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カテゴリ:磯採集’
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。
観察・採集したヤドカリの紹介~♪ アオヒゲヒラホンヤドカリ (Pagurus decimbranchiae)。 第1触角のブルーとオレンジが美しい 個人的に好きなヤドカリ。 小さなヤドカリで 当然宿となる貝殻も小さい。 写真の個体は 小さな巻貝、フトコロガイを宿としていた。 フトコロガイは殻口が狭く、 さらに殻口に歯状のギザギザがあるので、 入り込みにくいと思うのだが、 アオヒゲヒラホンヤドカリは 難なく入り込んで 宿としていることが多いような気がする。 クロシマホンヤドカリ (Pagurus nigrivittatus)。 転石下に集簇して たくさんいることが多い小型のヤドカリ。 嫌いではないんだけど、 お持ち帰りするかどうかと聞かれると 答えはノーかな。 ヤマトホンヤドカリ (Pagurus japonicus)。 先程と同様に転石下の常連。 よく動いて逃げようとするので、 比較的見つけやすい。 先程のクロシマホンヤドカリよりも 大きいが、 ヤドカリ属のヤドカリと比べると小さい。 ツノヤドカリ属の一種 (Diogenes sp.)。 さてどこにいるでしょうか? わかりにくいと思うので、 眼の部分だけを拡大。 このツノヤドカリ属の一種は いつも泥まみれ…。 よって非常にわかりにくいのだが、 緩徐に動いていることが多いので、 比較的よく見つかる。 今回の採集場所での個体数は多いと思う。 こちらも ツノヤドカリ属の一種 (Diogenes sp.)。 先程と同種と思われる別の個体。 Diogenes pallescensかもしれないのだが、 あくまで推測範囲内。 宿となる貝殻には泥だけでなく、 海藻やゼニイシも付着していた。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年03月18日 22時32分22秒
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