カテゴリ:90年代男性ソロ
all songs written by John Wesley Harding
この人、学歴高いんですよ。 なんたってケンブリッジ大卒ですから。 このジャケは聡明な青年って感じだけど(1965年10月22日生まれ…誕生日今日だよ!おめでとうございます)、2007年6月にポウジーズのジョン・オウアと来日公演やった時にはロマンスグレーのダンディなナイスミドルと化していて、おじさま好きの私は惚れちゃいました。(きゃー) SSWである彼は小説も出していて、その「ミスフォーチュン」は一般紙の書評欄でも高評価でした。 読みたいなあ。図書館にあるかな。 通算何作目かは知らんけど(相変わらずダメ)、サイアーに移籍してからの1枚目です。 ジョン・ウェズリー・ハーディング(以下ウェズ)はその名前からボブ・ディラン系列なのかなあと思ったりしますが、ディランというよりはフォーク寄りのポップスをやってるエルヴィス・コステロみたい。 声質が似てるのがそう思う最大の要因だけど、あまり小難しい印象はないんだ。 英文学を専攻していたくらいだから歌詞の内容は深そうだけど(対訳つきだけど読み込んでない。やっぱりダメ)、メロディに関しては緊張しながら聴く必要はまったくないです。 たくさんいる演奏協力隊のうち、不幸にも?バートサンにロックオンされてしまったのはケニー・クラドックとカースティ・マッコール。 とくにクラドックは15曲中8曲に登場と、メイン鍵盤奏者の扱いだね。 11でハーモニーくっつけてるカースティ・マッコールはもちろん英国フォークの父さんことイワン・マッコールの娘さんで、ポーグスへのゲスト参加が有名ですな。 他にもブルース・トーマスはスワンプ系のバンドにいたような気がするし、トム・ロビンソンなんて人も昔の音楽雑誌をめくると名前が出てくる。 サウンドはよく晴れ渡っています。 ちょこっと鼻にかかっているけれどすっきり通りのいい歌声でスカッと。 時折ラッパ隊が加わって音数が一気に増えたとしても、やかましくはならないのね。 ライブでもウェズは生ギターを抱えながら(演奏技術はかなりのものだと思ったよ)、ロッケンローラーよろしくアグレッシブにステージングしてました。 ジャケや学歴、名前から勝手に想像するサウンドはおとなしめの優等生フォークだけど全然そんなことはないの。 ノリはかなりいいし(でもヘドバンするまでには至りませんよ)、ああそうだ、この感触はヒューイ・ルイス&ザ・ニュースにも似てるのか。 でも攻撃性は皆無で、元気はあるけどハートウォーミング。 そう、鍋料理を食べたくなってくるこれからの季節にうってつけってことですね。 公式サイト お気に入りミュージシャンのコーナーにはここのブログでもしょっちゅう登場している人たちがずらり。 コッパー・ファミリーやマディ・プライアが好きということだし、セシル・シャープが「この人が生きていたら」コーナーに登場してるよ。 しかも贔屓のサッカーチームが私と同じアーセナルだ! 嬉しいなあ(*´∀`*) <今日の私> パソコンを買い換えることにしました。 今ってメモリは1ギガが主流なのかしら? ノートでも容量200とかあるし・・・ 私が使っているデスクトップ(5年前の夏に購入)はメモリ250メガ、容量80だからぶったまげです。 近いうち立川のびっくりカメラにスパイしに行かんと! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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