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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/11/15
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  1. Reynard The Fox (Ireland, England)
  2. The Widow Of Westmorland’s Daughter
  3. The Hiring Fair (Ralph McTell)
  4. Crazy Man Michael (Thompson/Swarbrick)
  5. Close To The Wind (Stuart Marson)
  6. ‘Big Tree’ Medley: The Swirling Pit (Dave Pegg)/Matty Groves (Child#81)
  7. The Rutland Reel/Sack The Juggler (Ric Sanders)
  8. Meet On The Ledge (Studio Version) (Richard Thompson)


Simon Nicol
vo, a-g, e-g
Dave Pegg
b, mandolin, vo, ds (5)
Dave Mattacks
ds, key (3, 5)
Ric Sanders
e-violin, key-b on first part of 6A
Martin Allcock
e-g, a-g, e-bouzouki, a-bouzouki, vo, fretless-b (5)

 87年夏に行なわれたコンサートの模様を収録したライブ盤。ラストのリチャード・トンプソン作品のみスタジオバージョンとなっている。

 フェアポート・コンヴェンションは79年に一旦解散し85年になって再結成しているが、こちらの「イン・リアル・タイム」は85年のカムバック作「グラディス・リープ」から数えて4枚目に発表されたもの。
 メンバーは唯一の創立メンバーであるサイモン・ニコルデイヴ・ペグデイヴ・マタックスのおなじみの3人にリック・サンダースマーティン・オールコックの2人を加えた計5人。
 メンバーは皆それなりの年齢になっているわけだが(オールコックはまだ30歳だけど)、レイドバックしている感じはあまりしない。元々演奏技術は高いから「いつ声を裏返すかいつリフをトチるか」といった類の意地悪なドキドキ感とは無縁なわけだけど、中年になって滋味部分がさらにヒートアップしてきたとでもいうか。
 落ち着いてはいるけれど所帯じみてはいない…がしかし、さすがに若い頃と比べると威勢の点ではやや劣っている。

 ただ、聴き始めて最初の間奏が「太鼓がやったら元気だなあ」だったのも事実。とくに最初の2曲は別人のような暴れぶりだ。3曲目以降は元の派手さはさほどないが堅実なドラマーに戻っているけど。

 サンダースの弾き方はデイヴ・スウォブリックと比較するとより滑らかで、細かなビブラートをよくかけている。歌は担当していないからかスウォブリック在籍時のライブよりもバイオリンの登場頻度は高い。
 ペグのマンドリンもまた効いていて、8の高速バイオリン+マンドリンはちょっとした聴きもの。

 ますますダンディさが増しているニコルさんの歌声も要チェックだ。4の泣き度はサンディ・デニー・レベルにはさすがに達していないがそれなりに泣ける。




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Last updated  2006/11/03 05:52:50 PM
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Re:レビュー#385 ますます男前になったわねェ… FAIRPORT CONVENTION 《IN REAL TIME》 87年英国(11/15)   祭文に凝る さん
これはライブではなく、全編スタジオ録音らしいですよ。昔よくあった擬似ライブというやつ。そうなった経緯は、以前何かで読んだ気もしますが忘れちゃいました。契約の関係とか、いろいろあったんでしょう。聴いてるほうはわかりませんよね。 (2005/11/17 08:33:14 AM)

付け足し   祭文に凝る さん
FCのファンサイトによれば、観客の声はやはりアイランドが付け足したようです。JOHN MARTYNのライブ音源から引っ張ってきて(笑)。ジャケットの下の写真も、ステージと観客は合成! 合成する前の2枚の証拠写真?まで示されていました(笑)。でもこのアルバム、RIC SANDERSが居るアルバムとしては珍しく好きです。 (2005/11/17 10:56:37 AM)

Re:レビュー#385 ますます男前になったわねェ… FAIRPORT CONVENTION 《IN REAL TIME》 87年英国(11/15)   バートっち さん
祭文に凝るさん

歓声、後付けなんですね。しかもジョン・マーティンのライブ音源からって(笑)。
ジャケも合成だとか。
見事に騙されてしまいました(^^; (2005/11/17 01:47:40 PM)

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