|
カテゴリ:RSウィルス・百日咳
「咳が3週間続いているんです」
「RSV(+)なので日赤紹介します」 「解熱剤だけで返されました」 「PSSP(+)でしたので抗生剤処方します」 3週間前から咳の続いている1才4ヵ月の女の子。昨夜から熱38.7℃、本夕40.1℃になり外来受診しました。17時来院時39.3℃ 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したらRSV(+)でしたので、救外に紹介状をご用意しました。 お返事は・・・「呼吸音清・・・BT38.6℃SpO2:95%とバイタルも安定しておりました・・・解熱剤処方にて帰宅の方針としました・・・」・・・ 結局その後も咳嗽・熱が続き、亀クリ再診しました。 症状は全く変わらず、鼻汁培養で肺炎球菌とヒブとカタル球菌を認めましたので、 PSSP(1+)KM/GM/EM/CAM/CLDM/MINO/耐性、H.influenzae(1+)AMPC(I)/CCL/CLDM/耐性、Branhamella catarrhalis(1+)AMPC/CCL(I)/CLDM/FOM/耐性 抗生剤処方したら、1ヵ月ぶりに良くなりました。RSウィルスよりも細菌性の気管支炎でした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[RSウィルス・百日咳] カテゴリの最新記事
|