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胚培養士のひとりごと

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葵3704

葵3704

2012.03.12
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カテゴリ:ボス
今日は週明け、イライラするかな、と想定しつつ培養室に出勤した早朝でした。。。
 

 (えぇ、毎週月曜朝は、いつものことです。想定内です)




案の定、クリーンベンチの中は散らかり、


顕微鏡の電源も、タイマーのスイッチも入れたまま、、、


顕微鏡の台の上には、何かの怪しい液体が乾いてこびりついているし・・・。


今朝も朝から忙しいことがわかっていたので、


ブツブツ思いながら、掃除を進めている最中にボスが登場☆




顕微授精用のマニピュレーターを観ると、針が折られてそのままになっていたので、


ちょっぴり嫌味なように「あれ、先生、針折りましたか?」と聞いてみました。


「あ、そうそう、ごめんな」と悪びれもせず、自己申告も無く。


ボスは顕微授精は出来ないので、マニピュレーターの管理がわかっていらっしゃらない。


だから、針が中折れしちゃっている時の処理の仕方とかわかっていない。


大変なことだってことに気づいていない。


・・・というわけで、私はマスク上は笑顔で


「あ、針の先端が見あたら無いので先生刺さりませんでした?」とか気遣いのフリしつつ


『ふふ。謝らせてやったぜ』と心の中で呟くチキンな私でした。




一応、書いておきますと。


顕微授精はあの小さい小さい精子を1個捕まえる針を用いるので


それはそれは微細な操作が要求されるわけです。


実際にはマニピュレーター装置を駆使して扱うわけですが、


その設定とメンテナンスはかなり重要。


通常なら、初心者の医師には触らせません。壊されたり設定ずらされたらたまらないので。


ボスが平気で針を折るのは、マニピュレーターに対する気遣いが足りないからですねー爆弾




さて。


うっかりボスのことで一日書き終わりそうになってしまいそうでしたが。


この週末に私がチェックしていなかったのが申し訳ないのですが、


多くのコメントを二人の方からいただいていたので、


そちらの返信をこちらに書かせていただきます。



・・・今更のお知らせで大変恐縮ですが(汗)


通常、私はコメントにはその場でお返事を書かせていただいているスタイルです。


もしコメントをしていただいた方で、自分への返事を確認なさりたい方は、


ぜひ、ご自身が書いた日付の日記をご確認くださいね。




というわけで。コメントへのお返事です!


お返事は関係ないという方が大多数ですので、今日はこの辺で。。。


いつもありがとうございます!今日も下矢印クリック下矢印よろしくお願いしますウィンク
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☆mizさんへ。


 はじめまして、コメントならびに、コメント内でのご返信、ありがとうございます!

同業者様とのこと、大変嬉しく思いつつ、反面、緊張の面持ちでもあります(苦笑)

 毎日更新に関しては、週末はお休みさせていただいている場合が多いのですが、

なんとか頑張らせていただいています。

 こちらのブログ、広く皆様に読んでいただきたい気持ちももちろんありますが、

出来たら各問題に対しては、同業者や医療関係者からの意見を伺いたかったり、

気づいていただきたかったりする想いでブログを立ち上げました。

もちろん他業種の方ならではの意見も貴重ですので、お待ちしている状態ではありますが!

 保険に関しては私も専門家ではありませんし、意見を言える立場でもないと思っています。

ただ、あまりにも患者様の要望が多いらしいのです。野田聖子さんもそう言っていました。

今後政府がどうするのか、早急には絶対に決まることではないですので、

ずっと見守っていきたいな、とは思っていますが、善し悪しは述べるつもりはありません。

胚培養士が国家資格にならないという現状から考えても、難しいでしょう。

胚培養士が国家資格になってくれたら良いな、と、こちらの方は思っていますが、

学会の関係、医師の関係、そして最終的には医師と厚労省が決めることですので、

いつまでたっても結論は出ない気がしています。

ましてや、厚労省は胚培養士の存在は認めていますが、

資格としては認めていないようですのでこれから先の道も険しそうです。

現実問題、胚培養士の国家資格制度に関する検討会に管理胚培養士が呼ばれた、

という話を聞いたことがありません。その立場の人間をどうして呼ばないのでしょうか・・・

 現在イギリスにいらっしゃるとのこと、

外から見ると私たちの世界はとても小さいのだろうな、とは思います。

これからも貴重な意見をよろしくお願いいたします。



☆一患者さまへ

はじめまして。二日に渡ってのたくさんのご意見、ありがとうございます。

私は保険に関しては専門外ですので大変参考になりましたし、

諸外国についてもとても勉強になりました、本当にありがとうございます。

本当に知識が豊富で、意見も筋が通っており、すばらしいですね。

正直、私のブログのコメントだけでは本当にもったいないと思いました。

私のブログはまだまだ、一部の人間が見ている限りです。

発信こそしていますが、ブログという性質上、なかなか全てを伝えるのは難しいですし、

いつも私も悩みながら書いております。

一患者さんの貴重なご意見は、ぜひ野田聖子さんや小渕優子さんといった

少子化に関する勉強会をし、法整備を考えている議員さん達に

是非お伝えくだされば、と思います。

もちろん、現厚労大臣に意見を伝えても構わないと思います。が、

出来れば直接動いている人たちに声をあげられたら、、、と思ってしまいました。

がん患者さんと高齢で不妊治療を受ける患者さまの例えは極論だとは思いますが、

日本は日本なりの考え方で、日本なりに法整備を進めていけば良いと思うのです。

諸外国はあくまでも参考程度。

がん患者さんなどの他分野は存じ上げませんが、少なくとも生殖医療の分野では、

外国人と日本人はホルモンバランスから薬の効き方まで異なることが多いのです。

だから論文も欧米のものはあくまでも欧米のものとして取り扱い、

直接参考になるのは日本人をはじめとするアジア人のものが多いのです。

ということは、欧米諸国の方法を直接日本では受け入れることができないこともある。

不妊治療の一環でも、そういう類の治療法はありますので、

治療法が異なるのではあれば、当然その背景の治療費に関しても異なって当然だと思います。

たまたま私が先日、WHO, ICMARTに関係している先生からお話を聞けたので

諸外国を参考にする日記を書かせていただきましたが、

諸外国は本当に参考程度で「ふーん、そうなんだ」と感じる程度で構わないと思いました。

私自身ボキャブラリーが貧困ですし、このブログという狭い世界では

なかなか伝えていくのが難しいと思っています。

一患者さんの意見を私も心に留め、これからも治療に携わりブログを書いていこうと思います。

お返事としてはあまり内容の無いものだったかもしれません、申し訳ありません。

これからもよろしくお願いいたします。

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Last updated  2012.03.12 18:22:38
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