T360は簡単に雪上車になった。
雪が降れば後輪をスノーラに交換すれば、立派な雪上車。
積雪地帯では今ほど除雪されない、65年当時なら
ほとんど除雪はなかったはずだ。
スコップとタイヤチェーンで走るには積雪30cmまで。
スノーラなら、もうすこし走れる。
(実際に走ってみたが・・・万能ではない、 降り始めや圧雪なら何とかなる)
![2005-06-22 14:25:34](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/65/0000010965/01/img82d24ddd0o3ztc.jpeg)
![2005-06-22 14:26:11](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/65/0000010965/02/img4c3606ae0o46j3.jpeg)
スノーラの詳しいカタログはA4サイズのチラシが確認されている。
これしかない。
拡大したのは左の「クローラ説明」にある。
T360マニアさんからスノーラが載っている「四輪ニュース」を
送ってもらった。
上のチラシ以外では始めての資料。
とにかくスノーラ資料はすくない。
本田四輪ニュースは1966~67年までのスノーラのニュースだけ
集めてある、枚数は15枚、部外秘扱いらしい。
内容は主に料金変更が多い。
そのなかで数枚紹介する。
![スノーラ1.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/65/0000010965/06/imgcd3b5acezik1zj.jpeg)
接写が下手なので見辛い、クローラ装着の注意点。
四輪ニュースを読むと、商品名スノーラとクローラは混同されている。
社内でもスノーラの認知度が低かったみたいだ。
後期型(BK)ではブレーキドラムの交換があり、BK装着はかなり困難で
金額も高くなりそうだ。
Ak250-5053881からがBKになる。
クローラが改造なしに装着できるのは
AK250-5042994 ~5053880
AK280-1007064 これ以降のAKならOK。
これより以前のAKだとホイールディスクがアルミになる。
BKに装着する場合、かなりの工賃が必要になる。
![スノーラ2.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/65/0000010965/07/imgadebedcazik0zj.jpeg)
面白いものを見つけた。
クローラに交換すると、スピードは半分になる、力は倍になる。
スピードメーターは倍の値を指すので、クローラ専用のメーターパネルも
売っていた。 400円、最高時速50km表示。
「クローラ装着時には必ず取り付けてください」と書いてある。
![スノーラ3.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/65/0000010965/08/imgd0bc136czikczj.jpeg)
これはスノーラになっている。
スノーラベルトにスパイク仕様もあった。
AK250は22000円 スパイク数 72個
AK280は31000円 スパイク数120個
T500は力があるせいか、スパイクの数が倍近い。
AKの最後に出てきたので、この時点で何台売れたのか?
あまり売れなかったと思う、スパイク仕様があったのも
初めて知った。
昨日のT500後期型の写真をUPした。
AK250はアルミディスク、鋳鉄ディスク、BKディスクと確認できるが
AK280BK型とはニュースだけでははっきりしない。
T500はどれにでも装着できたみたいだ。
スノーラ走行映像はこちらから。
ブロードバンドでないと見れない、映像は少し早まわししてるのか?
えらい威勢がいい走り。
コメントに「T360スノーラなのにT500が写っている」
たしかにT500だ。