4日目 8月1日 阿寒~屈斜路
6時に起床。昨日以上によく眠れた。朝飯は中華丼。さくっと片付けて8時前に阿寒湖畔キャンプ場を出発。阿寒湖畔という名前がついているこのキャンプ場、実際の湖畔からは少し離れているので、まずは湖畔を見に行ってみる。今日は朝から雲一つ無い快晴!さっそく今回から導入したPLフィルターを使ってみたけど、青が重厚な色になって良い感じ。ついでに昨夜買ったまりもっこりストラップを置いて記念撮影w土産物屋の店先にはいたる所にまりもっこりが・・・さすが阿寒湖。今日は摩周湖方面に行きたいので、241号を東へ。いかにも山岳国道って感じの道を走る。昨日と同じく上り坂では虫が追っかけてきてうざったい・・・しかも、北海道のツーリングマップルは他の地域とは縮尺が違い、走っても地図上ではあまり進んでいないように見えるので余計に長く感じられたりする。阿寒湖から1時間ちょっとで双湖台へ。手前のペンケトウはマップルに書いてある通り北海道みたいだ。強いて言うなら道南がぶった切れているけど・・・続いて双岳台。頂上の部分に雲がかかっていたがそれでも悪くはない。ここでおにぎりを食べて休憩し、その後は摩周市街までひたすら下り。8%くらいの急坂とカーブをこなすと今度はひたすら直線に。牧草ロールがいかにも北海道って感じだ。12時頃に摩周市街へ到着。道の駅摩周温泉の近くにあった定食屋「昇竜軒」にて五目あんかけ焼きそばを食べる。そこそこボリュームもあって美味い。どうでもいいけど、この時はまだ旅が始まったばかりであまり金のことを気にしてなかったので、昼飯は1食600~700円以上かけることも多かったっけなぁ。(後半では節約のためペヤング超大盛りばかり食べていた気が・・・w)定食屋でついでに水筒の水も満タンにし、摩周湖への坂を上る。摩周湖は標高300m台・・・とはいえ、直線基調のダラダラ坂では漕いでも漕いでも先が見えてこない。かなり萎えつつ、なんとか摩周湖の第一展望台へ。晴天の摩周湖を見ると婚期が遅れるとか言われてるけど、この時は普通に晴天。まぁ・・・自分はそういう噂はあまり信じないタイプなので(笑)、素直に晴天で見られて良かったということにしておこう。湖の反対側の眺望もなかなか。空が広いなぁ・・・そんな景色を見ながら羆ガラナを飲んで休憩し、今度は第三展望台へ。第二が抜けてるけど、裏摩周が第二展望台ってことなんだろうか?逆光だが背後には屈斜路湖まで見渡せる。その後は川湯方面へ。途中の下り坂では66,2km/hを記録してしまう。川湯温泉の手前に硫黄山があったので少し寄ってみた。いたる所から蒸気が噴き出していて壮観!青森の恐山を思い出す。さて、もう時刻は17時前。今夜はライダーハウス「蜂の家」で泊まろうと思っていたのでしばらく探してみたのだが、なかなか見つからない・・・。観光案内所に入って聞いてみると、少し前に閉館してしまったそうだ。仕方ないので屈斜路湖方面に走り、適当に寝場所を探す・・・が、疲れが溜まっているせいかいまいち野営する気が乗らない。砂湯キャンプ場はロケーションは悪くないけど虫が多いしなんだか暑い・・・池の湯の露天風呂は入ろうと思ったら人だかりが・・・そんなこんなで今日は野営する気になれなかったので、運良くあった屈斜路原野YGHに電話して予約。近くに夕食を調達できるところがあるか聞くと「無いですね~」と即答されてしまったので(笑)、数キロ手前のコタンという食堂?で夕食を食べる。そして19:30にようやく屈斜路原野YGHに到着。周りは何も無く、原野の中に宿の明かりがポツン・・・と点いていた。素泊まり3450円と少し高いけど、中に入ってみればユースホステルとは思えない綺麗さ。部屋は下に3人、ロフトに2人の5人部屋。今までYHに泊まったときは自分一人だけ、なんてこともあったけど、夏の北海道ということもあってここは結構賑やかだった。ほとんどの人が車で、バイクが2人、自転車は自分だけ。とりあえず風呂と洗濯を済ませ、摩周湖とコタンの食堂で見覚えのある?車で旅行中の兄ちゃんや、同室のおじさん達と色々話した。22時半ごろ就寝。走行距離:93km 走行ルート