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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2007/10/26
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カテゴリ:70年代男性ソロ

  1. Swallow Flight
  2. Light Traveller
  3. Reflections I
  4. Reflections II
  5. Freedom Road
  6. Introspection
  7. Passing Time
  8. Portrait Of A Village
  9. Summer Song
  10. Glastonbury
  11. Little Hands
  12. Deserted Streets

all titles composed by John Renbourn

John Renbourn

 「ジョン・レンボーンのギター」か。
 うん、アルバム名に惹かれて買っちゃう人も多いかもね。
 英国フォーク界では大御所ギタリストのうちの1人に数えられてるし。

 ところがどっこい。
 最初に登場したのは森の奥から聴こえてきそうなフルート!
 エコーまで効かせていて…なんだなんだいったいどういうことなんだ!

 なんて怒るわけがないじゃないですか。温厚なこの私が。
 2からはギターが現れて、ようやく主役登場だなと思ってたらここでもフルート。
 こんなアルバム名だから全編ギターのみと思っている皆さん、ご注意を。

 ただね、たぶん吹いてるのはトニー・ロバーツだと思うけど、このフルートが絶品なのよ。
 雑菌がまったく入り込んでなくて清楚。
 ジョン・レンボーンのギターも気品があって、まさに令嬢(いや令息か?)音楽ですよ!

 生だけじゃなく電気ギターも弾いてますね。
 5での甘美なトーン、なんかセクシーです。
 …この人にセクシーって言葉はあまり似合わないな。

 本作の主役はレンボーン本人じゃなくロバーツかもしれんなあ。
 吹いている時間が長いということがまずはあるんだけど(10と11ではリコーダーを多重録音してます。ベリーグーです)、ギターもフルートを盛り立てるような感触。
 前々から我は強くない人だとは思っていたけれど、こういうタイトルにしといてこの内容かい。
 アンタどこまで裏方キャラなんだ。

 ラストで出てくる木管はクラリネットかな?
 吹いてるの誰でしょ。
 ロバーツかしらね。
 ここでもギターは完全に脇役、笛がプリマです。

 これが録音された77年といえば、レンボーン、ロバーツ、ペンタングルの同僚ジャッキー・マクシー、インド人のケシャヴ・サテ、アメリカ人フィドラーでレンボーンのソロにも客演経験があるスー・ドラハイムによる第1次ジョン・レンボーン・グループのアルバムが発表された頃。
 全体に流れる古楽風味はJRGに通じるものがあります。

 8は“メイド・オン・ザ・ショア”だね。
 オーバーダブされているであろうフルートと、これまたオーバーダブ疑惑のジャッキー(たぶん、というか絶対)によるスキャットが滅茶苦茶美しい!
 これだけでも買う価値あるって思ってしまったほどです。
 ジャッキーのスキャットは次の9でも登場していて、どっちが先に録音されたのかは知らんがこれはJRGの前哨戦みたいなアルバムなのかしら?なんて思ったりね。
 耳をすませてよーく聴くと最後のほうにはタブラっぽい音も登場していることだし。

 JRGが好きな人なら本作も間違いなく気に入るだろうし、逆もまた然りです。


 公式サイト


びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

<今日の私>

母に自分の年齢を言ったところ。
丸い目をさらに丸くして本気モードで驚いてた。
しかも3回確認しなおされたよ・・・
「えーっそうだったの!?26さいぐらいだとおもってた」

・・・おかーさん。娘の年齢くらいちゃんと把握しといてください。


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Last updated  2007/10/26 08:59:00 PM
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