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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2011年08月17日
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カテゴリ:医療・制度・法律
「どんどんひどくなるんです」
「ここはカビとバイ菌と悪化したのはマイコでしょう」
「アトピーなんでしょうか?」
「もともとは重症アトピーで今は皮膚感染症です」
「治るんでしょうか?」
「まず検査+殺菌消毒すね」
「ルミンAは」
「意味ありません」
「1年間なんにもやってなかったんですね」
 生後から関節部のアトピーにステロイドを塗っていた、A県C郡M町在住の22才の男性。15才から皮膚症状が悪化しステロイド軟膏がどんどん強くなり、1年前(21才)に(知人に騙されて)「脱ステ」してしまいました。
 治療放棄して「ルミンA」と「サメミロンエース」と「アリエルクリーム」を無理やり買わされて、どんどん悪化するのを、1年間耐えておりましたが、関節部だけだったアトピーが全身に拡がり、1ヵ月前から顔まで真っ赤になったので、別の知人に騙されて、A県から、亀クリに来てしまいました。
 前額部と頸部と四肢関節部と下腹部が熱傷状態で、診るからにカビバイ菌だらけでした。
 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃と舌の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。22才にして初めてのアレルギー検査は・・・
 IgE:2772、ダニ6(477.0)、HD6(425.0)、杉4(25.7)、ピティロスポリウム2(2.40)、黄色ブドウ球菌2(1.29)、 カビ2(1.10)、マラセチア2(0.72)、ブタクサ1(0.40)、イネ科・トリコフィトン≦0.34、TARC:956。
 点滴は希望されませんでしたので、抗菌剤および抗真菌剤の内服と軟膏、強酸性水とネオヨジン液を処方してお帰りいただきました。
 アレルギーは汚染です。不都合なアレルゲン・汚染物質・炎症性物質が体に入りすぎると、解毒能力のバケツがあふれて噴き出している状態です。
 一般的な医療は「内服や軟膏で抑えていればそのうち治るはず」という根拠のないもの「対症療法」です。抑えている間に原因を減らす「除去する」のがアレルギーの基本です。
 悪徳民間療法に騙されて「脱ステ」を「目的にする」のは危険です。
 症状をほどほど抑えている間に原因を減らし、いろいろ努力している間に「結果として」ステロイドが止めれちゃった。というのが正しい姿です。
 今回は、22年間アトピーの治療(検査と除去)はなされず(対症療法のみ)、ステロイド皮膚症(カビバイ菌だらけ)になったところを悪徳詐欺商法(ルミンA)に騙されて、検査も、殺菌消毒もないまま(医療放棄を強要されて)、じっと耐えていたのでした。
 えっ?。その後はどうなんだって?。ジクジクした熱傷状態も、2週間ほどで、どんどん乾燥して剥けてきました。本人もニコニコです。
 皮膚感染症(熱傷状態)が治まってきたら、本来のアトピーの治療のほうに、取り掛かる予定です。恐い恐い。





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最終更新日  2011年09月11日 01時10分30秒
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