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カテゴリ:嘔吐・下痢・感染性胃腸炎
「RAST全部ゼロでしたよ」
「お姉ちゃんが血便なんです」 「病院には行ってないの?」 「点滴してもらったけど治まらないんです」 「便培養は?」 「便の検査も薬もなかったんです~」 「来れますか?」 「明日は日曜日ですけど・・・」 「便培養とホスミシン処方をさせてください」 4日前から水様下痢が10回/日続き、3日前に39.2℃あって近くのS病院に行った3才の女の子。 8ヵ月の弟の血液検査の結果(IgE:11、RASTすべて0)を、土曜日の夜に電話連絡したら「弟よりもお姉ちゃんが大変なんです」とのお返事でした。 点滴だけしてもらって(CRP4.02、WBC13400)、便検査はされず「夏カゼ」と言われて抗生剤は処方されていないそうです 「まだ水様便に血が混じってるんです~」「明日朝来れますか?」「日曜日でもいいんですか?」「細菌感染なので便培養と抗生剤内服が必要です」 翌朝はるばるG市から受診しましたが、症状はホスミシン内服ですぐに改善し、便培養ではCampylobacter jejuni(3+)を検出しました。 よくよく聞いたら、両親も下痢があったそうです。 長女だけなら「カンピロバクター腸炎」家族も罹れば「食中毒」なのでした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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