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テーマ:家庭菜園(57361)
カテゴリ:下仁田ネギ
2009年2月17日の日記で、レッド下仁田ネギを紹介したことがあった。このレッド下仁田ネギ誕生までの経過を簡単に説明すると、まず、2006年春に市販の下仁田ネギの種子を蒔いたところ、2007年1月にタマネギのような茶色い肌の個体が1本だけ出現。これを「ブラウン下仁田ネギ」と名付ける。 これを「レッド下仁田ネギ」と命名し、同2009年初夏に自家採種をする。そして2009年秋から現在にかけてレッド下仁田2代目を育成。寒さも厳しくなってきた今日この頃、その結果を確かめるべく収穫を開始した。 これが畑に植わっている現在の姿。下仁田ネギとしてはやや小ぶりで、大きさにもばらつきがあるのは、もしかしてこのネギが他品種と交雑しているからかもしれない。また、今回は苗作りがうまく行かなかったことと、今年の猛暑による影響もあるのかもしれない。本場の群馬県の下仁田でも、今年は例年よりもかなり収量が落ちたそうだ。このレッド下仁田の中から細めのものを4本収穫してみた。すると、予想以上に素晴らしい結果が出た。
オゥ、素晴らしい(^^)! ぬゎんと、試し掘りした4本が4本とも見事に赤く染まっているのだ。収穫するまでは軟白部は土中に埋まっているため、この日までどんな色になっているかはまったく分からなかったのだ。それが、ここまで見事に赤くなっているとは我ながらお見事。今後は細めのものを収穫し、もちろん太いものは次回の自家採種用に残しておく予定だ。うまくこの形質を固定できれば、種苗登録できるのではないかと皮算用している(笑)。 なお、同時にブラウン下仁田ネギも3代目を育成中だが、ブラウンとレッドを同時に育成するのは手間がかかり、また互いに交雑する可能性もあるため、今後はレッドだけに絞って育成を続けることも考えているが、せっかくブラウンは3代目まで育ててきたのに、ここでやめるのはもったいない気もする。さて、どうしたものか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.19 20:57:05
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