【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

@憂我なる<J-POP&FOLK>@


━浅川マキの世界『Darkness』


━”狼少年”森田童子


━”飛びます”山崎ハコ


━魂は時に絶叫する!友川かずき


━憂歌団"B級で悪かったな!"


━彼方より聞こえたるもの-林英哲


━劇的なるものをめぐって....美輪明宏


━さよならだけが人生....カルメン・マキ


カルメン・マキLIVE


━【加藤登紀子】


━【金子由香利】


━【ネーネーズ】


━【クミコ】


━【谷川俊太郎】


━【沢知恵】


親爺握手自慢高嶺乃花美女百景X'mas編


【?】


女ディランと呼ばれた女!中山ラビ


木村俊介ライブ ~音象~@幾何楽堂


◎ART<千年の愉楽>◎


━川本喜八郎とイジィ・トルンカの世界


━ヴェルーシュカ 変容(veruschka)


━28歳でこの世を去った男エゴン・シーレ


━バルテュス<Balthus>


━エドワード・ホッパー(Edward Hopper)


━モーリス・ベジャール


━佐伯祐三


━畑中純「まんだら屋の良太」


━畑中純「宮沢賢治の世界」


━奇想と純心の天才!五十嵐大介


━完全版!武満徹の世界


━声のない言葉 村里の猫と二人の女


━『宮沢賢治2006・銀河鉄道の夜』


『幾何楽堂』小坂憲正のDOOR曼荼羅


三遊亭京楽 独演会!


幻想画家の女王Leonor Fini


いい女列伝 伝説の名女優!太地喜和子


滝田ゆう


Satie


ヘンリー・ミラー


ヴァン・ドンゲン


マン・レイ


茂田井武


喜和子RETURNS!


ジャパン・アヴァンギャルド


SAMPLE


喜和子RETURNS 2!


飢餓海峡冬景色


ガブリエル・バンサン


アントニオ・ロペス・ガルシア 


堀江康子in幾何楽堂


幾何楽堂LIVE (夜の部)


高橋竹山


『日本製少年』


福島泰樹


村山槐多


AKIRA


AKIRA オープニングパーティーライブ


AKIRA 祈りプロジェクト 


AKIRA ART


破調 山中節


sansalo


太地喜和子RETURNS!其ノ弐


映画の<伝説的現在形>洋画篇


━ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』


━『ベニスに死す 』


━フランソワ・トリュフォーの世界


━『1900年』


━『ブラザー・サン シスター・ムーン』


━ジョン・カサヴェテスの世界


━『フォロー・ミー』ミア・ファロー


━『バベットの晩餐会』


━『欲望 Blow-Up』


━『ルシアンの青春』


━ジプシー音楽映画『ベンゴ Vengo 』


━『コヤニスカッツィ』


━『ストレンジャー・ザン・パラダイス』


━『トーク・トゥ・ハー』


.━『愛の嵐』から『まぼろし』へ


━『マルキ・ド・サドの演出のもとに・』


━ヴェルナー・ヘルツォークの世界


━『恋するガリア』


━『スモーク』


━アラン・タネール『白い町で』


━『MADREDEUS』


Rene Marie & 宮本貴奈


活動を再開している大西順子


ペンギン・カフェ・オーケストラ


フランソワ・ド・ルーベ


Le Samourai


━ロベール・ブレッソン『やさしい女』


━『灰とダイヤモンド』


トラン・アン・ユン監督作品『夏至』


リチャード・ブルックス


ピロスマニ


アルノー・デプレシャン


エミール・クストリッツァ


ケネス・アンガー


ジャンヌ・モロー


アリエル・ドンバール


パリのめぐり逢い


@憂我なる<MUSIC LIFE> @


━【武満徹の世界】


━【コヤニスカッツィ】フィリップ・グラス


━【セルジュ・ゲンズブール】


━【ペンギン・カフェ・オーケストラ】


━【チェット・ベーカー】


ー【バディ・デフランコ】


━【寺井尚子】


━【木住野佳子】


━【ビル・エヴァンス】


━【スコット・ラファロ】


━【フィリップ・グラス完全版】


━【ザ・ドアーズ】


━【サード・イヤー・バンド】


━【ヴェルヴェット・アンダーグラウンド】


━【ルー・リード】


━【パティ・スミス】


━【ジェームス・テイラー】


━【スティーヴ・ライヒ】


━【つのだたかし】


━【パリ・ミュゼット】


━【秋吉 敏子】


━【加藤登紀子】


━【フランソワーズ・アルディ】


━【タンジェリン・ドリーム】


━【ビル・チャ-ラップ】


━【エディ・ヒギンズ】


━【ジョルジュ・ムスタキ】


━【セルジオ・メンデス】


━親爺握手自慢高嶺乃花美女百景


━【ウテ・レンパー】


━【アンリ・サルヴァドール】


『市川雷蔵』


◇完全版!セルジュ・ゲンズブール◇


ジプシー音楽映画『ベンゴ Vengo 』


ステファン・グラッペリ


Singer & the Song


「トーク・トゥ・ハー」


フィリップ・グラス続編


♪シャーロット・ランプリング♪


グレンダ・ジャクソン


富樫森監督3作品!


『ベニスに死す(1971) 』


サイモン&ガーファンクル


『1999年の夏休み』


中島丈博『おこげ(OKOGE)』


矢崎仁司『三月のライオン』


寺島しのぶ『ヴァイブレータ』


■モーリス・ベジャール■


アンダグランド


フランソワ・トリュフォー


宮本貴奈トリオ


広島


<水源の森コンサート>


加藤登紀子コンサート 8/15


森田童子


「ソイ・アナ......私はアナ」


『ヴェルーシュカ 変容(veruschka)』


佐伯祐三


友川かずき


MACROBIOTICS CAKE 


『1900年』ベルナルド・ベルトルッチ


木住野佳子


憂歌団


親爺握手自慢高嶺乃花美女十景


林英哲


二胡の姜 建華(ジャン・ジェン・ホワ)


ジョン・カサヴェテス


ミア


シャーロット・ランプリング


有元利夫


DAVID HAMILTON


高峰秀子


坂田甚内先生


リチャード・ブルックス


映画の<伝説的現在形>邦画篇


カレンダー

2004年07月16日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類



■フランソワ・トリュフォー『アントワーヌ・ドワネルの冒険』■
~映画に愛をこめて~【後編】




Francois Truffaut(1932-1984)



トリュフォーの最愛にして最後の恋人ともいわれたファニー・アルダン。
私はこの方のお顔の下半分がダメでしたが、「8人の女たち」でやっと見直しましたァ。



●フランソワ・トリュフォー●

1932年2月6日、パリ生まれ。
1950年よりアンドレ・バザンのもと「カイエ・デュ・シネマ」などで映画批評を書き始め、1954年に16ミリ短編『ある訪問 Une visite 』を監督。1956年、映画を発表できなかった時期のロベルト・ロッセッリーニの助手として仕事をする。1957年、製作会社レ・フィルム・デュ・キャロッスを設立し、配給会社コシノール社社長令嬢のマドレーヌ・モルゲンステルヌと結婚。初の35ミリ短編『あこがれ』(原題『いたずら小僧ども』)を監督。1959年のカンヌ国際映画祭でフランス代表作として上映された長編第一作『大人は判ってくれない』で監督大賞を受賞し、脚光を浴びる。この作品の主人公アントワーヌ・ドワネルを主人公にした連作『アントワーヌ・ドワネルの冒険』は計5本作られる(短編『アントワーヌとコレット』・『夜霧の恋人たち』・『家庭』・『逃げ去る恋』)。自作以外の出演作に自ら製作したクロード・ド・ジヴレーの『のらくら兵62年 Tire-au-franc 62 』(1962)、スティーヴン・スピールバーグの『未知との遭遇』(1976-78原題『第三種接近遭遇』)がある。1984年10月21日、癌のため他界。



■主要監督作■



『あこがれ』(1957-62)

『大人は判ってくれない』(1959-60)



楽天フリマ出品中!VHS『ピアニストを撃て』(1959-60)も合わせてご覧ください。



楽天フリマ出品中!VHS『突然炎のごとく』(1961-62)も合わせてご覧ください。


『アントワーヌとコレット』(1961-62 オムニバス映画『二十歳の恋』の一篇)



楽天フリマ出品中!VHS『柔らかい肌』(1963-64)も合わせてご覧ください。


『華氏451』(1966)

『黒衣の花嫁』(1967-68)

『夜霧の恋人たち』(1968)

『暗くなるまでこの恋を』(1968-69原題『ミシシッピーのシレーヌ』)

『野性の少年』(1969-70)

『家庭』(1970)



楽天フリマ出品中!VHS『恋のエチュード』も合わせてご覧ください。


『私のように美しい娘』(1972)

『アメリカの夜』(1972-73)

『アデルの恋の物語』(1975原題『アデル・Hの物語』)

『トリュフォーの思春期』(1975-76)

『恋愛日記』(1976-77)

『緑色の部屋』(1977-78)

『逃げ去る恋』(1978-79)

『終電車』(1980)



楽天フリマ出品中!VHS『隣の女』(1981)も合わせてご覧ください。


楽天フリマ出品中!VHS『日曜日が待ち遠しい!』(1982-83)
も合わせてご覧ください。




<アンドレ・バザン(1918-1958)>

映画批評家。1918年生まれ、1958年没。
わずか40年の生涯であったが、1940年代から50年代のフランスで、先進的な映画批評を書き、映画界に大きな影響を与える。
 アンドレ・バザンはトリュフォーの人生と映画の恩師、つまりトリュフォーにとってすべての意味での恩師です。トリュフォーを少年鑑別所から、次いで軍隊から救いだしてひきとり、彼の後見人となり、「真の」父親になって、「映画」にみちびいてくれた恩人です。1958年11月10日、26歳のトリュフォーがついに念願の長篇映画第1作『大人は判ってくれない』にクランクインしたその撮影初日に、アンドレ・バザンは危篤におちいり、その夜(すでに翌朝になっていましたが)、息をひきとります。40歳の若さでした。



65年には敬愛するアルフレッド・ヒッチコックに50時間ものインタビューを行い、「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」として出版している。



68年、アンリ・ラングロワがシネマテークを解雇された事件をきっかけに、シネマテ-ク擁護委員会を作り抗議運動を起す。同年、5月革命の流れの中で、ゴダールらとともにカンヌ映画祭を中断させる。カンヌ映画祭粉砕のマニフェストを読みあげるトリュフォーとゴダール。

◇ヌーベル・バーグ【Nouvelle Vague】◇
 1950年代後半のフランスで新人監督らにより流行した映画の新しい表現運動。パリという都市の、シネマテークのような自主映画上映会やカイエ・デュ・シネマのような映画批評雑誌など、その周辺に集まった若者たちの小さなグループの間で産声を上げた。彼らはスタジオの中に閉じこめられていた映画を光りあふれる屋外へと解放し、手持ちカメラと即興的演出で感情表現を重視した創造的な映画を次々に制作しました。



トリュフォーは伝統的なフランス映画を切り捨てた「フランス映画のある種の傾向」という論文を「カイエ・デュ・シネマ」誌(1954年1月号)に発表したため、“フランス映画の墓掘人”と恐れられるようになった。



 「勝手にしやがれ」(1959)のジャン=リュック・ゴダール、「大人は判ってくれない」(1959)のフランソワ・トリュフォー、「獅子座」(1959)のエリック・ロメールらが次々にデビューし、フランスの週刊誌「レクスプレス」が、それまでのフランス映画の伝統のカラを破った彼らを「ヌーベル・バーグ(仏語で新しい波の意味)」と呼んだことが、名前の由来です。 ヌーベル・バーグはその後アメリカン・ニュー・シネマを始め、世界の映画史に大きな影響を与えました。



<ネストール・アルメンドロス(Nestor Almendros)1930-1992>

映画史上最も美しい映画!といわれるテレンス・マリック監督の『天国の日々』の撮影監督で知られるネストール・アルメンドロスは、フランス映画ヌーヴェルヴァーグの同世代たちの活躍を映画評論家活動をしていたキューバで知り、フランスに飛び、ヌーヴェルヴァーグに参加した。トリュフォーの下記作品、エリック・ロメールの『海辺のポーリーヌ』、『ソフィーの選択』、『青い珊瑚礁』ほか数々の美しく、透明感のある映像を撮影した。どんなシーンも絵画のように美しくしてしまう方ですが、惜しくもエイズで亡くなりました。
 トリュフォー作品では『野性の少年(1969) 』『家庭(1970) 』『恋のエチュード(1971)』『アデルの恋の物語(1975) 』『恋愛日記(1977) 』『逃げ去る恋(1978) 』『緑色の部屋(1978)』『終電車(1980)』『日曜日が待ち遠しい!(1982) 』の9本で撮影を担当した。ローソクと自然光の佇まいが美しい『緑色の部屋(1978)』、石油ランプによる「ソフト・ライト」の『恋のエチュード(1971)』など本当にネストール・アルメンドロスのカメラは絵画的で美しい。

「アルメンドロスとの出会いと協力から、わたしの新しい━ある意味では真の━映画的キャリアが始まった....。」



『恋のエチュード(1971)』



『アデルの恋の物語(1975)』



『アデルの恋の物語(1975)』



監督: テレンス・マリック 『天国の日々』
穂に光受け黄金色に輝く麦畑、四季折々につれ変化を見せる農場などの自然描写、季節労働者や大道芸人たちの横顔など、まるで絵画を思わせる美しい映像はネストール・アルメンドロスに1978年度アカデミー賞撮影賞受賞をもたらした。



<右>ジャン・ルノワール

しかしながら、ヌーヴェル・バーグの旋風を巻き起こし、硬直した仏映画からの逸脱を試みたトリュフォーでしたが、振り返って見るとトリュフォーはトリュフォー自身が敬愛するマルセル・カルネやジャン・ヴィゴ、ジャン・ルノワール、ロベール・ブレッソン、ジャック・タチからの引用など、伝統的な仏映画を意識的に継承した作品を多く撮るようになります。その事の是非はともかくとして、低予算によるロケ中心の撮影方法のヌーヴェル・バーグから、最も優れた撮影監督ネストール・アルメンドロスとの九本の芸術的協力関係が達成した映画は、まさにトリュフォー的なスタイルを確立していったものと思います。元映画批評家らしく映画史に残る大監督達へのオマージュが多くちりばめられた映画を多く監督していますが、私には、良くも悪くもフランス映画な女性的で、ある意味”隙の多い映画”として感ぜられあまり賛同するものではありません。自分史に重なるような<アントワーヌ・ドワネルの冒険 五部作>は共感を呼び、好きなシリーズです。



83年の夏、「日曜日が待ち遠しい!」の次の作品の脚本に取りかかっていたところ発作に襲われ、脳の手術を受ける。入院中にはファニ-・アルダンとの間に女の子が生まれている。 84年10月21日、脳腫瘍のためこの世を去る。享年52才だった。
21本の長編映画と4本の短編映画を世に遺した。
ekato
YOKO MY LOVE


「芸術という言葉は人間が内に秘めている偉大さを人間に自覚させようとする企てを意味するものであって欲しい。」(アンドレ・マルロー「侮蔑の時代」)
奇しくも、私にとってのヌーヴェル・ヴァーグは確かに『大人はわかってくれない』で始まり、観たくて観たくて焦がれていた『ママと娼婦』をDVDで観たことで終わり、それらにジャン=ピエール・レオーの存在があったことに深い感慨を覚えます。この間、ン十年、映画につれ色々な事ありましたが....やっぱり映画に愛をこめて!新しい波の余白に.....徒然なるままに。
 (´-`).。oO



マイ・オークションをごらんください









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年08月26日 07時21分00秒
コメント(4) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

CAT-O

CAT-O

カテゴリ

コメント新着

 さいとう@ Re:あなたの中学時代に仲の良かった・・・ 中山教子さんを覚えていらっしゃいますか…
 ウェスポーランド 小畠@ 広告掲載を梁塵秘抄様のサイトにお願いできませんか? 梁塵秘抄様 はじめまして! 突然のご連…
 silver1202@ フリーワーク募集 私はやっているフリーワークを紹介しま…
 オリオン@ 贋作は贋作 佐伯祐三、米子の名誉のために、、、、 …
 シャルドネ。@ Re:訃報 高峰秀子さんを偲んで(01/01) 2歳の時に、生まれて初めて体験した映画…

お気に入りブログ

サイゴン ノスタル… alex99さん

パトラッシュの休息 白山菊理姫さん

さくら、恋せば msk222さん

幻泉館日録@楽天 幻泉館 主人さん
◇Voice Art Judyのジ… Voice Art Judyさん

© Rakuten Group, Inc.