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☆毒多ぁ亀山の小児科日誌☆
☆2003年9月~2007年3月の日誌は ☆幸母乳育児相談室 ☆http://plaza.rakuten.co.jp/yukiouen/ ☆でご覧いただけます ★著 書★ ★体質の良い子に育てましょう・1300+税・・平成2年フジ・カンパニー ★心と体のセルフコントロール・・1800+税・・平成6年フジ・カンパニー ★毒多ぁ亀山の小児科日誌・・・1200+税・・平成19年フジ・カンパニー (2003年9月~2004年8月) ★著書取扱店★ ★辻安全食品 東京都杉並区荻窪2-41-12 TEL 03-3391-6261, FREE 0800-8000-399, FAX 03-3391-6274, e-mail info@tsuji-a.com http://www.tsuji-a.com/tuji/ ★ブックス・アイオー 岐阜県高山市岡本町2-41 0577-34-7668 (アスモの隣の本屋さんです) http://booksio.blog114.fc2.com/ ★亀山クリニック 岐阜県高山市名田町3-81 0577-57-8881 (受付で販売) * 毒多ぁ体調不良のため、平成20年6月で小児科勤務医を引退! 平成20年7月から田舎開業医として、再出発しました。 現在は、体調に合わせて、近隣の極々簡単な患者さんのみ 診させていただいております。 アレルギー検査・指導・講演などは行っておりませんので ご了承ください。 毒多ぁ亀山の小児科日誌 [全1517件]
「体に貨幣状のガサガサが・・・」 「牛乳飲んでないよね」 「牛乳やめたら少し良いんです」 「血液検査してもいいですか?」 「お願いします」 3才の兄が以前食物アレルギー(IgE:148、大豆4.56、卵白3.09、猫1.60、ミルク0.92、ピーナッツ0.80、小麦0.52、バナナ0.52、ソバ0.40)だった、生後6ヵ月の女の子。 1ヵ月前から体部に貨幣状の発赤ガサガサが出没し、母が牛乳を摂取すると↑↓するそうです。 数値で見ていくほかに、症状で見ていく方法もあるようですが、よく言われるのは、頬(~眼)は卵、貨幣状は牛乳、耳切れ(前額~耳介部~顎部)とニキビ様ブツブツは豆、ガサガサはパン・小麦、頭(毛髪)は米(餅・玄米)でしょうか。 IgE:48、ミルク3(11.6)、卵白3(4.14)、猫1(0.37)、HD・小麦・大豆≦0.34 すでに、血液検査陽性でしたが、インタール内服は希望されませんでした。 兄の時も適当でしたが、今回もわりと適当な母でした。母乳育児2ヵ所行って知識はあるのにね。恐い恐い。
「皮膚科で重症なので病院に行けって」 「亀クリは病院でも皮膚科でもないけど」 「病院は遠くて週1回だけなんです」 「マイコプラズマ(+)です」 生後から上肢と体部がガサガサのH市在住の14才の男の子。 昨年12月から顔にガサガサ出始め、1./2から顔(特に両耳)がボコボコ真っ赤に腫れて、掛かり付けの皮膚科医から「地元のF病院で掛るように」と言われにもかかわらず、なぜか、亀クリに来てしまいました。 顔・首・関節部の発赤ガサガサが強く、両耳介部はパンパンに腫れて蜂窩織炎を思わせる状態でした。 鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:625、ダニ5(91.0)、HD5(79.9)、杉4(41.3)、イネ科2(3.20)、マラセチア2(0.92)、ブタクサ1(0.39)、カビ・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌B≦0.34、TARC:2260 ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック内服+強酸性水消毒 ⇒ クラリス+アレロック内服+駆瘀血剤+抗真菌剤軟膏。いろいろ試して、かなり良くなりつつあります。 H市(皮膚病)の人はH市(皮膚科)で掛ってね。亀クリには来ないでね。お願いね。
「下痢したら皮膚がきれいになりました」 「熱と下痢はアトピーが治るチャンスです」 「止めなきゃよかった・・・」 「桂枝茯苓丸に桃核承気湯追加しますね」 昨年10/31にステロイド皮膚症+マイコプラズマ感染症で受診した26才の女性。 IgE:59、マラセチア2(0.98)、カビ・ビール酵母・ピティロスポリウム・トリコフィトン・黄色ブドウ球菌≦0.34、TARC:12716、抗核抗体<40。 見た目は重症でも「数値が低いのでなんとかなるでしょう」と適当なことを言っておりましたが・・・ 年末12/25から下痢20回/日、5日間続いたら、全身発赤ガサガサがすっかりきれいになってしまいました。治ったら戻りました。残念。 デトックスが有効そうなので、これまでの桂枝茯苓丸に桃核承気湯を追加して「週末は下痢!」くらいの気合いで桃核承気湯を徐々に増やすこととしました。 この冬も熱と下痢でアトピーがきれいなった児が続出してますが、亀クリは下痢すると喜ぶ患者さんの多い、変な外来です。恐い恐い。
「ぐったりしてるんです」 「脱水強いので点滴しますね」 「昨日歯科で何もしてもらえなかったんです」 「マイコプラズマ(+)です」 12/28からA県N市の実家5軒の挨拶回りと、1/2のM県のI神宮参拝に、計7日間連れまわされた2才6ヵ月の女の子。 歯茎が真っ赤に腫れて全く飲食をしなくなったので、昨日歯科受診をしましたが、処置も処方もなかったそうです。 本日亀クリを受診しましたが、36.7℃、顔色が悪くグッタリし、皮膚ツルゴールは低下して脱水は強そうでした。 鼻粘膜と咽頭扁桃と歯肉の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。CRP0.15、WBC6860、IgE:14、食物・穀物・ダニ・HD≦0.34、尿ケトン(1+)比重≧1030潜血(2+)pH7.0蛋白(1+)ウロビリ1.0亜硝酸塩(-)WBC(±)。 症状はソリタT1:400ml+ミノペン30mg点滴+ジスロマック内服で、すぐに良くなってしまいました。 よくよく聞いたら、親戚のイトコがゲホゲホやっていたとのことでした。お年玉はマイコプラズマでした。恐い恐い。 えっ?、どうしてイトコは大丈夫でこの児は点滴だったのかって? マイコプラズマは、普通の児にとってはただのカゼです。感染るかといえば感染りますが、発病するかといえば、それは弱った児です。 ご公務でお弱りになったり、ご学友にいじめられるとK内庁病院に入院することになります。 しかし、2才半の児を年末年始に7日間も連れ回すとは!。恐い恐い。
「膠原病の精密検査をしてください」 「えっ?」 「京都の専門医に言われました」 「専門医を受診してください」 半年前から顔・眼周囲・首部の発赤ガサガサがあって、皮膚科でステロイドを塗っても良くならない52才の女性。 12/10に何を思ったか亀クリを受診しました。 顔~首部に紅斑を伴う湿疹を多数認め、鼓膜発赤および鼻粘膜の強い腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:19、イネ科・カビ・ブタクサ・杉・ダニ・HD・犬・黄色ブドウ球菌B≦0.34、抗核抗体:80倍(80倍以上陽性) 症状はミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック内服 ⇒ ミノペン+アレグラ+桂枝茯苓丸で良くなり、小康状態でしたが・・・ 年明け2日目の激混み外来に「膠原病の精密検査をして欲しい」と受診しました。どうやら京都の医師が知り合いで、膠原病に詳しく、抗核抗体わずかに陽性を相談したら、精密検査を受けることを勧められたそうです。 示された検査項目は「抗ds-DNA抗体、抗Sm抗体、抗Sc1-70抗体、抗Jo-1抗体、抗SS-A抗体、IgG,A,M,C3,C4」でした。 不要な検査なので、丁重にお断りして、不安があれば、京都の専門病院に行くことをお勧めしました。 えっ?、抗核抗体80倍はなんて説明したのかって?「膠原病の素因を持ってます」「自己免疫疾患は自分で自分の体を攻撃する自己抗体を持つ難病です」「難病のごくごく軽いうちです」「他人よりも余力がないので無理が利きません」「冷え・疲れ・イライラ・暴飲暴食・睡眠不足・紫外線などを避けてください」「発病していないので特に治療はありません」「80倍⇒160倍⇒320倍⇒640倍⇒1280倍⇒2560倍と上昇すれば発病の可能性があります」かな? 甲状腺疾患やリウマチ性疾患などの難病は膠原病のことが多く、カゼでも湿疹でも、何でも症状が長引く人は、膠原病の素因が隠れていることがあります。 マイコプラズマ感染も長引いたり繰り返す人は膠原病の素因を持っていることがありますので、時々検査をしますが、患者さんには不安を与えますし、保険からは「検査しすぎ」とお叱りを頂くので、大ひんしゅくを買ってます。恐い恐い。
「母のノドが腫れました」 「扁桃腺化膿してますね」 「私のマイコプラズマでしょうか?」 「でしょうね」 「点滴してください」 「マイコプラズマ(+)です」 昨年11/21に☆高血圧発作vsマイコプラズマ☆で倒れた次女に介護されていた80歳の母。 38℃の熱と咽頭痛を訴えて受診しましたが、咽頭扁桃が腫脹充血し化膿しておりました。 すぐにミノペン点滴+ジスロマック内服で症状は良くなりましたが、もちろん、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 CRP3.39、WBC17340、Seg73.0%、IgE:21 母娘で介護してたら、当然感染るよね。こわいこわい。
「今から点滴してください!」 「休日診療終わったらね」 「TVで有名なDrに紹介状書いてください!」 「N市からG市方面に転居するのね」 4才からAD+喘息+金属アレルギー+重症ステロイド皮膚症が中学生の時にマコモ風呂で脱ステに成功した27才の女性。 '09.12/26.に☆マリッジマイコvsエアーズロック☆で受診して以来、N市に転居して、マコモ風呂+G病院漢方外来に通院し、亀クリには来ておりませんでしたが・・・ 昨年9月中旬から全身ドロドロ熱傷状態になり耐えきれず・・・ 昨年10/31 久々に亀クリ受診。イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:276、ヨモギ3(7.83)、杉3(5.13)、ブタクサ2(3.29)、マラセチア2(1.13)、TARC:5285 その後、悪化して耐えきれなくなると、ミノペン+デカドロン点滴に来ておりましたが・・・ 今朝、年始の休日救急当番診療中に携帯!!「点滴しろコール」がありましたので、15時に終えて、亀クリに戻って点滴しました。 今春N市からG市方面に異動の予定なので、MK市の有名なKSK病院のKY医師(TVでも有名な皮膚科の大先生)に紹介状を書いてほしいとのことでした。 早速紹介状をお書きいたしましたが、KY先生からのご返事は・・・ ご紹介ありがとうございました。 以下のように説明して近くの皮膚科専門医で診察を受けるようにお話しいたしました。 1)アトピー性皮膚炎の典型的な発疹が全身に見られます。アトピー性皮膚炎で間違いないです。 2)現在の発疹はほとんど未治療の状態と考えられます。 3)ケトコナゾール(11月11日)からほとんど全身に外用している。これによる一次性刺激性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎もある可能性があります。これは中止してください。 4)アトピー性皮膚炎の治療は基本的に保湿、ステロイドの外用、抗アレルギー剤のが必須です。(日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎治療ガイドライン) 5)最低週に1回の診察と、悪化した時にすぐかかれる皮膚科専門医に通院する必要があります。 マコモ娘は皮膚科の大先生に、マコモ風呂がいかに素晴らしいかを力説してきたそうです「マコモ風呂のことをを信じてもらえなかった><」。当たり前です。恐い恐い。 |一覧| |