訃報 木村信之さん 三輪車・ボンネットバス・発動機
明日、作手で発動機運転会がある。行く予定だったが都合で行けなくなった、発動機ブログをいろいろ見てると木村信之さんが5月に亡くなったそうだ。木村さんはボンネットバス・三輪車の写真集を自費出版してる。発動機の写真集も出してる。福山博物館のHPに紹介が。 作品集1 頑張れボンネットバス(1980年発行,1993年再発行) 作品集2 懐しの三輪自動車(1989年発行) 作品集3 顔・顔・顔(1991年発行) 作品集4 続・頑張れボンネットバス(1992年発行) 作品集5 続・懐しの三輪自動車(1993年発行) 作品集6 ミゼット物語(1995年発行) 作品集7 ヂャイアント&コニー物語(1998年発行)三輪車やボンネットバスは資料が少ないので木村さんの解説が役立った。発動機も同じで、津田駒入手時には木村さんの本から解説を借用。以前のブログに門田・津田駒の解説。木村さんは全国何処でも出かける、フットワークが軽い。昨年の作手にも来られ、我が津田駒を撮影していただいた。初めて見るタイプだそうだ、木村さんが見たことないのでは貴重なのかも。作手(つくで)の津田駒。昨年の作手発動機運転会の集合写真。大手出版社からの専門書発行が夢だったそうだ。企画を出版社に持ち込んでも、何しろ専門がマイナーなので引き受けてくれないそうだ。発動機の専門書は必要だと思うが、出版社にすれば・・印刷部数はたかが知れてる。作手で、木村さんとの話し「学研は引き受けるかも?」などと話してた記憶が・・いまだ発動機の本が現れない、ムック誌形態だと多少は売れるかも? 無理だろ~な。木村さんの本から、ラビットの三輪車は雑誌などで取り上げられてるが(車専門誌以外にも)、一番最初に見たのは木村さんの本。 スピードにより前輪の幅が広がったり窄まったりするそうだ。さすが中島飛行機製作所、発想は艦載機の脚では?この本で大阪の王将にアペがあるのを知った。ご冥福をお祈りします。