分は一歩引き他人を引き立てる、というのが日本人の美徳であると私 ら以上の世代の人間は考えている。自己中心的な人間が本当に増えている。一言で言え ば傍若無人である。それは別に若い世代だけでは勿論ない。しかし70才代以上の世代に はあまりいないが、それ以下の世代からは確実に増えていっている気がする。前にも書 いたが偽装であるとか、賄賂であるとか、人の目を盗み、自分さえよければ、という事 件が後を絶たない。これでは品格が育つ土壌がない。

  2007.12.19

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• 先輩後輩

  ご飯行きましょう、と誘ってくれる後輩がいる。これは嬉しいことである。全額おごる ことは少々痛いことは痛い。しかし相談を聞いてあげることができたり、またその相談 に答えることで逆に自分の今がみえてくることもある。貴重な機会である。そのために いつでも奢ることができるように懐には3,4万の余分をいつも作って待っている。

  2007.12.18

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• 官僚のことなかれ主義

  社会保険庁の年金問題、厚生労働所の薬害肝炎、防衛省の贈収賄と不祥事が続き、今度 の佐世保の銃乱射事件でも、警察に住民から今回の自殺した被疑者の身辺調査にかんし て依頼が出ていたにもかかわらず放置していたとのこと。父も公務員だったのでよくわ かるが、事なかれ主義、先送り主義、前例にないことはできない主義がまかり通ってい るようだ。何もしなくてもよほどのことがない限り退職させられることもないし、減給 させられることもない。どうしたらよくなるんだろうね。強いトップが必要だろうが、 舛添さんみたいに頑張る人がいても、官僚は動いていないみたいだし。

  2007.12.17

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• 現代用語の基礎知識

  本屋で少々驚いたことがあった。現代用語の基礎知識が縮刷版となって発売されていた のである。携帯電話や電子手帳で場所を選ぶことなく手軽に調べられるため、こういっ た本の需要がおちたのであろう。そういえばIMIDASも無くなっている。大方廃刊になっ たのだろう。 私も携帯のお気に入りのサイトに広辞苑をいれ、いつでもどこでも調べられるようにし てはある。しかし家で広辞苑を改めて広げることは価値あることだ。なぜなら携帯や電 子手帳では調べたい言葉ひとつを調べてしまえばおしまいである。しかし実際の広辞苑 は違う。その前後に膨大な言葉が並んでいる。そこにも同時にちらっとでも目を通すこ とができるのだ。ひょっとしてそのちら見でまた新たなことを覚えるかもしれない。携 帯にはその可能性はない。

  2007.12.16

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• クリスマスプレゼント

  月刊プレジデントファミリーの記事である。 子供に贈りたいプレゼントは？という質問に、1年に1回のプレゼントだけに親の気持ち を贈りたい、そのためにはこれを贈ることでこう感じて欲しい、こうあってほしい、自 分もこうだったよ、感動したよ、というものにしたほうがよい、という論旨でいろいろ な方が答えていた。 我が意を得たり、という感じである。 子供のころに自分が欲しがったプレゼントといえば、そのとき流行っていたものが大部 分であったので、すぐ飽きてしまったり失くしてしまったり。残っているものはない。 そのときはよかったとしてもなんとも無駄である。 某カード会社のCMに○○○priceless、お金で買えない価値がある・・・というのがあ るが、自分の気持ちを押し付けることになるのに若干の抵抗はあれ、それを理解しても らえたとき、親も子供もともに喜べる気がする。 そういうプレゼントを今年は選んだつもりである。

  2007.12.15

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• クラシック

  朝はマイカー通勤であり、NHK-FMを聴いている。朝からバロック音楽、クラシックがず っと流れていることになる。義務教育のなかでたくさんの音楽の時間が割かれていたわ けだが、その中身がいかに貧困だったかを痛感する。誰がどこの国の出身で、誰と師弟 関係にあり、誰に雇われて音楽を作っていたかなど、そういう背景が音楽を聴く上で大 事な情報であることが最近わかってきた。そういうことを教えてくれる教師はいなかっ たなー。仕事をしていると人にものを教えることもある。そういうときに物事の一面だ けでなく背景をふくめた多面性についても教える必要があるのでは、と思う。

  2007.12.14

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• 偽装

  人は誰でも嘘をつく。保身のためであったり、人を助けるためであったり。嘘も方便と いう言葉があるくらいだから、本来その許容範囲は広くてよい。ただ、人を傷つけたり 、窮地に陥れたり、と他人に害が及ぶものであってはいけない。一年の文字に偽が選ば れ、その字を書いた僧侶が悲しいといったごとく、やはり人に対してはできるだけ誠実 でありたいと思う。

  2007.12.13

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• 思いやり

  齢をとったのか、若い子らの態度が気になりだしてきた。こちらが集中して仕事をして いても突然声をかけ用件を話しまくる。ちょっと待て、こっちは今大事な仕事の途中で ありお前のそんなしょうもない用事に付き合いたくはない、と思っていてもお構いなし である。小生らの世代であれば目上であれ目下であれ人が仕事をしていたら、そっと横 に立ち、早く気づいてくれても、いきなり用件は言わずに少々よろしいでしょうか、か らはじめるものだ。気がついてくれなかったらメモを置いて帰るなり、合間をみて声を かけるもの。携帯世代はすぐ用件を言わないと忘れるのだろうか。何ならメルアドを背 中に貼っておくが。

  2007.12.12

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• 三日坊主

  三日坊主。 小生は日記に関しては１週間以上続いたことがない。今のこのブログはメールを開けば 書きなさいといわんばかりに目の前に出てくるのだから長続きしそうである。徒然なる ままにかいていこうと思う。

  2007.12.11

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• 薬害肝炎について

  今日のニュースから 薬害肝炎について 総理大臣にとって難しい政治判断だ。ハンセン病の時とはわけが違う。現在３００万人 からのC型肝炎患者がいて、その人たちが亡くなるまでその医療費を補償するとしたら とてつもない額となる。 ３０代と７０代に同じ補償をする必要はないが、慢性C型肝炎患者の罹患年代ごとのモ デルケースをつくり試算する必要があろう。その上で判断すべきであって、舛添のよう に感情論だけで解決させる問題ではない。 もちろん政管民の癒着で無駄に使っている税金を正すことも必要だが。

  2007.12.10

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• 臨海地区へ遊びに行った

  今日は車で２時間走り遊園地と水族館が一緒になった臨海地区に出かけた。子供は大喜 び。水族館よりも遊園地にアンパンマンの遊具がたくさんあったから。子供の視線で遊 具を作ることがまず望まれる。

  2007.12.09

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