お盆の大野市発動機運転会で調子の悪かった
アントン・シュリューターのマグ修理。
馬蹄形マグの火花が不安定な飛び方。
分解修理した、原因は軸受けの変形でローターが
磁石に当たり戻りが悪かった。
ヤスリで調整して無事安定回転しだした。
このマグは後付けだと思う、時代的には焼き玉のはず。
マグの絶縁部分はベークライトだった。
世界初のプラスチック、ベークライトは1907年の発明、
時代的にこのマグは合わない。
後に変更されたと思う。
最初のキャブは表面キャブレター、次に石炭ガス、液体燃料になり
現在はプロパンガスにしている。
修理が終わり調子が良い。
次回の出番は福井県勝山市の石油発動機運転
11月3日「ゆめおーれ勝山」の発動機運転会で回します。
見に来てください。
今まではこっそり開催してたが、今年からは
近県の石油発動機愛好家代表様に主催者の勝山市
から案内状を発送します。
シュリューター発動機を検索してもドイツ語なので読めない。
この発動機の一番高い部分はガバナー(調速機)、その
天辺にダビデの星マーク、ユダヤの紋章、
シュリューターとはユダヤ系ドイツ人だったのでは?
今回は第6回になる。
イベント内容が少し増える予定、
ご期待ください。