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カテゴリ:たけしの家庭の医学
老け顔の人は早死にする危険性が高いって本当?
たけしのみんなの家庭の医学(5月29日放送)では、 血管・骨・肌・内臓を早く老化させる犯人が判明!AGE 全身の老化を徹底予防スペシャル AGEを溜めず身体を若く保つ3つの方法を紹介 ★老け顔の人は早死にする危険性が高い 老け顔と健康には重大な関係があることがわかってきた。 顔が老けるというのは、年齢だけが理由ではない。 見た目の老化を決める医学的な5つのポイント 1.目尻のしわ 2.下まぶたのしわ 3.ほうれい線 4.口元のたるみ 5.顔全体が落ちる 54歳の女性6人で、老け顔ランキング1位の小林さんは、 ほうれい線がはっきりし、顔全体が下がり気味。 目の周りのしわも多いので、見た目の老化ポイントを全て満たしていた。 ★老け顔と全身の老化の関係 54歳の女性6人の身体年齢を2つの検査で調べた。 1.柔軟性年齢 膝を曲げずに前屈して、どれだけ箱を押せるかで柔軟性年齢を判定。 50代前半の女性の平均は42.3センチ~42.8センチ。 それ以上押せれば、それだけ若く、それ以下だと老化していることに。 検査結果は? 最も若く見える伊藤さんは、45センチ。20代後半の柔らかさ。 最も老けて見える小林さんは、33センチ。75歳以上。 他の人についても、老けて見える人ほど、柔軟性が低下の傾向に 2.血管年齢 血管年齢は、高くなるほど動脈硬化が進んでいる可能性が大。 脳梗塞や心筋梗塞の危険性。 最も若く見える伊藤さんの血管年齢は54歳で年齢相応。 一番老けて見える小林さんの血管年齢は88歳。 他の人についても、老けて見える人ほど血管年齢が高く、 心筋梗塞などの危険性が高くなっていた。 つまり・・・ 見た目が老けている人は、身体の中まで老化が進んでいるということ! ★老け顔、身体の中まで老化が進む原因 老け顔、身体の中まで老化が進む原因は、老化物質AGEが溜まっているから。 ★AGEとは? AGEとは、全身の老化を進め、早死にするリスクを高める真犯人 1.骨の場合。 AGEが溜まると茶褐色に変色。 骨に圧力をかけるとAGEが溜まった骨の方が、少ない力で折れてしまう。 2.目の場合。 AGEが溜まることで目の細い血管が壊れやすくなり、出血し、失明の危険性が高くなる。 3.老け顔。 老け顔も、AGEが原因の一つと考えられている。 正常な皮膚の弾力繊維にAGEが溜まると、変形して弾力性を失う。 押されると元に戻らずシワができたり、皮下脂肪の重みに耐え切れずたるみとなる。 老け顔こそ、身体の中にAGEが溜まっていることの大きなサイン。 早死にの危険性を示唆していると考えられる。 一番の老け顔だった小林さんの目に白目の部分に見える黄色いシミ、 これもAGEのかたまり。 今すぐ大事に至るというものではないが、将来的に赤く炎症を起こす可能性も。 ★なぜ、AGEが身体の中に溜まってしまうのか? 骨・血管・肌・脳などにAGEが溜まることが老化の原因。 コラーゲンは、細胞と細胞を繋ぐ接着剤の役割をしている大切なたんぱく質。 若いコラーゲンは弾力があり、皮膚にも張りがでて、血管や骨もしなやかさが保てている。 コラーゲンがAGEに変化したものは、ゴムのように固く、色も茶色。 ★コラーゲンがAGEに変化させるものは、糖分 たんぱく質に糖分がくっつくと、老化を早める物質AGEに変化。 全身の老化が通常より早く進んでしまうことに。 特に問題となるのが血管。 血管の壁を覆うコラーゲンに糖分がくっつくと、しなやかだった血管壁がカチカチ。 これが、動脈硬化。その結果、脳梗塞や心筋梗塞といった病気を引き起こす危険性が。 ★AGE年齢が高くなる原因 AGE年齢とは、身体の中の本当の年齢。 1.血糖値が高い 食事をすると血液中に糖分が増加し、エネルギーとして使われる。 食事の摂りすぎなどで糖分が余ると、たんぱく質とくっついてAGEになる。 血糖値が高い人は、自ら身体の中で大量のAGEを作っていることに。 2.AGEを多く含む食品を食べる AGEは身体の中で作られるだけでなく、殆どの食べ物に含まれている。 AGEが含まれている食べ物で、 比較的少ないのは、牛乳、野菜類、米などの炭水化物 最も多いのは、バターやチーズなど、脂肪の多い食べ物 食品に含まれる量はそれ程多くないため、神経質になる必要はない。 しかし、問題は、AGEは調理法によって量が変わってしまうこと。 例えば、ゆでたソーセージと焼いたソーセージを比べた場合、 AGEの量は1.5倍も変わってしまう。 3.AGEの量を増やしてしまう調理法クイズ 【第1問】 AGEが最も多くなる鶏肉の調理法は? A:焼き鳥 B:から揚げ C:水炊き 【第2問】 AGEが最も多くなる卵の調理法は? A:オムレツ B:目玉焼き C:スクランブルエッグ 答えと解説 【第1問】の答え B:から揚げ アメリカの研究では、 ゆでる時のAGE量を1とすると、網焼き…6、揚げる…10 温度:ゆでる…100℃ 網焼き…180℃ 揚げる…220℃ AGEが多くなる要因は「温度」と「油」 高温になると肉の中にあるたんぱく質と糖分が結合しやすく、AGEとなる。 ステーキやから揚げも食べ過ぎなければ大丈夫。 焼いたり揚げたりする調理法は、食欲増進、食中毒予防にもなる。 【第2問】の答え B:目玉焼き アメリカの研究では、 スクランブルエッグのAGE量を1とすると、オムレツ…3、目玉焼き…16 調理時間は…目玉焼き・5分程、スクランブルエッグ・1~2分程 調理時間が長いものほど熱が加わり、AGEを形成しやすい。 ゆで玉子のAGE量は、スクランブルエッグの半分程度。 ★AGEを溜めず身体を若く保つ方法 どうすればAGEを溜めず、身体を若く保てるのか? 食後の血糖値を下げAGEを溜めない3つの方法 1.1日1食はAGEが低い調理法を選ぶ 2.野菜から先に食べる 3.食後すぐに10分ほど身体を動かす AGE年齢が若返るだけでなく、糖尿病の予防にも。
毎日の調理法、食べる順番によって老化を遅らせることができるなんて・・・ 見直さなきゃね。 ↓ ↓ ↓ 人気ブログランキングへ応援 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/08/23 02:01:40 AM
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