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カテゴリ:CDな・や行
うーん・・・どうしたものか、頭が重い・・
晴れは晴れなのだけど。頭痛薬が手放せない・・困ったものですわ・・。 さてはて。このタイトルは、購入直後に聴いたら「へ?」となってしばらくお蔵入り。でもって、先日聞き直した時には。頭と言うか、お腹が痛くなったと言うか ・・うきゃあ!じたばた・・・と焦りまくって、笑いを堪えて平静な顔を保つのが非常に苦しかった一枚です。 ニュースセンターの恋人 あらすじ・・新人ディレクターの小林鳴海は、ずっと憧れていたプロデューサーの神野の下で仕事をする事になる。 お互いに惹かれあって行く中、神野は、父親でもある社長から「ゴールデンタイムに放送するドキュメンタリーで、視聴率を稼げなかった時にはプロデューサーを辞めて仕事を継ぐ」約束をさせられる・・。 キャスト・・・森川智之(神野岳之)×櫻井孝宏(小林鳴海) 高城元気(小島柚希)、一条和矢(沙生正彦)、三木眞一郎(小篠和哉) 花輪英司(狭川/通訳)、平野俊隆(神野是之/村人) 古田信幸(簑面/村人)、堀越省之助(男)、紗川じゅん(女) 感想・・・実はね、このCD間違って買ってしまったのよ(大笑)。 リーフで櫻井さん受けの作品で、良かった!とお友達のレビューサイトで褒めてありまして。 アニメイトに行った時、タイトルはうろ覚え状態・リーフさんと言うのと櫻井さん主演で、働く男のドラマCDとしか覚えていなかったので。 あ、櫻井さんだ!と棚にあったこのCDを手に取りました。 で、聴いて「へ?」となって。私には珍しく最後まで聴くことが出来ずにストップしてしまい、おかしい!とそのサイトさんを訪問したら。褒めていたのは「金のひまわり」でした(^^;。 あはははは・・・ ですので、この作品が好きで好きでたまりません!とおっしゃる方は、回れ右していただく方がよろしいかと思いますm(_ _)m。 とてもオーソドックスな流れのBLだと思います。 最初はお互いが手がけた作品が好きで。そこから、作り手に興味を持ち。この人の作品なら本当に素晴らしい!とのめり込んでいく。そして作品を通して相手を尊敬し、好きになり。この人と一緒に仕事がしたい!と憧れる。 その憧れの当人を目の前にしたら、(容姿を含めて)相手の人としての魅力にも惹かれて好きになる。それが、まぁ・・ものの見事に両思い!!良かったねぇ(大笑)。 いや・・常々「どうして好きになったのか分からない」恋愛BLはいや!と我が儘を書いていますから。好きな相手に惹かれていく過程が十二分に描かれているのは、好ましいし良いんです。 で、何が不満だったのか?と言うか。何がいやで最初に聴いた時にストップしてしまったのか・・の理由は、二つあります。 一つが。お互いのモノローグが、あまりに乙女と言いますか(大笑) 神野が小林くんの魅力を語った後に、今度は小林くん視点で神野の魅力が描かれる。それが交互に入るんですね。まぁ、お互いが好きになる過程だから、それは一回くらいなら、「へいへい」と聞くのですが。 あまりに続くと「うひゃあああ・・頼むから辞めて!」と、蕁麻疹が出るかもしれないと言うくらいに背中が痒くなりまして。もう、もぞもぞして笑うしかないんですよ。どこの世界の乙女ちゃん達なの?貴方達は!と突っ込みを入れたくて入れたくて堪らない(大笑)。 冒頭。 「初めて彼の番組を・・・」と櫻井さんのモノローグ 「初めて彼の番組を・・・」と森川さんのモノローグ。 小林鳴海と(櫻井さん)神野岳之(と森川さん)・・で、ここから二人が声を合わせて 「二人が出会うには、もう少し時を必要とした」と始まるのですが。 この二人が出会うには、とか時を必要とした・・と言うフレーズに先ずは噴き出しました。 何かもの凄い大河ドラマの終盤で出会うような、運命の恋人と言う感じがしません?一大叙事詩のごとき広大さを感じさせてくれるんですもの。まぁ、二人にとってはそのくらいの衝撃的な運命の赤い糸だったんだろうなぁ・・・と思いますが。 4トラックで、実際に出会ってからも凄かった(大笑)。神野の方は、自分が入るフロアに小林くんが居るのを知っていて。冷静に自己紹介しながらも、彼はどこに居るのだろうか?とドキドキしているし。 一方の小林くんは、「憧れていた人と同じ名前だ!同じ経歴だ!」とテンションを上げて、ついに質問を・・。 その時に「どうぞ」と応じた神野の描写が、小林くんのモノローグで神野の容姿に始まって、その眼光に 「猛禽類ににらまれた小動物のような・・」状態になってしまった事が語られ。 一方の神野視点で 「思わず見とれてしまうような美しい青年。私を見つめるきらめく瞳は、目を合わせただけで身体が甘く痺れるようだ・・」と思っていながら、「そうだ・・」と答えた時の声音はクール・・・。 私はこうして彼と出会った・・が、またはもって語られています。このはもりが、照れくさい!!うわぁ・・堪らないっ そういうやりとりが、ドキュメンタリー制作の島に行くまで、続くんですね・・。 高校の屋上で緑化運動をしているドキュメントが、今ひとつの出来だった事を悩む小林くんに、神野さんがアドバイスするシーンでも。 お互いのマンションに行き、そこで部屋のイメージやシャワーを浴びた相手の描写・・・それが、交代で語られる。この交互と言うのが、一番恥ずかしかったですねぇ・・。うわ、うわ・・・コーヒーの好みが同じと言うので、お互いにうれしくなって喜ぶ。なんて乙女ちゃん。 シャワーを浴びた後に見た時に、お互いに息を呑んで「目を奪われてしまった」と言っているんですもの。 うひゃああ・・となるのが、分かってもらえます? 神野さんは、沙生さんと同じくそちら嗜好で(大笑)。好意を寄せてくる部下の小林くんがどんどん愛しくなってしまいますし。ノーマル?なはずの小林くんは、カメラマンの小篠さん登場で神野さんを意識し始め。 ドキュメント制作で訪れていた島で、火山の爆発があった事からついに二人はお互いの好意を確認出来る。 そして、始まるお楽しみ(゜゜)\バキッ☆ 「もう一つ、君の人生観を変えてしまうような事を一緒にしたい。 愛してる。あの晩の約束をまだ果たしていない。 今夜、君を私のものにしたい。良いね?」 あはははは・・ここまで丁寧に良いね?って初めてかもっ! 人生観を変えてしまうような事ですかい!!そうだわねぇ・・・相手は一応今までノンケだったんだしねぇ・・。 もう一つのストップの理由は、ブックレットに描かれていたショートストーリーではカップルとして成立しているもう一組。沙生さんと小島くんカップル・・・がね・・・アナウンサーには、ちょ、ちょっと・・と言う抵抗感。 まぁ、沙生さんは声が一条さんですから。思いっきり腰砕けの低音で、こんなしっとりした声がニュースなんか読もうものなら、内容耳に入りません!となるかもしれない・・深夜帯のアナウンサーじゃなかろうか?声が勝負ではあるから、それはOK。抱かれたい声のナンバーワンと言うのが理解出来てしまうくらいには(大笑)。 小島くん・・・ルックスがアイドル並みだと言うのは分かる声だけど。この子は、アナウンサーには向かない。沙生さんとは別の意味で、内容が耳に入らない(苦笑)。はっきり言って、キャピキャピ・キャンキャンし過ぎていて。お子様番組じゃないんだから!とイライラしそうな気がします。おそらく、私だったら彼が出てきたならチャンネル変えると思います。この声が朝からレポーターをするなら、その朝の番組は見たくない。内容が良くても、一日のスタートに聴きたい声じゃないもの(酷)。 でもまぁ・・・別の意味で。母性本能をくすぐるって意味で。失敗しませんように・・って、ハラハラしながら見守ってあげたい!って思うのかもしれないなぁ・・。 まぁ・・散々書きましたが。仕事の出来るクールガイだけど、実は熱い男!の森川さんの攻めに、元気系で可愛い櫻井さんの受け。綺麗系のお邪魔虫(゜゜)\バキッ☆の三木さんと、豪華声優さんを聴くには良い一枚です。 ご存じのように、リーフさんは倒産してしまいましたので。中古で見つけられた時には、まぁ・・・今は貴重な作品かもしれません(^^;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月26日 21時57分09秒
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