7月28日に定植した下仁田ネギ。あれから順調な生育を見せ、先日、
約2回目の土寄せを完了。なぜ「約2回目」なのかというと、当初は深さ10センチぐらいの溝を掘って定植したのだが、雨が降るたびに溝に土が流れ込んだために、人が手を加えなくても自然に土寄せされた状態となり、今回が初の人為的な土寄せになるからである。そして、土寄せを完了した後の姿がこちら。
ちなみに、本場の下仁田での畑の写真を見ると、定植の際には溝を掘らないで平べったい畑に苗を植え、成長するにしたがって周囲から土を寄せているらしい。ただ、私の畑では場所不足のためにこの方法を取ることができず、あらかじめ溝を掘って植えている。
こうして画像を見てみると、我ながらうまくできたものだと思う。現在育てている下仁田ネギは下仁田産、サカタ、カネコの3系統で、いずれもよく育っている。ただ、面白いことに、同じ下仁田ネギでも系統ごとに個性が現れている。カネコの系統は軟白部(いわゆる茎の部分)がやや長い傾向にある。これに対し、下仁産のものは全体的にやや太くずんぐりとした傾向にある。サカタの場合は、カネコと下仁田産との中間よりもややカネコ寄りといった感じ。今後はそれぞれどのように変化するかが興味深い。