|
テーマ:中国&台湾(3293)
カテゴリ:少数民族
木曜日から大学の運動会のため授業は休講(中国では大学でも運動会があるのだ)。4連休になったので昆明から比較的近い新平県の戛洒鎮に行ってきた。 戛洒鎮は花腰タイ族で有名な所で昆明から直行バスで5時間前後。昨年の12月に一度行っているが、その時は小雨に降られ思うような成果が得られなかったため、今回再訪することにしたのだ。 戛洒の定期市は1と6のつく日(1、6、11、16、21、26日)。定期市の開かれる前日に戛洒に入った。戛洒は地方の鎮にしては規模が比較的大きく宿も20軒くらいはある。標間(トイレ・シャワー付の部屋)が40元くらいからと他の地方と比較すると少し高め。以前と同じく夕食は串焼きとビールでゆっくりくつろぐ。 市場のすぐ近くの宿に泊まったので翌朝はトラックのエンジン音がうるさく寝ていられない。ちょっと失敗だったか。8時頃市場に行くともう結構な賑わいだ。お目当ての花腰タイ族の民族衣装もちらほら見かける。しかし上下とも民族衣装を着ている人は多くはない。その殆どが年配の女性。まあ、こんなものだろう。 市場で野菜を売っている老女がなかなか美しい民族衣装をばっちり決めて着ていたので写真をお願いするも、「金をくれたらいいよ」とのこと。一気に気分が冷める。以前この地を訪れた観光客がお金を渡したのかもしれない。彼女を責めるつもりはないが、安易に金を要求することもどうかと疑問に思う。 まあ私はお金を渡してまで写真を撮るつもりはないので別の人を探す。しかし上から下までちゃんと民族衣装を着ている人はなかなかいないのだ。市場内でもう一人見つけお願いしたら、側にいた夫の方が「ま、いいじゃないか。撮らせてやれよ」という感じでOKの返事。その後、民族衣装を売っているお店のオバチャンとその母親が協力してくれた。 後でそのオバチャンから写真を欲しいとお願いされ近くの写真館に行くも、プリントには2、3日かかるとのこと。仕方がないので写真館の主人からオバチャンに後日写真を渡してもらうことにしてお金を払った。お互いが知り合いだったので助かった。 市場に戻ると花腰タイ族とは異なった民族衣装姿の女性が目についた。被っている帽子がハニ族っぽい。確認のため彼女に話しかけ聞いてみるとその通り。まだ見たことがないハニ族の民族衣装だった。彼女達はどの辺りに多く住んでいるのか聞いてみたが彼女の言う地名がよく分からない。ただ新平県ではないことは確かなよう。きっと近隣県ではなかろうか。 機会があったらそれを確認するため、お願いして彼女の写真も撮らせてもらった。珍しく快くOKの回答。ありがとうハニ族のオバチャン。 その後昆明に戻りこのハニ族のオバチャンの写真をパソコンでチェックしていたら、上着の内側にもう一枚民族衣装を着ているのに気づいた。どんなのを着ていたのか確認すべきだった。でももう遅い。 前回の訪問記事はこちらから 戛洒鎮の花腰タイ族の人々との交流記録を綴った「むりーさん」のブログ、「雲南省戛洒鎮の人々」はこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[少数民族] カテゴリの最新記事
|