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カテゴリ:マイコプラズマ
「4月下旬から胸がブツブツジクジクしてます」
「ネリゾナはvery strongですね」 「乗鞍研修で汁が出てきたんです」 「マイコプラズマ(+)です」 4月下旬から体部に貨幣状の発赤疹が出現した10才の女の子。 軟膏を塗っても全然効果がないどころか悪化しているのにステロイドを塗り続け、とうとう、ネリゾナ(veri strong)で熱傷状態になってしまいました。 皮膚の状態が悪いにもかかわらず、セカンドスクール(強制参加の乗鞍収容所地獄)で、一気に悪化して、膿だらけになって受診しました。 両乳首部と体部に直径5cmほどの皮膚びらん(一部潰瘍)が7ヵ所。胸部にブツブツは単純ヘルペス(カポジ水痘様発疹症)。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 IgE:1009、杉6(326.0)、ダニ6(137.0)、HD6(130.0)、犬3(13.3)、雑草2(0.91)、イネ科2(0.76)、マラセチア・カビ・ヤブカ・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌≦0.34、TARC:313。 症状はジスロマック内服+ラベンダー軟膏+フシジンレオ軟膏+アラセナ軟膏で、徐々に、ゾンビ状態から回復しつつありましたが、3週間も登校していないとのことでしたので(トラウマかも)ミノペン+デカドロン点滴で、何とか登校にこぎつけました。 今回は、潜んでいたアトピー素因+重症杉花粉+マイコプラズマ感染+医療過誤(不必要なステロイド)+教育過誤(強制収容所)によって重症化したものと思われました。 マイコプラズマのスーパー抗原vs医師・教師・詐欺師。恐い恐い。負けるのは政治家だけだね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月23日 20時32分19秒
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